大峰山系大天井岳1439m・五番関コース

13年
01/06/26稲村ヶ岳登山後 登る。霞なく金剛山くっきり。
01/12/15五番関より登る。山上ヶ岳の姿はまるでアルプス


01/12/15(五番関より登る。山上ヶ岳の姿はまるでアルプス)

雪の五番関 五番関より頂上を目指す
雪の五番関 五番関より頂上を目指す

 みーとさんを乗せて大阪を10時すぎに出発した。水越峠では雪がチラチラ
降っている。今日は冬型の天気なのですごく風がきつくて寒い。奈良へと入
るといっそう風がきつくなりヤマノイモを積んだ荷台がゴゴロ道路に転がっ
てきたり自転車のおじいさんがひっくりがえったりとハチャメチャだった。

 黒滝のみやげ物屋で少し休憩し外へでるとすごく寒い。雪は川合ではなか
ったが洞川に入ると路面は真っ白になった。五番関をめざし山上ヶ岳登山口
との分岐で左の林道へ、ここから道は完全に凍結しており時々スリップする。
スタッドレスに履き替えておいてよかった・・・。

五番関から山上ヶ岳へと続く稜線 山上ヶ岳
山上ヶ岳へと続く稜線 山上ヶ岳

 そして五番関登山口に到着した。今日も誰もいない。初めてプラ靴を履く
がどんな感じだろう?12時45分に登山を開始した。今回もロープはカチカチ
に凍っている。まだ雪が少ないので少々歩きづらい。15分ほどで五番関に着
いた。

 大天井岳を目指すので西へ続く稜線を行く、少し急な道を登っていくと時
々山上ヶ岳などの大峰の山々が見え出した。雪をかぶった姿はまるでアルプ
スの様だねえとみーとさん。小さな岩場を越え少し平なところにでてきた。
昔なにか建物が建っていたところだろうか。このへんまで登ってくると霧氷
が出現してきたがまだまだ小さい。

霧氷がでてきた 霧氷ですべてが覆われた世界へ
霧氷がでてきた 霧氷ですべてが覆われた世界へ

 また岩場が出てきた。ここを登ると背後に山上ヶ岳から稲村ヶ岳までの山
並みが一望だ。山上ヶ岳の山頂部すれすれにどんよりとした雲が流れている。
かなり風がきつそう。でも大天井岳への登山道ではほとんど風がなくそれほ
ど寒くはない。右手に尖った特徴ある姿をした高見山が見えてきた。山の上
半分はまっしろになっている。あちらでも綺麗な霧氷ができていることだろ
う。

 だんだん傾斜が緩やかになってきた。今週の山上ヶ岳のほどではないが綺
麗な霧氷ができて霧氷の回廊となっている。大天井岳は山頂部以外は四方を
樹林で覆われているので展望はあまり利かないが霧氷を楽しむのには手軽で
よさそうだ。

頂上へ 金剛山と葛城山が頂上より見えた
山頂へ 金剛山と葛城山が見えた

 右前方に山頂が見えている。もう少しで頂上だ。傾斜がなくなり水平な道
を少し行くと分岐が出てきた。右へとると百丁茶屋へと行くことができる。
ここから1分ほどで頂上に到着した。13時53分だった。

 山頂は西側だけ展望が開け霧氷の向こう側には葛城山や金剛山、二上山な
どがよく見えている。大阪市街地もわずかに見えている。風はそれほどでも
ない。コーヒーをつくってもらい少し休んで霧氷や展望を楽しんだ。今日は
曇っているが時々雲の合間から日が射してくる。その時の霧氷はすごく美し
い。

東に見えた険しい山々 五番関登山口に下りてきた
東に見えた険しい山々 五番関登山口に下りてきた

 体が冷えてきたので14時22分に下山を開始した。五番関登山口には15時20
分に到着し車で大阪へと帰った。洞川の雪はだいぶん融けていて温泉をすぎ
るとほとんど道に雪はなかった。

私のコースタイム(休憩含))五番関登山口-15分-五番関-53分-頂上・頂上-58分-登山口


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