剣尾山784m

14年
02/03/28 ひさびさの北摂山歩きは快晴ポカポカのハイキング日和


02/03/28(ひさびさの北摂山歩きは快晴ポカポカのハイキング日和)

登山口はすぐにわかります 整備されていて登山道は明瞭(散策道みたい)

 九時半に大阪狭山を出発し剣尾山を目指した。快晴・ポカポカ陽気で低山
徘徊にはもってこいだ。川西にて国道173号を北上し桜のたくさん咲く一庫ダ
ムを通りやがて山間に田園の広がる能勢町へとはいった。

 高岳登山口へと向かう県道602号を左手に見送りさらに進むと右手に玉泉寺
の看板と剣尾山登山口標識があったのでそこで右折し能勢の郷というキャン
プ場?の脇を登っていくと登山口(トイレ・地図有)があった。

行者山には巨岩が散在 山頂付近?

 今回はバイクだけど車で来たら駐車スペースが少ないので朝早くこなけれ
ばならないだろう。午後12時20分に登山を開始した。幅の広い登山道で公園
の散策路のような整備のされ様である。ゆるやかな木の階段を登っていくと
高さ五メートル以上の大岩があちらこちらに点在するところにでてきた。灯
篭や祠もある。行者山の名の通り 昔は修行に使われていたようである。

 巨岩の上で弁当を食べている人がいる、今日はすごく天気が良く風もない。
行楽にはもってこいの日だ。巨岩の間を登っていくと尾根の上にでてきた。
行者山469mの頂上だった。でも尾根の一部のような感じでこの道標がたって
なければ頂上とは思えない。摂津大峰としての歴史が簡単に記されていた。

雑木林が続く 山頂近くになると笹が出現

 ここからは背の低い潅木帯で青空の下、すごく気持ち良く歩くことができ
る。北摂でもここだけなのかわからないが植林があまり見当たらない。左前
方には剣尾山らしき山体が見えている。やがて尾根道から右山腹に変わる。
炭焼かまど跡があり説明板がそばにある。ニホンシカがいるとの説明板もあ
った。

 時々南側の視界が開けるが霞がひどい。大阪市街地はかろうじてわかる。
前方にはつったった尖った岩がみえる。剣尾山はあちこちにこういう岩があ
るみたいだ。ふたたびなだらかな尾根道を進む。あたりには松の木がみられ
る。

月峯寺跡にはあせびが咲いていた 整地された月峯寺跡

 この少々斜度を増した登山道を登っていくと六体地蔵さんの所にでてきた。
岩のたもとにひっそりと岩陰地蔵さんがおられ六体地蔵さんは道ばたに前掛
けをしてもらって松の木からのこぼれ日をうけている。

 アセビが白い花をぶどうの房のようにたっぷりと咲かせている。野外活動
センターとの分岐をすぎて平たく整地されたところにでてきた。この辺りは
昔、月峯寺の建っていた所らしく井戸の跡もある。

大展望の剣尾山山頂 青空が気持ちが良い

 ここから青空の下、笹尾根をひと登りすると頂上に到着した(13時35分)。
夫婦づれが一組いるだけで静かな頂上だった。剣尾山といえば北摂の名峰な
のでもっと人がたくさんいるのかなあと思っていたので少し意外だった。霞
んではいるけれど360度の大展望で北には笹の高原の深山(みせん)、西には
羽束山、大舟山、六甲連山が、北東には低い山々が幾重にも波打っているの
が望まれる。

 ポカポカ陽気ですごく気持ちがいいので二十分ほど頂上の大岩の上で昼寝
をした。この後、登ってきたのは夫婦一組と青年一人だけだった。14時半に
なったのでもうそろそろ下りなければいけないので名残惜しいけれどもう一
度景色を眺めてから登ってきた道をひき返し登山口へともどり(15時15分)
家へと帰った。

野外活動センター 北西には低い山々が並んでいた

能勢の郷がみえたら登山口は近い 登山口に到着

私のコースタイム(休憩含))行者山登山口-75分-頂上・
              頂上-50分-行者山登山口
                


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