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平成30年(2018)  1月07日 車 単独

吉和冠山1339m 中国地方 広島県・・・松ノ木峠より往復・雪山ハイク

天気:晴れのち曇り

登り 松ノ木峠登山口・冠高原駐車場(9:44)→冠・寂地分岐(12:20)→小川林道分岐(12:33)→吉和冠山山頂(13:05)

下り  吉和冠山山頂(13:36)→小川林道分岐(14:02)→冠・寂地分岐(14:17)→松ノ木峠登山口・冠高原駐車場(15:51)

行き 山陽自動車道→中国自動車道(吉和)→国道186号→国道434号(松ノ木峠)

帰り 国道434号(松ノ木峠)→国道186号)→中国自動車道(吉和)→山陽自動車道
大山は夜の時点でまだ雨雲がかかっているようなので今回は見送り。朝早く起きて深入山か吉羽冠山へ登ってみることにした。東広島は晴れているけど北の方は天気が悪そう。8時半に出発して山陽道西条インターから中国道へ。戸河内あたりまで来ると雪雲がかかっている。北へ向かうほど天気は悪そう。

深入山より吉和冠山の方が南だしまだこの季節に登ったことがないので松ノ木峠から登ってみることにした。吉和までくると見えてきたけど山頂部だけ薄く黒っぽい雲がかかっている。そのうちとれるだろう。吉和インターで下りて右折して国道186号を山口県方面へ。チェリーゴルフクラブを過ぎたところで右折して松ノ木峠へ。峠の手前の左側に広い駐車場があるのでそこに止める。山口ナンバーの車がとまっている。ここは冠高原スキー場があった当時の駐車場のようだ。

うっすら雪ある程度だけど登っていくと増えていくだろうしワカンジキを持って行った。いらないだろうが念のため8本アイゼンも持参した。9時45分に出発してすぐ先にある松ノ木峠登山口へ。カーブミラーのあるところから登山道がはじまっていて。冠山登山道との道標がある。

林道のような道が続く。道の雪はとけてない。やがて植林帯へ。日影になるからか入ると雪が残っている。ウサギの足跡があちこちにみられる。登山口から20分ほど歩くと前方に雪山が見えてきた。あの奥に山頂があるのか。そこから10分ほど平坦な道を進むとガクンと下る。前に見える山は大きくきつそう。左側が植林になっている。10時20分鞍部から登り返してゆく。登るにつれ傾斜がきついこともあって標高がぐんぐん上がってゆき雪が増えてきた。でも2~3センチくらいか。

11時5分ロープ場に着いた。単独なので凍っているとなおさら気を使いそう。モフモフの雪の中を進んでいく。5~7センチくらいか。トレースがなかったらちょっとしんどそう。右手に斜面がまっしろな山体が見える。
12時にトレースの人たちもワカンジキ?スノーシューをはいている。そこの先でワカンジキを装着した。左に羅漢山が見えている。山頂に鉄塔がたっているのでよくわかる。登り始めたころは晴れていたけど薄曇りになってきた。幅の広い尾根を登っていく。

12時20分にハングル語の文字のかかれたテープがでてきた。テープがいくつも巻いてある。冠山30分の道標がある。寂地山との分岐だ。そのまままっすぐ進むと寂地山へと向かう。ここは右へ進む。小高いピークが見えるがまだまだ遠い。寂地山へのトレースもついている。

トレースを外すと時々膝まではまってしまう。この辺りはホワイトアウトをすると方向が分からなくなりそう。下っていくと12時33分に小川林道分岐の道標が出てきた。3名の団体さんが下りてきた。トレースの方のようだ。山体の左斜面を進んでいくと山頂がだいぶん近づいてきた。13時前に霧氷がでてきた。山頂が近いのだろう。左側に霧氷の樹間から恐羅漢山などが見えている。13時5分に山頂に着いた。その先の展望岩ノところへ向かうと雪化粧をした恐羅漢山・十方山などの絶景が広がる。日本海も見えている。瀬戸内海の島々の先、雲上に雪化粧をした石鎚山が見えている。

すっかり曇ってどんよりしている。テルモスの湯でカップ麺・トン汁を食べて13時35分に下山を開始した。寂地山へ向かう途中のなだらかな山に霧氷がついている。全山霧氷で快晴なら素晴らしい景色に会えそう。

14時20分に寂地山分岐に着いた。ここを左へ進む。このあたりはホワイトアウトをすると確かにテープは多いけれども視界5メートルなら次のテープは見えなくなる。冠山との道標がもうすぐ雪に埋もれそう。雪が減ってきたのでワカンジキを外してザックにつけた。

15時に尾根が左右に分かれて右へ(1164m地点)。ここはトレースがないと誤りそう。ぐんぐん下りていくと少し登り返す。これがつかれた足に少々堪える。なだらかな尾根道を進む。この下に中国道が通っているみたい。15時47分に冠高原スキー場(跡)の建物が見えて48分に登山口に着いた。そこから3分ほどで駐車場に着いた。先の人たちはもう出発していた。最近は鷹の巣山ばかり(よい山なんだけど)。久しぶりに一日通して歩くことができて荒々しい石鎚山、雪化粧の山並みを眺めることもできて満足。これ以上雪が増えたらスノーシューでないと無理だろう。スノーシューでもある程度雪が固まってないと山頂は厳しそう。

備考 冠・寂地分岐~寂地山あたりはガスがわくと迷いやすいかも。

garminconnect  1008kcal

装備 

靴 シリオ P.F.421-GTX

ザック  mountaindax フォトシャルモ50(DM304)

その他 ワカンジキ・8本アイゼン(使用せず)ダブルストック(モンベル)・GPS(fenix5x+oregon400t)



峠の手前の左側の駐車場に止める。冠高原スキー場があった当時の駐車場

うっすら雪ある程度だけど登っていくと増えていくだろうとワカンジキを持って行った

9時45分に出発してすぐ先にある松ノ木峠登山口へ

カーブミラーのあるところから登山道がはじまっていて。冠山登山道との道標

林道のような道が続く。道の雪はとけてない

やがて植林帯へ。日影になるからか入ると雪が残っている


平坦な道を進むとガクンと下る。前に見える山は大きくきつそう


前方に雪山が見えてきた。あの奥に山頂があるのか

10時20分鞍部から登り返してゆく


ウサギの足跡があちこちにみられる

小岩のあるところ・西側の展望が開ける

ワカンジキを装着した。羅漢山が見えている。山頂に鉄塔がたっているのでよくわかる。

幅の広い尾根を登っていく



12時20分にハングル語の文字のかかれたテープがでてきた

冠山30分の道標がある。寂地山との分岐だ


小高いピークが見えるがまだまだ遠い



下っていくと12時33分に小川林道分岐の道標が出てきた




山体の左斜面を進んでいくと山頂がだいぶん近づいてきた



13時5分に山頂に着いた。


十方山などの絶景が広がる


恐羅漢山

大神ケ岳

十方山アップ

恐羅漢山アップ

臥龍山

赤谷山?

日本海

カンノキ山と鷹ノ巣山

もみの木森林公園

瀬戸内海

石鎚山


13時35分に下山を開始した。向こうに樹氷がついている山が見える



14時20分に寂地山分岐に着いた。ここを左へ進む



西側が開けた小岩のあるところ





15時51分登山口に着いた


ウサギの足跡





恐羅漢山と十方山

赤谷山と大神ケ岳

十方山

臥龍山

赤谷山

カンノキ山と鷹ノ巣山

もみの木森林公園

石鎚山

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