14年 | |
02/12/31 | 雲上の大雪原を散策 |
山本小屋駐車場で出発準備中 | 小屋の脇の道を歩いていく |
翌朝起きて美ヶ原へ車で出発。和田村の街中は一部圧雪状態になって
いる。郊外にでたら一度雪はなくなったけれどすぐに圧雪状態に戻った。
沢沿いを上がって和田村別荘地をすぎるといっそう雪が多くなった。
牧場をすぎると道はクネクネカーブが連続。やがてビーナスラインが左
から合流し山本小屋駐車場に到着した。数台の車がとまっているけれど
ほとんどが小屋の車のようだ。
天気予報通り昨日に比べると雲が多いもののほぼ晴天だ。地図にはト
イレマークがあるがどこにもない。冬季は使えないのかも。
目出帽にサングラスと完全防備、準備をして出発(8時15分)、みーとさん
はスノーシュー、僕はワカンで道路を進む。右側はすごい雪原が広がり左
には雲のかかる八ヶ岳連峰がみえる。それにしてもすごい照り返しだ。サ
ングラスをかけてなかったら間違いなく雪目になるだろう。
標高が高いからだろうか昨日から晴天にもかかわらず霧氷ができてい
る。高原はそのふちでカクンと一気におちて独特の形をしている。
美ヶ原高原ホテル前に到着 |
美ヶ原高原ホテルが近づくとホテルの人だろう、スノーモービルがやって
きてUターンして戻っていった。ホテルに着くとシャム猫が逃げていった。こ
んな寒い所に猫がいるなんてなんか不思議。ホテルでは有料だけれどトイ
レを使わせてもらえるようだ。
美しの塔によってさらに王ヶ頭を目指し歩いていく |
今日はXCスキー講習会があるようで数人が外で準備をしている。僕らは
ホテルの脇から雪の遊歩道を歩いていく。歩道の中はたくさんの人が歩い
て踏み固まれているので沈まない。歩道の両側には柵があるのでホワイト
アウトをしてもホテルまで戻ってこれそうだ。前方遠くに美しの塔がみえ歩
道から出てそちらへ向う。
時々ズボっとはまる。日差しがあたるせいか風で飛ばされるのか積雪は
それほどでもなく五十センチはないのでは?。他に誰もいない塔で鐘をな
らしてみた。歩道に戻り王ヶ頭を目指す。塩クレにはトイレがある。冬は使
えるのかな?。
西に見えた常念山系 |
トイレには寄らず王ヶ頭を目指す。このあたりは風が強い。日差しがきつ
く雪紋が輝いて美しい。王ヶ頭手前は左が絶壁になっていて先には高ボッ
チがみえる。時々王ヶ頭に雲がかかる。安曇野方面は雲海になっており
北アルプスに雲がかかる。
東には雲をかぶった八ヶ岳連峰が見えた |
連日の登山で急登は疲れる。ずーっと前を歩く二人組もかなりゆっくり登
ってる。前方から雪上車がやってきた。これが王ヶ頭ホテルの客を運ぶの
に使われているもののようだ。山本小屋方面へ行った後客を乗せて戻っ
てきた。
王ヶ頭ホテルが近づいてきた | 宿泊客を乗せた雪上車 |
そしてホテルに到着(10時)。裏にまわって山頂に到着。ここも左が絶壁に
なっている。相変わらず北アルプスには雲がかかっているけれど常念岳あ
たりが時々姿を見せてくれる。
王ヶ頭ホテルに到着 | 王ヶ頭頂上 |
ここは風がすごくキツク寒いので昼食をとれるところを探すが見つから
ず山本小屋へ戻る(10時25分)。
相変わらず天気はよいが八ヶ岳は完全に雲をかぶってしまった。小屋の
駐車場(11時半)も寒くとてもじゃないけれどこんな所では食べれない。和田
宿で美味しい山菜ソバ(おすすめ)を食べ仏岩温泉で汗を流し中央道で大阪
へとかえった。
山本小屋に戻ってきた | 山本小屋駐車場 |
美ヶ原への道は完全アイスバーン | 諏訪湖 |
私のコースタイム(休憩含))山本小屋駐車場-105分-王ヶ頭頂上/王ヶ頭頂上
-65分-山本小屋駐車場