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平成30年(2018)  4月14日 車 単独

弟見山1085m 中国地方 山口県

天気:快晴

登り 登山口(9:44)(~屋敷林道)→屋敷林道支線(10:16~11:55))→稜線(12:15)→展望台(12:34)→弟見山山頂(12:40)

下り  弟見山山頂(13:01)→シャクナゲ尾根分岐(14:28)→莇ケ岳(14:52~15:05)→シャクナゲ尾根分岐(15:20)→鞍部(15:45)→屋敷林道(16:07)→登山口(~屋敷林道)(16:27)

行き 山陽道(西条インター)→中国道(鹿野インター)→国道315号

帰り 国道315号→中国道(鹿野インター)→山陽道(西条インター)
以前から気になっていた西中国山地の西端あたりに位置する弟見山1085mへ登ることにした。平日休みなので今日ならそこまで人は多くないだろう。初めてなので登山口を探すのに時間がかかるかもしれないしせっかくようやくたどり着いたわ満車で断念となれば悲しい。

あまったカップ麺とファミマのトン汁を消費すべく暑いのを承知で魔法瓶にお湯を入れて持っていく。今日は暑いようなので粉末ポカリ一リットル+サイダー一リットル。これで足りるだろう・・かな。念のためスズメバチジェットを持って行った。

7時25分に出発して西条インターから山陽道を経由して中国道へ。ところが広島市内で故障車渋滞で遅くなってしまった。ここをすぎるとガラガラに。安蔵寺山への六日市インターを久しぶりに通り越して鹿野インターへ。ここで国道315号を北上してゆく。すると莇岳登山口の道標がでてくるがこれは石鎚神社からの登山口なので通過する。インターから13kmほどで参考にさせてもらったホームページにあった「錦川源流の町 鹿野」の看板が右側にでてきた。確かに弟見山登山口とありわきに駐車場があるので車を止めた。この駐車場は7~10台はとめれそう。準備をしていると男性が止められて今から登られるのかと問われる。準備を済ませて例の看板を写真にとって9時44分に出発した。

小川沿いの舗装林道を進んでいく。小川がとてもいい感じ。チャルメルソウがあちこちに咲いている。カタバミ・スミレなども咲いている。9時55分に左に道が分岐していて小さな作業小屋らしきものがある。炭焼き小屋なのか農業用の小屋なのか?。

9時55分に消えかかった看板があり「シャクナゲ尾根・谷コース」とある。さらに進む。10時に舗装が未舗装になった。車が数台のぼっていく。この先にも駐車場があるようだ。右手にミツマタが咲いている。10時16分に弟見山4km道標と山火事注意のリス君看板がでてきた。ここは道標通り右へ。このすぐ先に駐車場があった。たくさんの車が止まっているけどまだ余裕はありそう。

このまま林道を登っていく。ちなみにこの林道は林道屋敷支線らしい。伐採作業中看板がありチェーンソーの音が聞こえる。道端にはエンレイソウ・ネコノメソウが咲いている。ニリンソウの群落も。まだまだ咲いていない花もある。林道は倒木が多くてとても車は走れない。快晴の元の緑いっぱいの中を歩く。咲き終わりかけたツバキもちらほらみられる。

10時45分に林道は終わったのか沢を渡っていく。右手には小さめの滝が見える。砂防ダムがあり上へ行ってみる。上流側は草原になっている。再び林道が続く。さっきのところは林道が崩壊していた様子。前方に稜線が見える。左手に砂防ダムがでてきてすぐのところで林道がY字に分岐している。左のは荒れていて下っているのであきらかに右だろうし倒木で左はとおせんぼしてある。まあ弟見山との道標が右をさしているが。


10時53分に林道が右へ大きくカーブ。間違ってまっすぐ行ってしまいそうになる人がいるのか弟見山との道標が右指している。スミレやエンレイソウ、ニリンソウなどちらほら咲いていて飽きない。ミツバツツジも咲いている。右手の岩場にイカリソウが咲いている。沢が横切る手前で左に土管が二つ転がっている。水源かん養保安林との道標がある。林道が崩れているので狭くてあぶなっかしいけどロープが張ってあるところを進む。林道は傾斜がきつくなり山腹を登っていく。この辺りまでくると林道は狭い。

11時55分に林道終点に着いた。ここから尾根を激登りする。弟見山方面との道標がありロープがつけられた尾根を直登する道が始まる。ロープがずーっと張ってあり安心して歩ける。ギンリュウソウ(ギンリョウソウ)が咲き始めている。イワカガミの葉がいっぱいみられる。新緑の中をぐんぐん登ると12時15分に稜線に着いた。右があざみケ岳方面との道標がある。左へと稜線を進む。5分ほど歩くとカタクリの葉がでてきた。まだ早いのかなあと思っているとちらほらと咲いている。稜線は自然林でとても明るい。新庄毛無山の稜線に似てる感じ。

12時34分に展望台に着いた。ここからは莇ケ岳がよく見える。今日は少々カスミはあるも遠謀が効きとてもきもちのよい青空だ。莇ケ岳の右手に鉄塔の立つ山が見える(石ケ岳924.2m)。ここからは登山道わきにロープが張ってありカタクリロードの始まり。いっぱい咲いている。とても気持ちの良い青空の元の稜線歩きとカタクリにということなし。

12時40分に弟見山山頂に着いた。団体さんがおられる。日当たりが良いので涼しいところを探すがカタクリがたくさん咲いていて座るところがなくて結局山頂で暑い中、カップ麺&トン汁を食べる。北東には大きな山容の安蔵寺山がみえている。その右奥に十方山が見えている。その右側のなだらかな大きな山塊が吉和冠山などの山々だ。山頂に置かれた温度計は16.5度を指している。みんな下りて一人になった。三角錐の羅漢山の左遠くに三角の山が見えているけどどこなのだろうと後で調べると大峯山だった。双耳峰のような特徴のある山はどこの山なのだろうと調べたら金峰山だった。13時01分に山頂を出発した。

13時33分に屋敷林道分岐まで戻った。屋敷林道(支線)には戻らずまっすぐ稜線を莇ケ岳方面へと進む。上ったり下ったりを繰り返す。14時28分に莇ケ岳とシャクナゲ尾根の分岐に着いた。せっかくなので莇ケ岳まで登ってみることにする。先ほどの稜線より少し険しい。14時45分にロープ場が出てきた。ここを登ると避難小屋がでてきた。その先が莇ケ岳山頂だ。大木の元に一輪のりっぱなカタクリが咲ている。山頂の周囲にはカタクリが咲くようだけどすでに終わっているっぽい。とても開放的な山頂だ。

15時05分に引き返してシャクナゲ尾根分岐まで戻る。15時20分に分岐に着いた。ここで左へと下っていく。かなりの急坂だけどロープが張ってある。歩かれないとすぐに笹に覆われてしまいそう。15時25分にベンチがでてきた。15時45分に鞍部へ降りた。ベンチがある。ここを左へ降りると谷コースで30分、右へ降りると駐車場まで15分。まっすぐはシャクナゲ尾根コース。登るのが嫌なので右へ降りてみるけど伐採作業がされている様子でかつとっても急で荒れている。スリップしたりしながらようよう沢まで降りるがここがあれている。この時期なら問題ないけど夏場はたいへんそう。素直にまっすぐシャクナゲ尾根を進んだ方がよさそうだ。ようやく林道の小川の手前までおりて右の上流側へちょっと進むと合流できた。やれやれ(16時07分)。

そこから林道を歩いて1分で弟見山駐車場へ。もう一台も止まってない。16時27分に車まで戻ってきた。一台車が止まっている。とても緑いっぱい自然いっぱいのとても良い山歩きを楽しめた。思っていたよりさらに良かった。もう少し近かったらいいけど時間にしたら二時間ほどで登山口まで来れるのでまた歩いてみたい。

備考 広島方面からだと中国自動車道鹿野インターを降りて国道315号を北上。13kmほどで「錦川源流の町 鹿野」あり。ここにも駐車場があるがもっと奥にもあり。羽虫対策をした方がいいように思う。シャクナゲ尾根の最後の鞍部ではまっすぐ進んだ方がよさそう(右へは降りない方がよさそう)。登山口周辺にコンビニなし。登山口:マップコード358556607~21

garminconnect

装備 

靴 シリオ P.F.421-GTX

ザック バーサライトパック40

その他 ダブルストック(モンベル)・虫よけ・GPS(fenix5x+oregon400t)・スズメバチジェット・虫よけスプレー・携帯トイレ



以前から気になっていた西中国山地の西端あたりに位置する弟見山1085mへ

錦川源流の町 鹿野」の看板が右側にでてきた

弟見山登山口とある


ここの駐車場は7~10台はとめれそう

9時44分に出発し小川沿いの舗装林道を進んでいく

9時55分に消えかかった看板があり

「シャクナゲ尾根・谷コース」とある



右手にミツマタが咲いている

ミツマタアップ


小川がとてもいい感じ


10時に舗装が未舗装になった。車が数台のぼっていく。この先にも駐車場がある

10時16分に弟見山4km道標と山火事注意のリス君看板がでてきた。ここは道標通り右へ

たくさんの車が止まっているけどまだ余裕はありそう

このまま林道を登っていく

伐採作業中看板がありチェーンソーの音が聞こえる

このまま林道を登っていく。ちなみにこの林道は林道屋敷支線らしい


エンレイソウ

ネコノメソウ

ニリンソウの群落


ネコノメソウ





快晴の元の緑いっぱいの中を歩く

左手に砂防ダムがでてきてすぐのところで林道がY字に分岐している

弟見山との道標が右をさしている










右手の岩場にイカリソウが咲いている




沢が横切る手前で左に土管が二つ転がっている


11時55分に林道終点に着いた

ここから尾根を激登りする

弟見山方面との道標があり

ロープがつけられた尾根を直登


ギンリュウソウ(ギンリョウソウ)が咲き始めている



新緑の中をぐんぐん登ると12時15分に稜線に着いた

右があざみケ岳方面との道標がある。左へと稜線を進む

イワカガミ

カタクリがちらほらと咲いている


12時34分に展望台に着いた莇ケ岳がよく見える。

わきにロープが張ってありカタクリロードの始まり


いっぱい咲いている

12時40分に弟見山山頂に着いた


山頂に置かれた温度計は16.5度を指している




三角錐の羅漢山


広島市最高峰の大峯山






莇ケ岳

13時01分に山頂を出発し13時33分に屋敷林道分岐まで戻った

屋敷林道(支線)には戻らずまっすぐ稜線を莇ケ岳方面へと進む




14時28分に莇ケ岳とシャクナゲ尾根の分岐に着いた


せっかくなので莇ケ岳まで登ってみることにする



再び大峯山

イワカガミ

先ほどの稜線より少し険しい



避難小屋がでてきた。その先が莇ケ岳山頂だ

大木の元に一輪のりっぱなカタクリが咲ている

4時52分に山頂に着いた

山頂の周囲にはカタクリが咲くようだけどすでに終わっているっぽい。とても開放的な山頂だ








15時05分に引き返す


シャクナゲ尾根分岐まで戻る。15時20分に分岐に着いた

かなりの急坂だけどロープが張ってある

15時25分にベンチがでてきた。15時45分に鞍部へ降りた。ここにもベンチがある

登るのが嫌なので右へ降りてみるけど伐採作業がされている様子でかつとっても急で荒れてい



スリップしたりしながらようよう沢まで降りるがここがあれている

この時期なら問題ないけど夏場はたいへんそう


ようやく林道の小川の手前までおりて右の上流側へちょっと進むと合流できた。やれやれ(16時07分)

そこから林道を歩いて1分で弟見山駐車場へ

もう一台も止まってない

16時27分に車まで戻ってきた。とても緑いっぱい自然いっぱいのとても良い山歩きを楽しめた。思っていたよりさらに良かった
















林道屋敷支線より稜線へ


稜線を弟見山へ向かう

展望台より莇ケ岳



弟見山山頂

羅漢山


広島市最高峰の大峯山











莇ケ岳へ至る稜線


莇ケ岳

莇ケ岳山頂にて



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