02/04/02(険しい山々の中を走り、なだらかな山容の尼ヶ岳へ)
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下太郎に向かう時に見えた大洞山・尼ヶ岳 |
倉骨峠 |
山をやりはじめた時に最初に買った本に載っていたこの大洞山・尼ヶ岳の
写真がすごく気に入った。でも中学ではとてもじゃないが夢前町から容易に
いけるはずもなくその後行く機会を失していた。その大洞山・尼ヶ岳に今日
は行くことにした。
大阪を9時40分にバイクで出発し水越峠を経て高見山の西を通り下太郎に到
着した。ここには下太郎バス停がある。周囲の山々はすごく険しい。右折し
林道へと入っていく。うねうねした舗装林道を進んでいくと棚田がでてきた。
今の時代だから来るのも楽だけれど昔はここの棚田に来るのだけでも大変だ
ったろう。
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道標は完備している |
風が強いためだろう |
尼ヶ岳登山口と林道の脇に道標があるがまだ峠まで来ていないのでさらに
登っていく。そして倉骨峠に到着した。車が一台とまっている。道路の右に
林道が伸びていてその入り口が広場になっている。道標があり尼ヶ岳まで一
時間、大洞山雄岳まで一時間とある。そこにバイクをとめて13時5分に尼
ヶ岳を目指し歩きはじめた。
今日は雲一つなく天気がすごく良いけれど霞がものすごい。黄砂の影響だ
ろう。杉の植林帯の尾根を登っていく。左手には先ほどバイクで登ってきた
林道が見えている。前方には三角錐の山が見えている。ほんと綺麗な形をし
ている。道が下っていくと道標がある。左へ行くとバス停、まっすぐ行くと
あと1キロで山頂。
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整備されつくしている(すぎ?) |
霞がひどく曽爾がシルエットに |
ふたたび登っていく。上から夫婦連れが降りてきた。植林を抜け松林とな
る。木々は右に傾いている。風が強い所なのだろう。前方に青空が広がって
きた。ススキ原になっている所だった。小ピークから植林帯下っていくと鞍
部にはあと0.3キロとある。ここから最後の登りとなる。
笹の中を登っていく。道はすごく明瞭だけれどめちゃめちゃ急で木をつか
んで登らなければならないこともたびたびだ。振り返ると丸い三つのピーク
を持つ大洞山が見えている。死火山だけあって火山独特の広い裾野をもって
いる。白や紫のスミレがあちこちに咲いている。
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山頂付近は笹原 |
山頂 |
笹をかきわけ登っていくと頂上に到着した。13時40分だった。ひろいピーク
だ。曽爾の険しい山々や三峰山が見えているがそれ以上遠いところは黄砂で
みえない。黄砂がなければすごく見晴らしがいいだろうに残念だ。
頂上は風が強いが暖かくあまり苦にはならない。でもつぎに大洞山に登ら
なければならないので1時47分に下山を開始し倉骨峠には14時23分に到着した。
次に大洞山に登り大阪に帰った。
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頂上にはベンチまである |
頂上より大洞山 |
私のコースタイム(休憩含))倉骨登山口-35分-頂上・
頂上-43分-倉骨登山口
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