14年 | |
02/05/26 | 低徘オフにて、いいとこ取りの稜線歩き |
02/05/26(低徘オフにて、いいとこ取りの稜線歩き)
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出発準備中 | 木ノ実ヤ塚登山口 |
朝五時半に大阪を車で出発し集合場所のやはた温泉へと向かった。昨日に
引き続き今日も天気がいい。こんな天気だからか交通量がこの時間帯として
はすごく多い。集合時間の八時になんとか間に合った。到着し挨拶をすませ
る。車をどうするか話あった。
二階岳を目指す | ツツジが満開 |
天理高校小屋を手入れをしにやってきた方が麦谷林道はまだ通行止めでは
ないかと言ってきたのでそれを調べに私の車は木ノ実ヤ塚登山口へと先に向
かうことにし他の車はいったん大又登山口へと向かった。
木ノ実ヤ塚と薊岳 |
林道を登っていく。長いクネクネ道を登っていくと左側に車が止まってい
る。見ると木ノ実ヤ塚登山口の道標があった。道は思ったよりもよく最後ま
で舗装路で何の問題もなく登山口まで登ることができた。二駆軽四でも登れ
たから車でここまで上がってくるのは問題ないように思われる。
最初のピーク |
道端に車を止めていると佐竹さんの車が登ってきた。遅れたので直接ここ
まで登ってきたようだ。他のみんなが登ってくるのを待つ。地面に車上荒ら
しにあった車の粉々になったガラス片がある。貴重品は車内に置かないほう
がいいだろう。
タニギキョウ | 緑いっぱいの登山道 |
みんながやって来て準備が終わった所で登山を開始した(9時05分)。植林の
尾根道を登っていく。腰ほどまでの笹が周囲の斜面に繁っているがやがて低
い笹に変っていった。
木ノ実ヤ塚 |
満開のツツジがうつくしい。木立の合間から木ノ実ヤ塚や薊岳がこんもり
した山容を見せている。10分少々で一つ目のピークに到着した。ここが木ノ
実ヤ塚かなとみんなで話したがそれを示すものはない。貴公子さんのGPSによ
るともう少し左へと尾根上を行った所のようだ。
薊岳頂上直下にて | みはらしの良い薊岳頂上(雄岳) |
少し下って登り返し三百メートルほど進んだ所にあるピークに到着。ここ
が二階岳のようだ(9時22分)。(ぜんぜん疲れていないけれど)休憩し植林帯
の中の明瞭な道を進んでいく。時々満開のツツジが見られる。明神岳から笹
ヶ峰へと続く稜線が時々みえる。
南に大峰山系を望む | 白髭岳方面 |
タニギキョウが道端にたくさん咲いている。でもこのときはなんという名
の花かわからずみんなでなんだろうと話した。二階岳からはバイケイソウが
あちこちで群生している。目の前に緑に覆われたまるい木ノ実ヤ塚がみえて
いる。
奈良方面 | 登ってきた木ノ実ヤ塚方面 |
少しの急登で木ノ実ヤ塚頂上に到着できた(10時)。展望はないもののブナ
に覆われた心地の良い頂上だ。休憩した後、薊岳を目指す。芝生のような背
の低い笹の下地のブナ林を進んでいく。キツイ登りも下りもなく山の空気を
めいいっぱいに感じ歩くことができる。
薊岳頂上にて | お食事中 |
後にはまるい木ノ実ヤ塚がみえている。みはらしの良い所があったのでそ
ちらへ向かってみる。ふと足元をみるとちいさなへびが丸まっている。頭が
尖っているのでなんだろうとみんなにいうとこれはマムシだよとフェアさん
に教えてもらった。
バイケイソウ |
この後みんなの視線はおのずと足元へ。一度ぐーんと下がっていよいよ薊
岳への登りだ。けわしい薊岳もこちらからだと緑に覆われている。登山道は
険しくなってきて岩場が多くなってきた。背後には大台ケ原がみえている。
山頂の左を巻いて薊岳頂上に到着した。
チゴユリ | ユキザサ |
頂上はせまく数人の登山者が景色を楽しんでいる。時期をすぎたシャクナ
ゲが咲いている。遠くには金剛山と葛城山、生駒山地もみえている。大普賢
岳、釈迦ヶ岳に白屋岳もみえる。おもったよりも霞が少なく遠望を楽しんだ。
道は終始明瞭でした |
少し早いけれど昼食にしようということになった。でもこれだけの人数が
いたら迷惑になるだろうと もう少し進んでいくことにした。薊からは少し
尾根が尾根らしくなってきて(?)広い所がない。やっと適当な所を見つけ
各自適当な所に座って昼食になった。
明神平へ |
ビールを飲んで昼寝〜。長く気持ち良く眠ることができた。起こされ慌て
て準備をし明神平へと向かう。夏のような積雷雲のちいさな雲があちこちに
いっぱいできている。ここからも快適なブナの森を歩いていく。笹の中にチ
ゴユリが数輪咲いていた。
尾根は幅広くなってきた。明神平が近づいてきたからだろうか。二重稜の
ちいさなのがでてきた。その間にはバイケイソウがいっぱいある。左から登
山道が合流してきた。これが横グラ谷からの道だろうか。いよいよ丸山へと
登る。登りつめると前方に明神平の草原が広がった。雪の明神平もいいけれ
ど緑の中の明神平もなかなかうつくしい。
みんな写真を撮るのに夢中 |
フェアさんとみーとさんとで先へと進むがみんな前山で立ち止まっている。
ワラビもどきがいっぱいある。草原を進んでいき東屋でひとやすみ。ここも
植林の少なく緑がうつくしい。
向こうには水無山 |
そろそろ下山しようと下っていく。少し下った所からも金剛山と葛城山が
仲良くならんだ景色をみることができた。さらに下ると水場にでてきた。す
ごくおいしい水でみんなも水筒に入れている。ヒメレンゲが周囲にいっぱい
咲いている。
明神平の東屋 |
少し下りた所の水場にて | ヒメレンゲがたくさん咲いていた |
明神滝も緑に覆われていてすばらしい眺めだ。沢ぞいの道はいろんな花が
咲いていてあきない。やがて作業小屋をすぎ旧あしびき山荘前へ。ここまで
くるともうすぐだ。沢を渡り木の梯子を下って登山口に到着した。ここから
車の所まで歩いてゆき貴公子さんの車で木ノ実ヤ塚登山口のマイカーの所ま
で送ってもらいやはた温泉で汗を流し大阪へと帰った。
緑に包まれた明神滝 |
大又登山口に到着 |
私のコースタイム(休憩含))木ノ実ヤ塚登山口-55分-木ノ実ヤ塚-45分-薊岳-10分-食事・
食事-25分-明神平-65分-大又登山口