14年 | |
02/09/21 | 心地よい静かな里山ハイク |
02/09/21(心地よい静かな里山ハイク )
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貝原地区を上がっていき駐車 | 丹生川を隔て城山618m |
時間がかからず簡単に登れる山を探して天和山、乗鞍にしようかなと迷っ
た挙句、エリアマップでみつけた展望の良さそうな櫃ヶ岳に登ることにした。
検索してみると山太さんや芳村さんのレポートがでてきたので参考にさせて
もらう。
なんとまだ上には生活してる人が | ひたすら車道を登っていく |
七時半頃に車で大阪を出発して水越峠を経て(旧道は通行止め)下市にて
県道20号へ。少し霞がでているけれど天気は快晴に近く絶好のハイク日和だ。
走っていると西吉野村に入ると十日市にて左やすらぎの村との看板がでてき
たのでそこで左折し県道138号へはいった。えらく山の中で道が狭くてたーま
に来る対向車とのすれ違いに少し苦労する。
道標は完備されてます | 金剛葛城の展望台 |
丹生川沿いを走っていると右手に貝原地区の案内図がでてきた。そこには
櫃ヶ岳ハイキングコースとの道標があるけどえらく急な狭い道をあがってい
かなきゃいけない。まあ車が小さいのでなんとかなるだろう。集落へと入っ
ていく。このあたりは冬になったらすごく雪が積もるだろうにどうやって過
ごしてるんだろうと疑問になってくる。こんな急で狭い道路は車は通れなく
なるだろう。
美しい金剛山と葛城山 | めざす櫃ヶ岳が見えた |
再び地区案内図が出てきたのでそれを参照し上へと伸びる分岐があったの
でそちらへ。何度か切り返しをしてめちゃ急な道路をあがっていく。廃田や
畑の中を走っていくと廃屋がありここから先はかなりの急勾配になっていて
上がれそうにない。民家の前に軽四ならなんとかとめれるスペースがあった
ので駐車した。廃屋の雨戸にはたくさんいついつ墓参りに来たとかホコリで
書いた落書きが残っている。
鳥居をくぐると〜 |
準備を終えて歩きはじめた(9時55分)。あたりを見渡すと山々の上の方ま
で民家が散在している。廃屋がたくさんあるのがわかるような気がする。か
なり不便だろう。道端に昔の車が捨ててある。いつからあるんだろうとみー
とさん。三十年は越えてるんじゃなかろうか。
一本道を歩いていると後ろから郵便の車がやってきた。上にある民家に配
達していったのでびっくり。確かに住んでる気配がある。犬がワンワン吠え
立ててる。道路を登っていきその民家を見てみると犬がたくさん居て吠え立
てる犬を老婆がなだめていた。
〜また車道 | 櫃ヶ岳八幡神社 |
山頂にある神社まで林道が続いているんじゃ?とみーとさんが言う。エリ
アマップにはそこまで書いてないけどたぶんそうじゃなかろうか。しばらく
展望のない林道歩きが続く。だんだん道がよくなってきた。右手に大きな駐
車場がでてきた、でもねえ・・。その先で左に林道が分かれている。道標が
ありそれに従いその林道には入らずそのまままっすぐ進んでいく。あれが東
屋じゃとみーとさんが言うので見てみると確かにそのようだ。この東屋は展
望所になっていて金剛山葛城を望む好展望所になっている(10時20分)。一方
東には目指す櫃ヶ岳がぽっこり突き出した山頂をみせていた。
東屋から十分ほどで舗装路が終わりやがて分岐がでてきた。道標があり右、
櫃ヶ岳となっている。そちらへ進んでいく。今度は左手に鳥居がでてきた。
ここからやっと登山道だよとみーとさんは喜んでる。林道から離れ鳥居をく
ぐりしばらくするとまたまた林道にでてきてしまった・・それもコンクリ林
道だ。これまたえらく急でこけたら転がって下までいってしまいそう。右に
カーブし前方に神社がみえてきた。この先が頂上だ(10時40分)。
神社の裏が頂上だ | 稲村ヶ岳が望まれる |
こじんまりとした神社の左手から頂上へいってみる。まったく展望がない
のかと思っていたけどバリゴヤや稲村の尖峰や八経ヶ岳などの山々を見るこ
とができてまあまあ満足。釈迦ヶ岳や七面山は高城山や武士ヶ峯がじゃまを
してみることができなかった。空気は冷たいものの日差しがきつくあまり頂
上には長居はできずひき返す。エリアマップでは稜線づたいに栃ヶ山へいけ
るようだ。展望がよいとの文字を見てみーとさんが行きたがるので道を探す
がわからない。適当に稜線をすすんでいくと踏跡らしきものがでてきた。右
手に伐採地があるのでいってみるとなかなかの展望地だ。山上ヶ岳から稲村、
八経ヶ岳、武士ヶ峯などを一望できる。手前の柚野山850mには山頂近くまで
民家がたっている。
伐採地より柚野山850m | ツルリンドウ |
展望を楽しんでいるとみーとさんが左手に林道を見つけ作業道をひらって
林道へ。こちらからは金剛山葛城、高取山や扇形山などの山々を望むことが
できる。もっと展望の良い所はないかと栃ヶ山方向へ歩くけれど樹林に囲ま
れてしまいあきらめもってきたおやつを食べ少し休んで(11時半)林道を戻っ
ていった。林道は櫃ヶ岳を右に巻いている。途中、ツルリンドウの群生地を
みつけたり景色を写真に撮ったりして下っていくと登ってきた林道になった。
左手への分岐している林道を登ると神社だ。
扇形山1053m | 栃ヶ岳方面へ歩いてみる |
水場があるとのことだったけれど見つけられず。コップが置いてあるとこ
ろがあったからそこが水場だったのかもしれない(涸れていたのだろう)。
尾根を離れ下っていくと左手に旧道らしきものがある。民家の前を通りやが
て車を置いた廃屋前に到着(12時25分)、マッタケシーズンは禁山になるよう
だから登らない方が賢明だろう。看板によると(おそらく十月あたりから)
十一月いっぱいは禁山になるようだ(保証はしません)。帰りはやすらぎの
村の前を通り黒滝から国道309を通り大阪へと帰った。ほとんど林道歩きだっ
たとはいえ静かな里山歩きができ満足のできる山歩きだった。
私のコースタイム(休憩含))貝原廃屋前-45分-頂上・頂上
-30分-栃ヶ山手前-55分-貝原廃屋前