雪彦山洞ヶ岳

12年
00/08/09しずかな頂上、出雲岩コース往復
13年
01/03/16雪彦の岩壁が朝日に照らされ圧巻
01/09/09雪彦山低徘オフにて・ クライマー見物や岩場を楽しむ


01/09/09(雪彦山低徘オフにて・クライマー見物や岩場を楽しむ)
出雲岩上のせり岩にて
出雲岩上のせり岩にて

 今日は雪彦オフリベンジの日の九月九日。参加者は貴公子さん、えびた
さんと私の三人。集合場所の夢前町役場に行くと貴公子さんは来ており え
びたさんもすぐにやってきた。まだ集合時間の八時半にはなっていないが
もう誰も来ないだろうと私はバイクで貴公子さんはえびたさんの車で登山口
へと向かった。

 県道67号を北上し山之内に入り右手に交番が見えてきたら左折し橋を渡り
さらに北上する。先の分岐で雪彦との道標に従い右のを行くとやがて登山口
に到着した。有料駐車場には車がかなりとまっている。頂上で座る場所があ
るかどうか少し不安だ。貴公子さんとえびたさんはこんな山登れるの?って
顔をしている。確かに初めて見た人はそう思うかなあ。

大天井岳頂上の祠 大天井岳頂上より南
大天井岳頂上の祠 大天井岳頂上より南

 左に巻いていくんだと説明し8時45分に出発した。小橋を渡り左上へと続く
出雲岩コースへと登っていく。展望台まではきつい登りが続く。蒸し暑くて
蒸し暑くてシャツが汗でビチャビチャになってしまった。こんなんまだまだ
つづくのー?と貴公子さん、私がいえもう終わりとはいうもののなかなか尾
根上に出てこない。少しペースを落としゆっくり登り登山口から20分でよう
やく展望台に到着した。

 ここからの雪彦の景観はすばらしく二人も喜んでくれている様子だ。少し
休んでさらに尾根を登っていく。右手には時々大天井の岩場が見え迫力があ
る。少々きつめの尾根道を登っていくと山腹をトラバースする道に変わる。
やがて龍王講をすぎて出雲岩の大岩にさしかかる。すごいなあーと二人。大
岩の下は涼しくしばし休憩。

地蔵岳へ向かう
地蔵岳へ向かう

 ここからいよいよ岩場のオンパレード。まずは鎖場の登場だ。岩がぬれて
いてすごく滑りやすくなっているので鎖を使わず左のガレ場につけられた道
を登った。胎内くぐりは入らずせり岩へ。台風のおかげで涼しく心地よい。
やばいなあとえびたさん。絶壁の上で下をみると少々怖い。佐竹@低徘さん
だったら顔を乗り出すんだろうなあ。

 さらに岩場を登っていくと石碑のあるテラスにでてきた。しかしここは休
むには暑すぎる。そして馬の背と名づけられたナイフリッジにでてきた。貴
公子さんはまき道を行かれたが私はいつものごとくナイフリッジの上を行く、
ついでえびたさんも通過し最後の岩場を登りきると頂上に到着した(10時25分
)。

不行岳北壁 地蔵岳を登る貴公子さん
不行岳北壁 地蔵岳を登る貴公子さん

 やはり座る場所がないくらい賑わっている。仕方が無いのでいつも休む祠
の裏側に行きみんなで休んだ。鉾立山から虹の滝あたりにかけての緑がすば
らしく綺麗である。15分ほど休憩した後 地蔵岳へと向かう。

 尾根沿いに北へと進むと天狗岩が左手に見えてきた。ここは昔昼寝をして
いた所。でももう今は登る自信がないので上にはあがらず進んでいく。峰山
鉾立山分岐をすぎいよいよ下っていく。十メートル以上はある鎖場がでてき
た。えびたさんと二人は巻き道を使わず下りた。いくつかの鎖場を過ぎると
地蔵岳分岐に到着した。

続いてえびたさん
続いてえびたさん 地蔵岳頂上にて

 地蔵岳山頂までは五分とかからないがひっかかりが少なくちょっと手間取
る。ここから見る景色はすばらしいの一言に尽きる。遥か下に虹ヶ滝、南西
には壁のような大きく険しい不行岳北壁と三峰、その奥には今まで居た大天
井岳、しばらくすると下からクライマーが登ってきた。みんなで見物する。
南から風が吹いて涼しく景色が良いこともあり弁当を食べたり景色を眺め一
時間以上滞在した。

 ここからは湿った岩沢のトラバースなど今まで事故が多発している所だけ
に慎重に行動する。ロープが張ってあるので注意して歩けば問題無い。無事
通過すると岩の展望台に到着した。ここは地蔵岳の展望所でクライマーが懸
垂下降しているのがみえる。高さ百メートル近くの岩場を下りているのは見
ているだけでも怖い。

虹ヶ滝を目指す
虹ヶ滝を目指す

 ここで貴公子さんが靴下が血に染まっているなんやろ?と靴下を脱いで見
ると血がでている。これは蛭ですねえと私とえびたさん。あわてて靴下を全
部脱いで蛭をさがすが見つからない。地蔵コースで蛭なんか会ったこと無い
のでやられっこないと思っていたが最近鹿が増えているのでその影響で蛭が
進出してきたのかもしれない。ここでも長くクライマーを見物し虹ヶ滝へと
下った。

 虹ヶ滝は滝しぶきで涼しく気持ちが良い。沢を渡り山腹道を歩いていると
夫婦連れが熱心に橡の実をさがしている。登山道にもたくさん落ちていた。
ここから沢へと下りずに雪彦山全景が見れる賀野神社へと向かった。林道に
あがると逆光であるものの岩場全体が見渡せ圧巻である。クライマーが数パ
ーティ登っている。そして林道を歩いて下までおりて雪彦温泉に浸かって夢
前町役場にて解散した。

蛭を探す貴公子さん 虹ヶ滝
蛭を探す貴公子さん 虹ヶ滝

私のコースタイム(休憩含))登山口-55分-出雲岩-45分-頂上・頂上-35分-地蔵岳・
             地蔵岳-108分-登山口


動画(real形式、64kbpsストリーミング)

動画(real形式、256kbpsストリーミング)


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