七種槍

13年
01/03/24 滝に奇岩、険しい尾根歩きと変化に富んだコースを満喫


01/03/24(滝に奇岩、険しい尾根歩きと変化に富んだコースを満喫)

出発前

 今日は温泉泊まりミニオフで七種ー槍縦走の日。集合場所の福崎町役場に
九時に集合なので行くと もぐもぐさん、MIZUTANIさん、貴公子さん、佐竹
さんとみなさん来ておられた。MIZUTANIさんによるとしまださんは七種麓の
青少年野外センターに行ってるとの事、役場を出て青少年センターに向かっ
た。天気は快晴、気温は高い。これで霞がなければいいんだけれど。

 青少年センターに着くと島田さんが待っていた。今日は見送りにだけ来ら
れたとの事。でも服装は山にいくぞ〜という格好である。9時25分出発。

たいこ橋

 林道を七種滝へ向かって歩いていく。途中黄色い花を咲かせた木があって
みんなで何の花だろうか?と。右の尾根には岩尾根が見えているがなかなか
険しそう。

 やがて旧山門を過ぎ雌滝、夫婦滝を過ぎ太鼓橋を渡ると虹ヶ滝。よーく見
ると虹がかかっている。そして遊歩道とあり腰の痛い島田さんは遊歩道へ。
私達はそのまま急な坂を登って七種の滝の滝口に到着し島田さんと合流。こ
こでおそるおそる滝口へ行くけどかなりの迫力、そんな中 佐竹さんは平気だ
よという顔をして滝口へ、見てるほうが怖くなって佐竹さんに向かってみな
さん「やめて〜」。

七種の滝にて佐竹さん 七種山山頂にて

 滝は21日と同じく水量が乏しくあまり見栄えがしないのが残念。ここで七
種川源流をさかのぼっていく道(?)と急勾配の一般道に別れる。足が痛い島田
さんと先日通ったばかりの私は源流コースを、その他の方は一般道へ。

 緩やかな源流への道を登っていくとすごく澄んだ綺麗な水溜りがあった。
ここにはまるで蛇のように長いうねうねとした蛙の卵があった。

七種槍の登り GPSについて話す貴公子さんと
聞き入る島田さん・佐竹さん

 前回登った時に茶碗の割れたのがあったよと島田さん、登っていくと確かに
割れた茶碗がある。手に取ってみるがいったいいつのだろう?茶碗のうらを
見ても何も書いてない。

 木のたくさん倒れているところをくぐっていく。やがて少し急になってき
た。そんな斜面を登っていくと七種薬師と七種山を結ぶ尾根へ。それにして
も島田さん足が痛いのにすごく早い。はや歩きで登っていくのには驚き。

槍からの下りにて七種山

 少々バテ気味の私には助かるあまり登り下りのないしっかりとした尾根道
を右へと進む。そのうちピークにたどり着くとそこは七種槍への分岐。標識
がいくつか立っている。さらに七種山へと向かっていくと初老の男性グルー
プが下りてきて七種槍の道の具合を聞かれた。七種槍危険という標識が立っ
ていたらしい。地図さえ読めたら大丈夫といい別れた。やがてみんなの待つ
七種山頂へ。

 ここから少し市川町側に尾根を行くとつなぎ岩。頂上は展望がないのでそ
こで昼にした。みんなでクレバスみたいに割れた岩の裂け目を見てコワー。
今日は前回より霞がひどくて千ヶ峰も見えない。七種槍へと向かう尾根が眼
下に見えているが相当下に見えている。あんなに下らなければならないと
は・・・。

剣岳のような姿に(七種山)

 そして七種槍へと向かう。例の分岐で七種槍方面へ進んで行く。これがも
のすごく急な下り坂で落ち葉で滑りそうになる。まだ下るの?とかええかげ
んにしてくれよ。とかいいながらも下っていくと緩斜面になってきた。やれ
やれと思ったけれどこれはニセ鞍部だった。またぐんぐん下がっていきやっ
と鞍部に到着。

 ここから緩やかな登りがしばらく続く。道は相変わらず迷い様のないぐら
いしっかりしている。時々七種方面の視界が開けた所があってつなぎ岩を探
すがわからない。ここから見る七種は尖っていて剣岳のような格好をしてい
る。だんだん急な登りになってくる。気温が高いのでTシャツ一枚で登ってい
く。明神山の最後の登りのようなキツイ登りを経て頂上へ。展望はあまりよ
くない。今日は暖かいので蝶が舞っている。

 しばらく休んで出発、下りていこうとすると島田さんがどうもおかしいと。
この道は東へと向かっている。さっき登ってきた道(頂上手前)に青少年セ
ンターと標識のある分岐があったのでそこへと進んでいく。これは気をつけ
ないと間違う。

目指す池 小石や落ち葉があって滑りやすい

 ここからがメインイベントの岩尾根下り。しばらくすると西側がすぱりと
切れたところに。おそるおそる下っていく。岩場を下っているときにはそれ
ほど怖くないけれど振り返って下っている人を見てるとかなり怖い。岩場か
らは七種の池が良く見えており七種薬師も大きい。

 小金ヶ岳のような岩場を何度か繰り返しやがて潅木の中の道になった。そ
して最後の岩場で鎖場が登場。といってもたいした事はなかった。鉄塔を過
ぎてしばらくすると野外センターとの標識があり尾根から離れ池の方へと下
っていく。これがなかなかの曲者で急なうえに落ち葉や砂利(?)が敷き詰
められていて滑りやすい。気を抜くとずるっといってしまいそうになる。

鎖場にて

 池の辺までくるともう後は楽々、あひるがガーガー鳴いている池の北湖岸
をあるいて駐車場に到着した。ここで島田さんや貴公子さんと別れ、泊まり
組は福崎のライフへ買出しへ。そして笠形温泉せせらぎへ行きみんなで酔っ
払って就寝。翌日は雪彦山の予定だったけれど雨、たいこ弁当で朝食を食べ
て解散した。

やっと池に到着 笠形温泉せせらぎの湯のロッジにて

私のコースタイム(休憩含))野外センター-65分-七種の滝東屋-50分-七種山
              -90分-七種槍-130分-野外センター
                


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