鶏冠山491m(滋賀県)

13年
01/06/03山ネットのサポート隊として行く。快晴・心地よい沢歩きも


01/06/03(山ネットのサポート隊として参加)

登山口より鶏冠山方面
登山口より鶏冠山方面

 先週の月曜からずっと喉風邪でダウンしてたので行けるかどうか心配だっ
たけれど当日は喉以外の症状は軽くなったので山ネットの鶏冠山491m月例山
行に行くことに決めた。

 五時前に起きて五時四十分にバイクで東住吉の友人宅まで行きそこからは
地下鉄を使い集合場所のJR梅田駅東口に七時十分到着。今回は前回とは違い
たくさんの人がいる。時間になったところで電車に乗り草津まで向かう。天
気は快晴、今日は暑くなりそうだと矢問さんが言った。

上桐生でバスを降りると登山口 駐車場を横切り鶏冠山へ向かう
上桐生でバスを降りると登山口 駐車場を横切り鶏冠山へ向かう

 草津駅で下車し帝産湖南バスの上桐生行きで終点まで行くとそこが登山口
だった。河合さんが班分けを発表し私は二班、前回と同じくどぼたんさんを
こうちゃんとサポートする事になった。

 鶏冠山との道標通り有料駐車場を通り舗装路を歩いていく。しばらくする
とまた道標が出てくるので従い右の道へと入っていく。平坦な道でまだ山を
歩いているというより里の林を歩いている雰囲気だ。

しばらく歩くと右手に池が出てきた 左の河井さんは嫁さん募集だとのこと
しばらく歩くと右手に池が出てきた 主稜にでて今度は尾根歩き

 しばらくすると右に大きな池が出てきた。なかなか良い雰囲気の池で小高
い樹木の茂った丘に囲まれたのどかな感じがする。沢沿いの小道となりやが
て落ヶ谷と鶏冠山との分岐がでてきた。時々丸木橋を渡るがサポートに気を
使う。しかしどぼたんさんは慣れておられるのかその都度 難なく渡る。沢
は小さいものの一枚岩の滑滝やミニ滝があり家族で遊びにくるにはもってこ
いの場所に思える。

 快晴で今日は暑いのではと思っていたけれど植林はほとんどなく空気が乾
燥していることもあってあまり暑いとは感じられない。でも乾燥しているの
で喉風邪の私にはかなりシンドイ。飴をなめてなくては咳が止まらなくなる。
やがて沢を離れ尾根へととりかかる。しかしそれほどたいした登りではない。
湖南アルプスとはいうもののまだメインにはさしかかっていないのか岩場は
それほどきびしい所はない。

琵琶湖と比叡山が望めた 頂上手前の急登
琵琶湖と比叡山が望めた 頂上手前の急登

 鶏冠山は六甲と同じく見渡す限り自然林で植林はほとんど見られない。地
盤が岩盤なのであまり杉や檜が育たないのだろう。兵庫の社町の三草山と同
じような雰囲気がある。主稜にでると河井さんがもうちょっとだよ〜と言っ
てくれるがまだいくつかピークを越えなければならない。ここまで登ってく
ると斜度がなく岩場もないのでよそ見しながらでも歩ける。

 潅木が茂っているのであまり展望は利かないけれどかろうじて琵琶湖が、
北側には尖った山(三上山?)が見えている。どぼたんさんがこうちゃんに一
生懸命ナリタブライアンとかなんとか言っている。たしかこの辺りに調教場
があったはずと三上山?のあたりをみると陸上競技場みたいに見えている。

鶏冠山頂上、展望は全くなし 三上山?方面を望む
鶏冠山頂上、展望は全くなし 三上山?方面を望む

 いくつかの小ピークを越えて鶏冠山頂上に到着。展望はまったく利かず三
角点があるのみの狭い頂上。ここでは全員が休めないのでもう少し下った所
にある広場にいくことにした。いくつかのピークを過ぎると急な下りへとさ
しかかる。矢問さん達ベテランの方がザイルを張っているので安心して下れ
る。

 弁当休憩の場所である北峰縦走路終点の天狗岩と落ヶ滝キャンプ場への分
岐に到着。みなさん好きな所に座って弁当を広げ食べている。私も来る前に
買ってきた弁当を食べて寝るにはちょうど良い気温なのでちょっと昼寝。

岩場に差し掛かると時々展望が開ける 竜王山?
岩場ニ差し掛かると時々展望が開ける 竜王山?

 そして自己紹介タイム。河井さんが出発の大声を出し聞くようにいうが笑
いじょうごのおばちゃん、笑い出したら止まらないようでゲラゲラ笑ってい
る。ようやく収まったところでようやく自己紹介が始まった。今回は遠くは
金沢からも来られている一方で近くの方は地元という方もいらしゃった。13
時15分になり出発。天狗岩方面へはいかず下っていく。しばらくサポートは
こうちゃんに任せ私は後ろから危ないときには声をかけることにした。

 すぐに浅い沢づたいの道になる。どぼたんさんとこうちゃんがいろいろ話
している。前を見ると木が頭上に二本ある。やばいなと思い声をかけようと
するが時遅くガツンとどぼたんさんの額に命中。かなり痛かったようで驚い
た。こうちゃん、かなり気にしているようで頭に当るでとあぶない木がない
にもかかわらず言っている。ここでサポートを私に代わった。

いよいよ岩場にさしかかる 岩場ではやはり渋滞しました
いよいよ岩場にさしかかる 岩場ではやはり渋滞しました

 道はだんだん急になり岩場がたくさんでてくる。左側が何メートルも切れ
ている所が時々出てきてかなり気を使う。慎重に下っていくが前を歩いてい
て女性の方がずるっとすべってこけた。岩に砂利がまいてあるようなロック
ガーデンのような登山道なので地面に足をフラットにつけないとスリップし
てしまう。

 岩場で展望は良い。竜王山のあたりだろうか岩がたくさん露出している山
が見える。足場が悪いので時々渋滞するもののなんとか難場を過ぎ三班が来
たところで休憩。

難所をすぎた所 岩場より大津方向
難所をすぎた所 岩場より大津方向

 岩底の沢の脇を下っていくと落ヶ滝五分との道標が出てきた。しかし今回
は寄らない。この辺りまでくるとやっと安心して下りていける。高度がさが
ったためか沢沿いで湿度が高いこともあり蒸し暑い。潅木帯を下っていくと
落ヶ滝・鶏冠山分岐にて登ってきた道と合流、沢を何度か渡り奥池を脇を通
り駐車場を過ぎ たくさんの人で賑わうキャンプ場に2時45分に到着した。

 ここでバスの時間まで休憩。バス停へ行きしばらくするとバスがやってき
た。今度は時前に連絡していたおかげだろう ワンステップバスの大きなバ
スだった。草津駅で降りて16時13分?の新快速で梅田まで行きここで解散し
た。この後地下鉄でバイクを置いた所まで戻りそのまま御堂線、宝塚を経て
三田で喉があまりに痛く声が出なくなったので薬局に寄り実家に帰った。

池まで来るとあと少し 無事下山
池まで来るとあと少し 無事下山

私のコースタイム(休憩含))登山口-110分-頂上
              -110分-登山口


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