01/11/23(雲海を求めて早朝登山、一面のすばらしい雲海に絶句)
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登山口付近はまだ薄暗い |
朝日を受ける山頂 |
午前二時に下宿を出発して大阪市内でみーとさんをピックアップし丹波の
石金山を目指した。ビルの明かりが消えて寂しい御堂筋を通り三田へ、霧が
でてくるかなあと思ったけれど空を見ると星がきれい・・・またもや霧海は
見れないのかなあと不安になってきた。
でも滝野まで来ると霧がでてきた、やはり加古川流域にまで来ると湧いて
くるようだ。国道175号を山南町を目指し北上して行く。霧が濃いいので運転
しにくくどこを走っているのかもイマイチわからない。
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南に広がる霧海 |
篠ヶ峰とへび山 |
山南仁王道の駅を過ぎてしばらくすると信号があったのでそこで左折して
薬草温泉の先でまた左折し登山口へと向かった(つもり)。でも五メートル
先が見えないので半時間以上集落の中をうろうろしやっと小新屋観音の道標
を見つけた。そしてやっと登山口に着いたけれど真っ暗なので小新屋観音駐
車場にて仮眠した。
明るくなってきたので6時40分に小新屋観音前を出発し林道へと入り登って
いく。すると工事用?の造成地で行き止まり。やむなくひき返し左周りに大
きくカーブするところで谷へと入っていった(どうやら登山口標識が壊され
てしまったみたい)。
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西光寺山付近から登る太陽 |
遠くにまたに山 |
谷あいの石がゴロゴロした道を登っていく。霧の中で見上げても霧、霧の
上にでれるのかな。谷を詰めていくと今度は右の山腹へと登山道は登ってい
く。ジグザグの植林帯の中の道で展望はまったくない。
尾根にでてくると今度は稜線めがけてまっすぐに登っていくが前夜は一時
間ほどしか眠ってないのでこの急登にはまいった。休み休み登っていくと上
の方が明るくなってきて山肌に日が当たっているのがわかる。
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日が昇るにつれ霧海が白っぽくなってきた |
山頂 |
稜線につくと道標があり石金山とあるのでその通り右に(西へ)進んでい
く。稜線まで来てしまうと小さなアップダウンだけでそんなには疲れない。
木々の合間から霧海が見えてきた。一度見てしまうと早く頂上に着きたい一
心で急いで登っていく。前に少し大きなピークが出てきたので頂上かと思い
きや間違いでその奥だった。
小さな岩場を越えて頂上に到着した(7時20分)。360度の見事な霧海でへび
山が篠ヶ峰をバックに霧に浮かび上がっている。黒田庄の白山が霧の上に岬
のように頭を出している。そして南はずーっと続く霧の海。早朝なので霧海
に影が出来てうつくしい。とてもじゃないがたかだか五百メートルの山から
の景色とは思えない景色だ。
頂上でのんびり景色を楽しむ。霧の中は寒かったけれど上に出てしまうと
ポカポカしていて気持ちが良い。今日は福井まで行く途中にもう一山登る予
定なので8時10分に下山した。稜線を離れてからの急な下りがいそいで登った
こともあり膝がガクガクして疲れた。下山してからも霧は濃いいままだった。
私のコースタイム(休憩含))登山口-40分-山頂・山頂-40分-登山口
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