13年 | |
01/06/10 | 低徘ミニオフにて、 大峠〜国見岳〜明神平。 |
01/06/10仮アップ(低徘ミニオフにて、大峠〜国見岳〜明神平。)
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大峠にて登山開始 | 登り始めてしばらくした所 |
当初は大峠から単独早朝高見山登山をした後、ミニオフ参加の予定だった
が予報が曇と良くなかったので早朝登山を取りやめ六時に下宿の河内長野を
バイクで出発し水越峠を経て国道24号、国道165号を通り七時すぎに榛原駅に
到着した。
集合時間は八時半だったのでまだ一時間半もある。誰も来ていないのでイ
スに座って待っていたらもぐもぐさんが来られた。いつもそうだけれどもぐ
もぐさんは早い。駅に明神平通行止めと書いてある。でも人は通れるだろう
し大丈夫だろうと話をする。
突然、道が二つに分かれる(右へ) | 雲ヶ瀬山の手前のピーク |
八時すぎにNORIKAさん、みーとさんが電車で来られ私はバイクで、みんな
はもぐもぐさんの車で高見山の大峠へと向かった。霞がひどくでまるで雲の
中にいるみたい。高見山の山頂付近には雲がかかっている。やはり早朝登山
を止めたのは正解だったようだ。
大峠でしばらく登る準備などをして大又集合の方々(貴公子さん、佐竹さ
ん、shiga@泉州さん、杉崎@五條さん、フェアレディさん)が来られた。工
事のことを聞くと車を置くには全く支障はなかったとの事で安心。どこから
登るのかわからず探したら峠の手前側に道標があったのでもぐもぐさんを先
頭に(私は最後尾で)9時15分に登山開始。
雲ヶ瀬山にて | 高見山を振り返る |
植林帯で笹の下地になっている。道は思ったよりしっかりしていて(最後
までそうだった)明瞭でいちいち地図を見なくても時々チェックするだけで
十分なほどである。貴公子さんはあんまりいい道なので驚いていた。しばら
くすると このいい道が二つに分かれてしまい一同困る。しかし右の道にテ
ープが巻いてあるのを見つけひと安心。右へ行く。
誰かがフタリシズカだと指差した。今まで知らなかったのでなるほどコレ
がそうなんだと写真を撮った。しばらく行くとたくさん白い花をつけた木が
ある。これはもぐもぐさん、佐竹さんにも名はわからず。とりあえず写真に
撮っておこうと佐竹さん共々花を撮った。周囲は植林から自然林になり大峯
の釈迦ヶ岳や須留ヶ峰山頂のような雰囲気となる。シダがたくさんある所に
はあちこちにワラビがある。
南タワにて | 南タワ東側の谷 |
尾根上のちいさなアップダウンを繰り返す登山道を歩いていると三角点の
あるピークに出てきた。ここが雲ヶ瀬1075mだろうかと調べるがどうもその前
のピークらしい。ここの三角点は周囲を四つの石で囲まれ守られている。こ
んなのははじめて見た。展望は全くなし。ここで右に少し登山道は曲がるが
残雪があると左に行ってしまいそうな感じがした。
このあたりも自然林の良い雰囲気のところで貴公子さんは帰りたくな〜い
と大声をあげている。落ち葉が積もり積もって自然の布団のような地面にな
っている。天気は曇であいかわらずすごく霞んでいる。おまけに湿度もすご
く高く汗だくになってしまう。少し風があるからいいものの無風だとかなり
厳しいだろう。
南側から雲ヶ瀬山 | ハッピノタワにて休憩 |
もぐもぐさんのギャグを聞き笑いながらも少しきつめの斜度の道を登って
いくと三角点があり雲ヶ瀬とある。ここも展望はまったくない。さきほどの
ピーク同様、残雪時には左の尾根へと迷い込みそうだ。少し休んで南へと進
んでいく。今日は湿度が高いためか羽虫が多くみんな困っている。じっとし
ていると顔にまとわりついて非常にうっとおしい。
やがて前方が明るくなり右側(西側)の伐採されたところに出てきた。国
道166号が見えているが遠望は全く利かない。北には雲のとれた高見山が見え
ている。みんな地図を見たり写真を撮ったりしている。もぐもぐさんは切り
株を見つけ登ろうとするが少し高すぎたみたい。
ギンリョウソウ | 伊勢辻付近からはずっと自然林帯 |
ここから五分ほど歩いていると三重県側から滝の音がしてきた。はじめは
車の音かと思ったが確かに滝の音でしばらくすると滝見尾根1015.5mと道標が
あった。大きく下って鹿ネットの先にたくさんの人の往来ですごくえぐられ
たような南タワに出てきた。
三重と奈良を結ぶ古道だろうか峠道がある。貴公子さんがさっそく石仏を
探すがみつけられず残念そう。ここからしばらく尾根は草原状となり展望が
良い。霞の無い時だとすばらしい景色を楽しめたろうに残念。振り返ると大
きな山容の高見山が見えている。左の谷はすごく険しくV時谷になっている。
先ほど登った雲ヶ瀬山が険しい山体を見せている。これを北から登るのはか
なり苦労しそう。
天上の別天地みたい | 伊勢辻山にて |
植林の中を進んでいくとハッピノタワに到着、ここでしばらく休憩し各自
水筒を出したりお菓子を食べたりしてすごす。NORIKAさんは頭にタオルを巻
いて防虫対策をしているが今日はほんと羽虫が多い。五分ほど休憩した後
植林の中の急登を登る。さきほどまでは時々風が吹いていたが風がやみムシ
ムシとした中を登っていく。風の道と標識にあるがまったくの無風状態。ヘ
トヘトになりつつも登りきるとハンシ山1137mに到着した。
つぎは地蔵谷の頭を目指し植林の中を登っていく。ここでギンリョウソウを誰
かが見つける。こんな植物はみたことがない。白のビニールテープで作られ
ているみたい。やがて植林帯から自然林帯にもどりみんなで自然を満喫しつ
つ進んでいくと伊勢辻(八峰越え)とある。ああここが伊勢辻山ねと誰かが
言ったが伊勢辻と伊勢辻山とは違うらしい。
伊勢辻山から国見岳 | 国見岳を目指す |
休むと虫がよってくるので休まずに伊勢辻山へと向かう。伊勢辻からは10
分もかからず伊勢辻山に到着した。山頂付近は草原になっており展望がよく
南には国見山、明神岳、薊岳などが見えている。もぐもぐさんの持っている
ガイドブックによると大峯方面もみえるようだが今日は霞で見えない。山頂
南側からみた国見岳・水無山は大きく美しい。
ちょうど12時だしお腹が減ったのでここで弁当休憩とした。携帯伝言板に
かきこしようと試みるがezWebはつながらず。imodeはつながったようでえび
たさんはどうも文面からして八経ヶ岳の双門の滝に行ったようだ。
伊勢辻山からは牧草地の様な尾根 | 赤ゾレを振り返る |
半時間ほど休んで次のピーク、赤ゾレを目指す。あたりは草原状になって
おり草地に木々が点在しておりまるで牧草地のみたい。赤ゾレから下りてい
くと鞍部には小さな丸い池がある。そして馬カケ場の登りにとりかかる。落ち
葉の敷き詰められた道をひと登りして馬カケ場に到着。ここも展望がよく草
原状になっている。
この先から岩がごろごろした登りとなる。高度差百メートルほどのきつい
登りですでに蒸暑さでバテバテの身にはかなりきびしい。杉崎さんときびし
いですねと顔を合わせる。初めてのオフ参加の方にとってはちょっと厳しす
ぎたかも。しかしもぐもぐさん、とうとう歌を歌いはじめるもペースは落ち
ない(驚)。一帯バイケイソウの群落となるが時期が違うので咲いてはいな
い。鞍部から10分足らずで国見岳頂上に到着した。紅色のサラサドウダンが
美しい。
赤ゾレを下りた所にあった池 | 国見への登り |
頂上から見る水無山は孔雀岳からの釈迦ヶ岳のようなとがった三角形をし
ており三重側の下からガスがぶつかり尾根で止まっている。そして最後のピ
ークの水無山を目指す。霧につつまれ尾根歩きは幻想的なものとなる。右、
ウシロ嵩とあるので行ってみるとのぞき岩のような絶壁になっている。
水無山へはそれほどきびしい登りも無くすんなり到着 つぎの明神平を目
指す。樹林帯から草原へと変わり下前方にはあしびき山荘が見えている。雪
があるときはそれほど急には見えなかったが結構急な下りですでに膝がガク
ガクの身にはこたえる。
国見岳にて | 国見山頂にて記念写真 |
バイケイソウの群落地の中を歩き明神平の東屋に到着した。日曜だという
のに誰もいない。人だらけじゃないかと思っていたのにこれは意外だった。
少し休んで大又へと下る。
沢は水があるためだろうか涼しく心地よい。ずんずん下って明神滝に到着
した。写真を撮ったりして休憩した後、再度下っていく。旧あしびき山荘あ
たりは倒木がたくさんあり少し手間取る。ここを抜けると岩沢から穏やかな
沢へと変わり林道に到着した。
国見岳から水無山 | 水無山はガスがかかっていた |
土石流防止ダムの工事がおこなわれており重機が何台かとめてある。脇を
通り車の置いてある駐車場に到着した。ここでNORIKAさんとフェアレディさ
んは帰られ残りのみんなで分乗し大峠へと向かった(五時到着)。
もぐもぐさんとみーとさん、貴公子さんはもう遅いからと温泉には入られ
ずshigaさん、杉崎さん、佐竹さんと一緒にたかすみ温泉に入り汗を流した後
下宿に帰った。
ブナの大木 | 国見をすぎ明神平へ |
明神滝 | 大又に下りてきたところ |
私のコースタイム(休憩含))大峠登山口-165分-伊勢辻山-110分-国見岳
-40分-明神平-90分-大又登山口
自分用)帰り、166号と榛原方面への分岐標識があり榛原方面へ、そして
スーパーオオクラのあるT字路にて右折し駅前を通り〜奈良ではつたや
が右前に見えるとここで左折、そして高田バイパスとあるところで左折
する。