伯耆大山

13年
01/03/19 はじめての大山、姿は北アルプスの様。(写真
14年
02/03/10 吹雪で途中撤退
15年
03/04/06 すばらしい白一色の尖峰


02/03/10(吹雪きで途中撤退)

 引越し後の荷物の整理に時間がかかり午後の一時半に大阪を出発した。い
つものように行けるところまで地道で行く。みーとさんが引越しで足を怪我
したので三田で雪長靴と包帯を購入し美作から中国道にのった。

 湯原を過ぎると雪が路肩に残っている。数日前に積もった雪のようだ。こ
このところの暖かさで雪がかなり減っているのではと心配していたけれど 
ここでこれだけ積もっているということは相当積もっているのでは?と心配
になってきた。

 溝口で高速を下りて信号を左折しそのまままっすぐ進んでいくと大山のは
ず。快晴だけれど月が出ていないので大山の姿を見ることは出来ない。でも
急な上りなのかスピードがでない。

 大山の下山キャンプ場前まで来て駐車場に入り水谷さん・矢問さんが来て
いるかなあと探してみるがいない。もう一方の駐車場に行ってみてもわから
ないので水谷さんに電話をしてみると一番奥にいた。夜中なのにたくさんの
車がとまっている。六割以上つまっているのではなかろうか?。十一時頃に
就寝した。

 翌日、準備をするが足の指を怪我したみーとさんが行かないよ、長靴はイ
ヤだといいだした。せっかくだからと半ば無理やり履かせた。スノーシュー
やワカンは持っていかなかった。ピッケル・アイゼンは持っていった。

 夏山登山道とかかれた道標のところから道路を離れ山の中へと入っていっ
た。阿弥陀堂前を過ぎてブナ林の中の緩やかな斜面を登っていく。やがて道
は少し急になってきた。前方に水谷さんや亀井さんが見えたので追いつこう
と急いでいたら電話がなったので後をみるとみーとさんがやってきていた。

 その先で水谷さん達と合流し登っていく。やがて尾根道はすごく急になっ
てきてアイゼンなしでは歩く所を選ばなければならなくなった。しかし私の
プラ靴でも滑りそうなところを雪長靴のみーとさんは難なく登っている。聞
くと厚さがないので冷たいけれどすごくグリップが利いているとの事。

 壁みたいなところは迂回して足場を作りながら登っていく。しだいに樹木
が少なくなってきて左に荒々しい北壁や三鈷がよくみえている。上のほうに
は激しく流れるガスがかかっている。相当風が強いのだろう。

 やがて樹林帯を抜けた。ここからはもうアルプスを越える景色が広がる。
急な斜面を登っていくと六合目の小屋に到着した。小屋に入って少し休む。
中はこじんまりしていて三・四人が座れる程度の広さしかない。

 亀井さんは滑るんだったらここからしかないかなあと小屋にスノボーを置
いていった。GPSを起動させ急な斜面を登っていく。風がつよく時々突風が吹
いてくる。

 八合目近くになりますます風がきつくなり斜面が急になってきたので先を
行く水谷さんと亀井さんにここで降りる旨をいい下山することにした。二人
ももう少し登ってから下りるとの事だった。

 六合目小屋で全員と合流。亀井さんはまだ誰も滑ってないのでなかなか踏
ん切りがつかない様子。別の登山者によると昨日八合目あたりからスキーで
滑降した人が滑落して亡くなったらしい。

 北壁に人がいると水谷さんがいったので見てみると絶壁に人がへばりつい
ている。あっちこっちに人がいるのが見える。やがてスキーやスノボーをも
った人達がやってきた。その人達と話した後亀井さんがすべっていった。僕
らも下山していく。

 天気は回復してきたが風はますます強くなり樹林帯に入ってからも強い。
登山口につき駐車場に戻ると水谷さんや亀井さんはすでに下りていた。ここ
で解散し勝山、姫路を経て大阪へと帰った。

私のコースタイム(休憩含))登山口-90分-六合目避難小屋-30分-
              1600m地点-30分-六合目避難小屋・六合目避難小屋-70分-登山口
                


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