権現山996m(比良)

13年
01/12/30鈴鹿の霊仙を変更し 雪の比良をはじめて歩いた


01/12/30(鈴鹿の霊仙を変更し雪の比良をはじめて歩いた)

 夜中の四時にみーとさんを乗せて大阪を出発した。雨がパラパラ降ってい
る。四条畷まで来ると雷雨になった。風もすごくきつくなりこれは無理だね
え、とりあえず行くだけ行ってみようと話し合って地道で滋賀を目指した。

 長岡京あたりでだめさん@低徘から今 大津だけれどどうします?と電話
があった。霊仙は風がきつく無理だろうから鶏冠山に変更し道の駅こんぜの
里りっとうに集合することにした。

 雪の降る道の駅に着くとすでにだめさんは到着しておりそこから鶏冠山登
山口へと向かったがやっぱり雪見をしたいと比良へ再度変更した。比良のガ
イドブックを見ていると霊仙山がある。ここにしようかとみんなで話し合い
琵琶湖大橋を渡り登山口に到着した(権現山登山口標識有り)。

 車五台ほどがとめることができる駐車スペースがあり地図もある。天気は
回復してきて青空が広がってきた。道路には今朝に降ったと思われる雪がう
っすら積もっている。そして登山を開始した。

 林道をそのまま歩いて登っていくと右手に小さな滝がでてきた。登山口標
識がある。ここから林道を離れ山の中へと入っていった。植林の中の沢沿い
の登山道をしばらく進んでいくと道はやがて左の尾根へと向かって山腹をジ
グザグ登っていく。道はふかくえぐられていて溝のようになっている。

 植林帯を抜ける。道には3センチほど雪が残っている。もっと積もっている
かなと思っていたので意外だった。登りきると木にテープが巻いてありここ
が権現山と霊仙との分岐であることがわかる。

 霊仙に行くんだったら帰りに寄ろうと右へと進んでいく、ここまで来ると
もう楽勝と思っていたらそんなことはなくきつくなってきた。後を降り返る
と琵琶湖をバックに霊仙がみえている。木々の葉が落ちているので展望はマ
ズマズだけれど・・・キツイ。

 上に笹原が見えるけれどもう頂上かな?とみーとさん。その通りでやっと
頂上にたどり着くことができた。頂上には誰もいなかった。こんな日に誰も
登らないだろうとだめさんが言ったがその通りだろう。展望がよく琵琶湖が
綺麗に見えている。雪の鈴鹿も望むことができた。

 まだ時間に余裕があるので権現山から蓬莱山方向へと縦走することにした。
展望の良い高原状の稜線を歩いていくとホッケ山に到着した。丹波の三岳や
笠形山、千ヶ峰を望むことができる。ここで昨日の観音峰で捻挫したみーと
さんは降りて行きだめさんと二人で少女郎ヶ池へと向かった。

 なだらかな高原状の稜線がしばらく続き、そして右がスパリと切れた所に
でてきた。セッピが出来たらヤバそう。鈴鹿の霊仙山や伊吹が見えてきた。
でも伊吹は見えたと思ったらすぐにガスがかかって見えなくなってしまう。

 お地蔵さんが三体ならんだところを過ぎると少女郎ヶ池と蓬莱山との分岐
に出てきた。もう少し早めに出発していれば蓬莱山まで行けたと思うと少々
残念だけれど今回はあきらめ池へ向かった。

 池へはまったくトレースがなく時々ずぼっと腰近くまで雪にはまってしま
う。このあたりは今の時期にガスると迷いそう。池は一面の雪原になってい
る。説明板を見るとけっこう大きな池のようだった。ここで休憩し持参した
パンを食べた。

 ひき返しホッケ山を経て権現山へと行くと雪に下山しますと書いてあった。
みーとさんはもう下りた様子。僕らも降りていくが急な下りが多くおまけに
石がごろごろした登山道なのですごく膝にこたえる。登山口まで下りて林道
を歩いて車をとめたところに到着した。ここで解散しそして大阪まで帰った。

私のコースタイム(休憩含))権現山粟原登山口-13分-林道終点-30分-霊仙山出合
              -35分-権現山・権現山-60分-小女郎ヶ池・小女郎ヶ池-100分-
              霊仙出合-30分-権現山粟原登山口                              


全画面表示

表紙へ戻る