02/08/25(口ノ深谷・キンゴさんのオフで、こじんまりとした沢でした)
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キンゴさんの車で入渓点へ |
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囲炉裏掲示板にキンゴさんが口ノ深谷オフを上げてくれたのですぐに参加
表明。三人だけかなと思っていたけれどKUROさん、キンゴさんの友人の方も
こられることになった。キンゴさん達は前夜から妙王院奥の駐車場で泊まる
との事。僕らも前夜発で妙王院を目指す。
大阪北部はすごい大雨で名神ではかなりスピードを落とさなければいけな
いほど。このまま降り続いたらと心配だけれどどうだろう。滋賀に入るとま
たもや土砂降り。堅田で国道477にのり国道367へ。
田舎道を快調に飛ばして七夕に遡行したヘク谷をすぎ坊村集落に着いた。
右手に妙王院とあるので右折し公衆トイレで用をすませ川沿いの細い道を登
っていくと左手に広場があり車がいっぱいとまっている。おそらくここのは
ずだが探そうにもよくわからない。テントが数張りあったので探すがキンゴ
さんらしき方はいなかった。やむなくそのまま車中泊となった(夜中にキン
ゴさん達がやってきたのに気づき挨拶するも夜遅くそのまま寝てしまった。
翌朝起きるとKUROさんとキンゴさんが準備をされている。挨拶をしに外に
でるとキンゴさんの友人の方々もいらした。七時出発なのでいつもトロ間な
僕は急いで仕度をすませパッキングをしていると当日参加の亀さんがやって
こられた。みんな準備を済ませた所でキンゴさんの友人の車とキンゴさんの
車に分乗して出合へ。
なんとか駐車スペースがまだあったのでとめてさあ出発(7時45分)。テント
を張っている釣りグループの脇を通り沢へと下りる。白滝谷本流を渡り口ノ
深谷入り口へ。入り口は狭くてなんか暗い。上山谷入り口とか石ヶ平谷入り
口に似てる。
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六メートル幅広の直瀑手前で休憩。 |
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岩ゴロゴロの沢を少し登るとすぐに4メートルほどの斜滝がでてきた。滝
自身は簡単だけど右側をヘツらなければならない。キンゴさんもみんなもま
だ寝起きでまだスタートがかかっていないようだ。ぼくらといえば昨日山に
もいかずお菓子をバリバリボリボリしてたせいか胃腸が悪くて吐きそう。
狭いトユ状の所を越えると斜滝3メートル、直瀑2メートルが連続した所
に入った。キンゴさんは右のスラブを登って斜滝の滝口へ。キンゴさんはみ
んなついてくるのかと思ってたらしいけど後ろをみたらみんな左を巻いてい
た。
次の5メートルは滝の真中のでっぱりを直登した。こんどは少し大きな七
メートル滝だ。亀さんは行こうかどうか迷っているみたい。そうしているう
ちにもキンゴさんは釜を巻いて滝へと向かっていってしまった。
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十五メートル大滝が現れた |
大滝の手前で昼食タイム |
キンゴさん以外はみんな左から高巻くことになった。木の根っこがいっぱ
いあるけどそれでもやっぱり高巻きはキライだ。再び沢に下りるとキンゴさ
んと合流。上の十メートルの巻きがチト怖かったらしい。淵を泳いだそうで
濡れてた。
両岸が立ってきた。ますます上山谷に似てきた。高さ2メートルの卵型岩
に登るのに女性の方がちょっと手間取ってる。みーとさんはKUROさんのアド
バイスでクリア。次は美しい七メートル滝が現れた。日が射していたらもっ
とよいだろうに。これは滝手前の左の斜面を登って巻くと滝口だ。
3メートル斜滝を登ると谷が明るくなってきた。いくつかのミニ滝を登って
いく岩をくぐる。左に炭焼き釜の跡がある。このあたりに登山道が走ってい
るはずとみんなで確かめる。確かにありました。ちいさな河原になっている
のでここで休憩タイム。
次は大きくて少し大きな釜をもった3メートル斜滝がでてきた。みんなは左
からへつっているけど釜に入ってジャブジャブ。両側がたってきたかと思う
とやっぱり奥に直瀑8メートルが現れた。左を高巻く。
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右岸より大滝を巻く |
バンドを使って滝口へ |
そしたら再び谷が明るくなってきた。しばらく岩のゴロゴロした中を行くと
5メートルの末広がりの水量豊富な斜滝がでてきた。これはシャワーでクリ
ア。この先にはどんずまりが洞穴状のちょっと狭まった所があり左の岩壁を
ヘツらなければならない。そーっと渡りクリア。上の広場でミカンをもらい
小休憩。
大きい釜をもった1メートル滝がありみんな左をへつる。水流にそってい
くつかのミニ滝を越えていく。木のかかった5メートル斜滝をすぎると左が
たってきた。またなんかありそう。もひとつ4メートル斜滝を越えたところ
で噴水状の滝がでて高巻くがこれがチト怖い。キンゴさん達は直登しにいっ
てしまったのでやってくるのを待つ。これを直登するのはけっこう時間がか
かるそうだ。
待っているとみんなやってきて(直登したのかな?不明)進んでいく。こ
のあたりは伏流になってるのか水流が減ってきた。岩のゴロゴロした所を進
んでいく。ホールドと思ってもったらぐにゃり〜ここの沢は蛭はいないけど
かわりに蛙があちこちにいる(まあいいけど)。このあたりもミニ滝が多く
ておもしろい。六メートルほどの幅広の直瀑が現れそのまえが広場になって
いるのでここで休憩。
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トリカブトがあちこちに咲いてました |
左側から登っていくとかなり大きな釜をもった十メートル直瀑が現れた。
亀さんに泳ぐ?と誘ったら泳いでも登れんしなあと却下。やっぱり先週清流
の中の川で泳いだからここでは泳げないのかな(ウラヤマシイ)。
どんずまりが岩でできた洞穴になった3メートル滝があらわれた。これは
右のスラブをへつるがすごく滑り易い。つづいてすごく滑りそうな岩をへつ
る所にでてきた。シュリンゲがあるけどすごく怖そう。僕らはあっさりあき
らめ左から巻く。キンゴさん達はアタックしてる。
巻き組は狭い狭い岩間をいかなきゃ巻けない・・これは太った人は無理だ
なあ。直登組と合流しミニ滝を越えていくと両岸が三十度〜四十五度の岩盤
でできた所にでてきた。右を巻くけれどすごくツルツルで滑り易い。
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登山道を使って下山していく |
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この先のこれまた滑り易い右のスラブ璧をすぎると十五メートル直瀑が現
れた。水流が多く日当たりがよくなかなか見ごたえのある立派な滝だ。前の
広場で昼食タイム(10時45分-11時05分)。
この大滝は上が2メートルほどの斜滝の2段になっている。下のは左から
右上へとバンドが走っているのでそれを登る。バンドは思ったより大きく簡
単だけど上のが怖い。スルッと滑ると下までいきそう。これが佐野さんが言
っていた最後の1歩が怖い所なんだろう。残置シュリンゲがいっぱいあるけ
ど念のためシュリンゲロープを作ってもらい後続はそれを使わせてもらう。
この後は滝がない平凡な平流が続く。サルナシが鈴なりの木があちこちあ
りみんなニコニコ。立ち止まっては進む立ち止まっては進むを繰り返し登山
道と合流した(12時13分)。今日は天気がいいこともありハイカーが多い。や
っぱり比良は人気があるねえ。
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遠くに武奈ヶ岳 |
明王院までやっと下りてきた |
ここで靴を履き替え登山道ぞいに明王院を目指す。水流を離れた途端、暑
くて暑くてペースダウン。ワサビ峠から御殿山を登ると武奈ヶ岳がみえる。
ここからは激下りが続く。靴が合わなくて靴づれだらけでみんなからかなり
遅れて明王院に到着(13時58分)。駐車場で解散となった。
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駐車場にて解散 |
私のコースタイム(休憩含))駐車場-180分-大滝手前/
大滝手前-68分-登山道合流-100分-駐車場
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