大川入山1908m(南飛騨・岐阜)

14年
02/10/28紅葉の山から霧氷回廊へ


02/10/28(紅葉の山から霧氷回廊へ)

閑散としたあららぎスキー場に車をとめる 山にはどんよりした雲が垂れ込め
ている

 翌朝起きてみると相変わらず寒い。日差しはあるものの山々には相変わ
らず雲がかかっている。寒くてあまり気が進まないけど車であららぎスキー
場へ向かった。
ゲレンデ左よりに登山道が続いている 最初は秋模様の山歩き

 がらーんとした広い駐車場に車をとめてトイレを探すけれどスキーシーズ
ン以外はカギが閉まっていて使えないようだ。準備を終えて登山を開始(7
時半)。

 スキー場の左側を登っていく。風がめちゃめちゃ強くて寒い。背後の山は
全山紅葉と行った感じで日が当たるとすごく美しい。いっぽうの大川入山
方面はどんよりとした黒い雲で薄暗い。
左側には美しい白樺林が広がる

 スキー場の上まで登ってくると左側に大川入山登山道と看板があるので
それに従いスキー場から登山道へと入っていった。紅葉の中を歩いて小さ
な沢を横切り美しい白樺林の中へ。
道は終始明瞭でした 水資源を作るとは笑わせる森林開
発公団の看板 森を破壊してんじゃ
ないの?

 高原を歩いていくと森林開発公団の看板がありその先は伐採されて杉の
苗木が植えられていた。こんな所に植林してなんの意味があるんだろう?
ムダな公共投資以外の何物でもなかろう。でも伐採された御蔭で展望はす
こぶる良く紅葉の山々を一望できる大パノラマだ。
南からの日差しが山々を照らす

 赤や黄色、黄緑に紅葉した森の中を歩いていくけど二人とも写真を撮るの
に夢中になって歩いている時間より立ち止まっている方が長くなってしまう。
急な尾根道を登っていくと少し緩やかになった。
すばらしい紅葉が続く

 尾根に沿って道は左にカーブし雪化粧をしてきた。やがて雲の中に入って
しまった。やはり雲の中は霧氷が発達している。笹の緑と霧氷の白のコント
ラストが美しい。雪はそれほどでもなくうっすら程度だけど風が強くガス(雲)
が濃いいのでエビの尻尾もできている。
うっすら雪が積もってきた
風が強くすごく寒い 稜線では霧氷が発達している

 一度グングン登ってニセ山頂に到着。ここからは高原状の尾根道が続く。
天気がよければどんなにすばらしい景色が広がっていることだろう。残念だ。
ふたたび少々キビシイ登りを経て山頂に到着。残念ながらガスでぜんぜん
展望がない。
天気がよければ大パノラマだろう

 反対側から登ってきた夫婦連れがいた。あちらからも同じ位の時間で登れ
るとの事だ。風が強いし寒いので早々に退散。下山中にはガスが取れてき
て麓や大川入山山頂を望めるようになってきた。ニセピークの右には大きな
ガレが見える。霧氷の山から紅葉の山に変わりさらに下っていくとスキー場
に到着。大阪へと帰った。
下山中に少しガスがとれてきた
大川入山山頂方面

紅葉したカラマツが美しい 上は冬景色、下は紅葉真っ盛りの秋
でした


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