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平成30年(2018)  6月02日 車 単独

笹ヶ峰(石鎚山系)1859.47m 四国地方 高知県/愛媛県

天気:快晴のち晴れ時々曇り

登り 寒風山登山口(5:00)→桑瀬峠(5:42)→寒風山(6:50)→笹ヶ峰(8:44~9:16)→ちち山(9:55)

下り  ちち山(10:00)→笹ヶ峰(10:38)→寒風山(12:27)→桑瀬峠(13:15)→寒風山登山口(13:50)

行き 山陽道(福山西)→しまなみ海道→今治小松自動車道→石鎚山SA泊→国道11号→国道194号→寒風山登山口

帰り 寒風山登山口→国道194号→国道11号→今治小松自動車道→しまなみ海道→山陽道(福山西~)
梅雨入り前の山日和ということで四国でぜひ登ってみたかった笹ケ峰に登ることにした。いつも通り前日に職場から直接向かう。しまなみ海道をわたって今治小松自動車道を経て松山道へ。登山口への道路は小松インターといよ西条との間くらいにあるので石鎚山SA(上り)で車中泊をしていよ西条で下りた。

午前3時半にSAを出発していよ西条で下りた。コンビニが何か所かあり。食料品を調達した。国道11号を松山方面へ進み加茂川橋で左折して国道194号へ。高速の高架をくぐる手前で右へ行くと石鎚山とある。ロープウェイ経由の石鎚山に登るならあちらへ向かうことになる。寒風山トンネルをでて200mほどで左へ曲がって一車線舗装路を進む。つづら折りの道が続く。4時40分に左手に広い駐車場がでてきた。右手にトイレがある。このまま進むと旧寒風山トンネルへ。左へ進むと瓶が森方面へ。奥の広い駐車場は登山者用ではないようなので別のところに止めた。まだ朝早いので一台しか車は止まってない。

5時00分に出発して瓶が森への道路のゲートのところにある寒風山との道標のところから登っていく。「注意!熊の目撃情報あり」との看板がある。桑瀬峠50分・伊予富士2:20・寒風山2:10・笹ケ峰3:40とある。峠までは短いけど少々急な道だ。標高が高いので鬱蒼とした森という感じはなくここなら日の出ハイクもできそうな感じ。道は明瞭であるきやすい。ただそれなりに険しくてロープ場やはしごが設置されている。木のベンチも。ギンリュウソウが咲いている。

5時20分に桑瀬峠25分との道標がでてきた。道標のところが枝で塞いである。その向こうに朝日が当たった稜線が見える。その下側が崩落している。5時半前には東の空が黄色に染まっているのが見えてきた。ヒメレンゲが咲いている。久しぶりに見た。ショウジョウバカマはもう花は終わり。5時35分に笹原に変わった。冠山1731mの山頂から日が登ってきたところだった。先ほど見えていた崩落地あたりの稜線が見えている。笹原の草原を歩いていくと5時42分に桑瀬峠に着いた。東にどっしりとした迫力のある山容の西黒森1861mが見えている。寒風山1:20・笹ケ峰2:50との道標がある。

ここまで誰にも会わず。笹原と灌木の稜線を少しづつ登っていく。ガサガサと音がするので見ると猿の集団がいた。東にトサカみたいな特徴的な格好をした伊予富士が見えている。進む先には険しい山容の寒風山が見える。左側には岩壁が露出している。前回四国に来たときは堂が森あたりからきれいな雲海が見れたけれども今回は遠くに低い雲海が2、3か所小さく見えているだけ。天気は快晴だ。

左側にロープがはってありのぞき込むとゴルジュのような岩に挟まれた険しい谷となっている。時々岩場がでてきてはしごが設置されていたりする。前方上には岩峰が見える。ロープ場が多い。6時08分に登りきるといったん少し傾斜がなだらかになった。ただ左右にロープが設置されていたりする。寒風山35分とある。

前方に山頂らしき高みが見えるがまだまだ高い。マイヅルソウ・ツクバネソウが咲いている。マイヅルソウはとても多い。6時35分に再び笹原となった。寒風山の山肌にツツジが咲いている。振り返ると三角の右に傾いたような恰好のピークが見えている。

6時50分に寒風山山頂に着いた。誰もいない。ここは寒風山との道標がある。北には西条市あたりが見えている。霞のせいで本州の山々はみえていない。北には笹ケ峰~ちち山~冠山が見えている。笹ケ峰はその名の通り笹で覆われている。次郎笈に似ている感じがする。南には伊予富士から西黒森へ至る稜線とその向こうに筒上山~手箱山が見えている。5月20日の二の森ではちょうど反対側がみている。こうしてみると伊予富士へも登ってみたい。笹ヶ峰の右斜面がピンク色に一部染まっている。つつじのようだ。山頂にポールがたっているのが見える。

7時06分に笹ヶ峰へと出発する。笹の稜線の先には笹ヶ峰がその左に黒森山と沓掛山が見えている。7時20分に灌木帯へ。西側はロープが張ってある。シャクナゲが咲いているけどもうすぐ終わりという感じ。この先少々道が険しくロープ場もあり。止との道標がありここは右へ。ロープやはしごが設置していある。再び笹原が多くなってきた。このあたりはニガナが多い。白いニガナが咲いている。

寒風山はだいぶん遠くなってきた。標高が上がるにつれて西黒森の右側に瓶が森が、その遠くに石鎚山がみえるようになってきた。男性が向こうからやってきた。黒森山から登ってきたとのこと。また引き返さないといけないとのこと。人が少ないですねえと話す。三角錐の冠山がいい感じ。笹ヶ峰~冠山も歩いてみたい。山頂が近づくにつれつつじが多くなってきた。西条あたりの港がよく見える。8時40分に丸山荘・笹ヶ峰の分岐にでてきた。ここを左へ黒森山方面へ下ると丸山荘だ。ここは笹ヶ峰との道標通り右へ。8時44分に笹ヶ峰山頂に着いた。誰もいない。黄色い花を咲かせたミツバツチグリの群落があちこちにある。最初はミヤマダイコンソウかなと思っていたけど調べると葉が全然違う。

9時16分にちち山へと向かう。ツツジが点在する笹の稜線を歩いていく。ちち山の左に赤石山系が見えている。笹ヶ峰は1859mでちち山は1855mと標高はほぼ同じ。先を行く男性が稜線にある岩の方向へと向かっていった。あちらにも道があるのか。右に登山道は折れて二重稜線のようになったところを歩く。針葉樹の森へ入る。

9時35分に分岐にでてきた。ここからも丸山荘へ行けるようだ。道標に「銅山越 笹ヶ峰」とあり銅山越方向へ向かう。ここからだとちち山は三角錐だ。このあたりもツツジが多くピンク色でカラフルだ。9時38分に分岐にでてきた。左の稜線への道がありちち山道とある。どちらかというとこのまままっすぐのトラバース道の方が道は不明瞭だ。ちち山方向へと向かう。針葉樹が点在する笹で覆われた笹ヶ峰がとてもきれい。いったん樹林帯に入って再び笹の稜線へ。左に沓掛山とその向こうに岩峰である黒森山が見えている。

なだらかな笹の稜線を登っていくと9時55分にちち山山頂に着いた。ここも誰もいない。笹ヶ峰同様に祠がある。東の稜線沿いに1766mピーク、その向こうに冠山1731m、平家平1692mが見えている。その左には赤石山系が大きい。ここからだと石鎚山がよく見える。笹ヶ峰と違ってなぜか風がなく気温は20度と低いけど日差しがきつくて暑いのでそうそうに引き返す。10時に出発して笹ヶ峰へ向かう。景色を楽しみゆっくり進む。先日の二の森と違って今回は余裕がある。ただ寒風山手前で大山で痛めた膝が再び痛み出しているのでゆっくりひねらないようにして進まないといけない。

赤石方面に雲がわいてきている。いったん樹林帯へ入る。岩がゴロゴロした道だ。ここを過ぎると再び笹原となりちち山道分岐に着いた。ここで右へと向かう。ツツジのピンクと黒々とした針葉樹と黄緑色の灌木と笹原と日本庭園のようだ。10時20分に「銅山越 笹ヶ峰」の道標のところへ戻ってきた。前方に石鎚山を見ながらゆっくりなだらかな笹原を登っていく。10時22分にさきほどの男性が下りて行った岩から下りてくる踏み跡が合流した。まっすぐ登るのはきつそうなのでそちらは使わずに下ってきた道を登っていく。

10時38分に笹ヶ峰山頂に着いた。先ほどと違ってにぎわっている。風があり気持ちいい。休んでいるとヘリコプターが飛んできて放送で迷ったときには動かずに・・などと注意をしている。石鎚方面へと向かっていった。10時56分に寒風山へと向かう。西黒森、亀ヶ森、石鎚山と並んで見えている。寒風山まで1時間半。

11時50分に灌木帯へ。鎖やロープがでてくる。シャクナゲが咲いているところだ。ここを抜けると再び笹原へ。寒風山が近い。左側が樹木で覆われ岩壁がありそこにもシャクナゲが咲いている。

12時27分に寒風山山頂に着いた。とてもにぎわっている。5分ほど休んで桑瀬峠目指して下っていく。登ってきたときは快晴だったけど晴れ時々曇りに変わってきている。岩場を過ぎて13時15分に桑瀬峠1451mに着いた。ここから登山口を目指して急なくだりとなる。途中、写真を撮っておられる方がいて聞くとアカモノとのこと。広島では結構ふつうにみる。盗掘されて少なくなったとあるネットの記事でみたことがある。すぐに樹林帯へ入って黙々と下っていくと13時50分に登山口に着いた。駐車場には車がいっぱい止まっている。寒風茶屋でコーラを買って(うどんを注文しているハイカーもいた)つづら折りの道を通って寒風山トンネルを経ていよ小松北で今治小松自動車道~しまなみ海道~山陽道を経て17時頃に帰った。
雄大な笹原と山並みを満喫できて今回も大満足だった。今度は東赤石山かなあそれとも伊予富士か。

備考 広島県内からだとしまなみ海道→今治小松自動車道が一番近いと思います。

garminconnect

装備 

靴 モンベルワオナブーツ

ザック デイパック(カリマーplute22)

その他 ダブルストック(モンベル)・森林香・GPS(fenix5x+oregon450)



左手に広い駐車場がでてきた。トイレがある。このまま進むと旧寒風山トンネルへ。左へ進むと瓶が森方面へ


奥の広い駐車場は登山者用ではない


5時00分に出発して瓶が森への道路のゲートのところにある寒風山との道標のところから登っていく

「注意!熊の目撃情報あり」との看板がある

標のところから登っていく。「注意!熊の目撃情報あり」との看板がある。桑瀬峠50分・伊予富士2:20・寒風山2:10・笹ケ峰3:40とある

峠までは短いけど少々急な道だ

道は明瞭であるきやすい。ただそれなりに険しくてロープ場やはしごが設置されている




ギンリュウソウ(ギンリョウソウ)


5時20分に桑瀬峠25分との道標がでてきた。道標のところが枝で塞いである

ヒメレンゲが咲いている。久しぶりに見た




冠山1731mの山頂から日が登ってきたところだった

朝日が当たった稜線が見える

5時35分に笹原に変わった


東にどっしりとした迫力のある山容の西黒森1861mが見えている


5時42分に桑瀬峠に着いた


寒風山1:20・笹ケ峰2:50との道標がある


笹原と灌木の稜線を少しづつ登っていく


東にトサカみたいな特徴的な格好をした伊予富士が見えている

進む先には険しい山容の寒風山が見える

左側にロープがはってありのぞき込むとゴルジュのような岩に挟まれた険しい谷となっている


時々岩場がでてきてはしごが設置されていたりする

前方上には岩峰が見える。ロープ場が多い



6時08分に登りきるといったん少し傾斜がなだらかになった

ただ左右にロープが設置されていたりする


寒風山35分とある


マイヅルソウ


ツクバネソウ




6時50分に寒風山山頂に着いた。誰もいない


伊予富士とその向こうに手箱山~筒上山

瀬戸内海側


北には笹ケ峰~ちち山~冠山が見えている

南には伊予富士から西黒森へ至る稜線とその向こうに筒上山~手箱山が見えている

伊予富士

7時06分に笹ヶ峰へと出発する

笹の稜線の先には笹ヶ峰

その左に黒森山と沓掛山が見えている

7時20分に灌木帯へ。西側はロープが張ってある


シャクナゲが咲いているけどもうすぐ終わりという感じ


この先少々道が険しくロープ場もあり






止との道標がありここは右へ



ロープやはしごが設置していある



再び笹原が多くなってきた

このあたりはニガナが多い


寒風山はだいぶん遠くなってきた



標高が上がるにつれて西黒森の右側に瓶が森が、その遠くに石鎚山がみえるようになってきた


三角錐の冠山がいい感じ



8時40分に丸山荘・笹ヶ峰の分岐にでてきた。ここを左へ黒森山方面へ下ると丸山荘だ。ここは笹ヶ峰との道標通り右へ




8時44分に笹ヶ峰山頂に着いた。誰もいない








黄色い花を咲かせたミツバツチグリの群落があちこちにある

9時16分にちち山へと向かう

ツツジが点在する笹の稜線を歩いていく

黒森山方面




ツツジが多くピンク色でカラフル

ここからだとちち山は三角錐

9時38分に分岐。左の稜線への道がありちち山道とある。このまままっすぐのトラバース道の方が不明瞭だ

ちち山方向へと向かう



いったん樹林帯に

針葉樹が点在する笹で覆われた笹ヶ峰がとてもきれい


なだらかな笹の稜線を登っていくと9時55分にちち山山頂に着いた

赤石山系

東の稜線沿いに1766mピーク、その向こうに冠山1731m、平家平1692mが見えている

笹ヶ峰



日差しがきつくて暑いのでそうそうに引き返す。10時に出発して笹ヶ峰へ向かう


ちち山分岐、ここを進むと平家平へ(今回はいかない)

笹ヶ峰へ向かう


ツツジのピンクと黒々とした針葉樹と黄緑色の灌木と笹原と日本庭園のようだ

ツツジがとてもきれい


10時20分に「銅山越 笹ヶ峰」の道標のところへ戻ってきた



前方に石鎚山を見ながらゆっくりなだらかな笹原を登っていく


10時38分に笹ヶ峰山頂に着いた。先ほどと違ってにぎわっている。風があり気持ちいい

休んでいるとヘリコプターが飛んできて放送で迷ったときには動かずに・・などと注意をしている


10時56分に寒風山へと向かう

西黒森、亀ヶ森、石鎚山と並んで見えている。寒風山まで1時間半



黒森山

冠山




寒風山

11時50分に灌木帯へ





鎖やロープがでてくる

シャクナゲが咲いているところだ


冠山がだいぶん遠くなった

寒風山

笹ヶ峰を振り返る


12時27分に寒風山山頂に着いた。とてもにぎわっている







岩場を過ぎて13時15分に桑瀬峠1451mに着いた

写真を撮っておられる方がいて聞くとアカモノとのこと。広島では結構ふつうにみる。盗掘されて少なくなったらしい

13時50分に登山口に着いた。駐車場には車がいっぱい止まっている

雄大な笹原と山並みを満喫できて今回も大満足だった

伊予富士

寒風山

黒森山

桑瀬峠から伊予富士への稜線



ツクバネソウ



笹ヶ峰

伊予富士






冠山




ミツバツグリ






赤石山系

冠山~平家平





笹ヶ峰




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