14年 | |
02/06/23 | 大股よりピストン、低徘オフにて |
02/06/23(大股よりピストン、低徘オフにて)
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橋を渡って伯母子岳へ | 水がとても綺麗 |
朝七時半前に家を出発して金剛トンネル経由で五條から国道168号を進み大
塔村山際で県道53、734、733号で野迫川へ。トイレがあったので休憩してい
ると見覚えのある車の列が進んでいった。前日からこのオフに参加している
杉崎さん達だった。その列に付いていくと伯母子岳大股登山口に到着した。
登山口には車十台ほどが止めれる駐車スペースやトイレがあった。
9時55分に登山を開始した。天気は曇、低い雲がでていてどんよりしている。
野迫川にかかる橋を渡り道標通り集落の中を登って墓地の前にくるとジキタ
リスがたくさん植えてあった。道端にはユキノシタがたくさん咲いている。
山の中に入るとササユリが咲いている。今年初めての対面だ。急なジグザグ
道を登っていく。風がなくムシムシしていて汗だくになる。
ヤマゴボウ | 萱小屋(跡)にて |
植林の中の単調なのぼりが続く。ササユリやウツギ、コアジサイが咲いて
いるのが幸い。やがて山体の右側を巻くようになると時々展望が開けて奥高
野の山々がみえる。道は局ヶ岳の飯高町の新登山道のような林道のような無
味乾燥なものだ。
水谷さんが道下の斜面にオダマキを見つけた。すごく喜んでいることから
もめずらしいのだろう。崖から落ちそうになりながらも写真を撮っていた。
四十分ほどで萱小屋に到着し休憩。といっても今は小屋はない。昔は茶店だ
ったそうだ。ここにはヤマゴボウが咲いていた。稜線にでてきてしばらくす
ると桧峠に到着。山頂まで1.9km大股まで3.5kmとあった。このあたりはもう
登山道というより完全に林道だ。
まず桧峠をめざす | 伯母子岳遠望 |
峠からは山の左側を登っていく。登っていくといってもそれほど傾斜があ
るわけでなくまた標高が高くなってきたので涼しくペースが速まる。時々倒
木があり林道をふさいでいる。北から東の展望が開けてきた。大峰が一望の
はずだけれど今日は低い雲が立ちこめ雲の中のようだ。伯母子岳のあたまに
も雲がかかっている。羽を広げた鳥のような美しい形をした山だ。
桧峠から十分ほどあるくと夏虫山分岐に到着。みなさん昨夜の宴会疲れが
残っているのかイマイチ夏虫山には登りたくなさそう。帰りに時間があれば
登ろうと伯母子岳を目指す。ブナやミズナラの林の中を進む。コアジサイの
群落が斜面にあり美しい。
コアジサイの群落がいっぱい | 登山道というより林道そのものだ |
そして正午に頂上と山小屋、高野龍神スカイラインへの分岐についた。も
ちろん真中の頂上への道を進む。少々急な尾根道を登っていくと頂上に到着
した(12時13分)。低い雲のせいで大峰はみえないけれど霞が少なく淡路島、
生駒、熊野灘まで遠望できる。貴公子さんに双眼鏡を借りると友が島やタン
カー、三国山レーダーサイトまで見ることができた。
頂上との分岐 | 頂上はもうすぐ |
頂上はひんやりしていてちょうどいい気温だ。昼食をとりしばし休憩。36
0度の大パノラマの中、展望を楽しんで記念撮影をし下山(12時45分)、山小屋
を目指し東へと下っていった。激下りを終えるとトタン屋根の小屋前に到着
した。でもここにはオフロードバイクが十台ほどとまっている。これにはみ
んな興ざめした様子。でも林道があるから来たのであって彼らには非はない
だろう。休憩する気もせず桧峠を目指し進む。
頂上は草原状だ | 360度の大パノラマ |
登ってきた時より天気は悪くなっており雨が降り出しそうな気配がある。
水場があるが今日はそれほど暑くはないので誰も汲んでいない。桧峠を経て
萱小屋に到着。ここから激下りが続く。歩くと膝がガクガクするので思いき
って小走りで下って14時40分には登山口に戻ってこれた。予想通りの大パノ
ラマを楽しめ満足した山行を楽しむことができた。ここは冬に霧氷を見物に
くるものいいかもしれない。
ササユリはちらほら咲いてました |
私のコースタイム(休憩含))大股登山口-43分-萱小屋(跡)-95分-伯母子岳/
伯母子岳-115分-大股登山口