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平成30年(2018)  5月20日 車 単独

二ノ森(石鎚山系)1929.5m 四国地方 愛媛県

天気:晴れ

登り 保井野登山口(6:10)→稜線分岐(8:30)→堂ケ森分岐(9:06)→二の森(10:50)→折り返し地点(11:37)

下り  折り返し地点(11:37)→二ノ森(12:45)→堂ケ森分岐(14:27)→稜線分岐(14:53)→保井野登山口(16:27)

行き 山陽道(福山西)→しまなみ海道→今治小松自動車道→松山自動車道(いよ西条)/いよ西条)→石鎚山SA(泊)→今治小松自動車道(いよ小松)→国道11号→県道153号→保井野登山口

帰り 保井野登山口→県道153号→国道11号→今治小松自動車道(いよ小松北~湯ノ浦)→しまなみ海道→山陽道(福山西)
日曜は天気が良さそうなので久しぶりに四国の山へ。以前から気になっていた保井野から二ノ森、石鎚山へのコースを行ってみることにした。ただ石鎚山まではかなりの距離なので行けるとこまで行ってみることにした。

夜の八時半に東広島を出発してしまなみ海道を経て松山自動車いよ西条でいったん下りて再び乗って下り石鎚SAで車中泊をした。翌朝5時に起床していよ小松ICで下りて国道11号を松山市方面へ。丹原町鞍瀬の落合橋で左折して県道153号へ。これが一車線で狭くて対向車が来ないか気になるような道。ただこんな時間帯なので車はおらず。丹原町明河までくると道がとても狭い(離合場所はたまに出てくるけど)。クネクネした舗装一車線路を上っていくと堂ケ森登山口に着いた。車が数台とまっている。大山でみた顔、アニーちゃん(トイプードル)を発見。聞くと確かにアニーちゃんだった。撫でさせてもらう。とても人懐っこい。うちのチーズ(パピヨン)は今日は留守番だ。木曜が平日休みで鷹ノ巣山の山頂の草原で一人走り回っていた。

ここにはハイテクトイレが設置されている。とてもきれいに整備されている。雰囲気的に独りでここで車中泊することは避けたい感じ。ネットによると登山口から稜線までがかなりの急登らしい。

6時10分に出発した。登山口:頂上まで3400mとの道標がある。愛媛の森林基金 堂ケ森との道標もある。右にはタイヤが並べてある。鬱蒼とした植林帯が続く。クルミの実がわれたのが散らばっている。しばらく歩くと左側がずーっとフェンスがしてある。小さな枯れ沢を渡ると「堂ケ森へ⇔保井野へ」の道標がでてきた。二人静が咲いている。再び枯れ沢を横切る。ここには誰かが岩の上に石を積んでいる。このあたりで自然林となる。緑がとてもきれい。写真を撮るが汗で眼鏡が曇ってファインダーが見えない・・。


一枚岩の沢を横切る。ここには「堂ケ森」との道標がある。少しえぐれたようになった道を登っていく。再び植林帯へ。ギンリュウソウが咲いている。ほどなくして自然林帯へ。道は明瞭でリボンが時々つけてある。緑がとてもきれい。深い深い森っていう感じがする。斜面を横切るような道が続いた後、保井野登山口⇔堂ケ森山頂へとの道標がでてきて右へ道が曲がる。ここから尾根?(なだらかな斜面)を登っていくようになる。これよりしゃくなげ歩道との道標がでてきた。シャクナゲが咲いているけどまだこれからといった感じか。7時35分過ぎになると岩と木の根っこが道にでてきて少々登りにくい。右手にロープが張ってある。道はしっかりしているけどこけて落ちると命取りになりそうな感じの崖だ。

8時前になると左に滝雲が見える。上は雲海になっている様子。ロープが張ってあったりと斜度がきつい。8時10分になると笹がでてきた。だいぶん上がってきたのだろう。少しやせた尾根道を進む。8時10分に水呑場との道標がでてきた。右に滝がありその近くが水場になっている様子。この先はしごが道に設置してあったりする。

前方に青空がみえるようになってきた。もうすぐ稜線かな。8時20分に再びはしごがでてきて10分ほど登っていくと8時28分に稜線にでてきた。天気は快晴できれいな雲海がみられる。振り返ると稜線沿いに小高い笹のピークがありその向こうにどっしりとした山が見える(石黒山1456m)。稜線分岐には保井野へ・梅ケ市へ・堂ケ森へとの矢印がつけられた道標がある。

笹の稜線の先に反射板が設置された堂ケ森山頂が見える。左後方には瀬戸内海が見えている。ガレ場にはロープが設置されている。若者が登ってきた。ここはとても人が少ない。堂ケ森分岐まで上がってくると二の森(実は前衛峰)と石鎚山山頂あたりが見えてきた。素晴らしい景色だ。雲上の天国だ。左側は雲海になっていて滝雲もみられる。9時10分になると右下に山小屋の屋根が見えてきた。堂ケ森避難小屋だ。堂ケ森避難小屋200米とある。

稜線まででだいぶん体力を使ってしまったので力がでない。笹原の稜線を二の森を目指して進んでいく。鞍瀬ノ頭1889mを右へと巻いていく。先にいった若者が登っている。この先に二の森ピークが見えてきた。山頂部はシコクシラベで覆われていて黒っぽい。右奥には土小屋・岩黒山が見えている。とても懐かしい。道端にはイワカガミが数輪咲いている。前方から男性がやってきた。二ノ森には数人いるとのこと。アニーちゃん団体さんのようだ。笹の稜線を登っていくと前方からやっぱりアニーちゃん達が下りてきた。西ノ冠岳~天狗岳の荒々しい岩峰が見える。10時50分に二ノ森山頂1929mに着いた。男性がお昼を食べている。まだ時間が早いのでつかれがだいぶんたまってきたのでどうしようかと思ったけどその先へとすすで見ることにした。石鎚山山塊がとても大きくなってきた。シラベの林の中へとたまに入るけどカタバミが咲いている。

あともう少しで弥山だろうが時間は12時前でタイムリミット。西の冠岳の手前まで来たけど初めてのルートで長距離なので無理は禁物。疲労がたまっているので弥山はあきらめて11時37分に引き返す。
こちらからみる二ノ森は山容が八ヶ岳の赤岳そっくりだ。

ここまで下りてくるときはそれほどきつい下りとは思わなかったけど結構きつい。休み休み登っていく。偽ピークを過ぎてさらに進むと山頂に戻ってきた(12時45分)。誰もいない。ここで昼めしタイム。ここから下っていく。

14時10分に避難小屋分岐を通過した。14時半に堂ケ森分岐に着いた。山頂へ行こうか迷ったけどまた次回とする。堂ケ森への登りはそれほどでもなかった。ぐんぐん下っていくと保井野へとの道標がでてきた(14時50分)。ここからが大変。激下っていく。石がゴロゴロしていて気の根っこがあちこちにあるのでなかなかペースが進まない。ただ朝よりシャクナゲが咲いている。15時半頃に歩きやすい道となってきた。ただ足はガタガタ。試練の道が続く。右にワイヤーがでてきたので(16時10分)もうすぐかなと思えど登山口はでてこない。

16時25分に右手に道が見えてきたのでもうすぐ。そこから2分ほどで登山口へと下りてきた。二リットル持って行った水はすでになし。喉はカラカラ。16時半杉に出発。自販機はないかなと探したけど国道へでるまで見つけられず。国道にてようやく水分補給できた。
いよ小松北で今治小松自動車道へのってしまなみ海道を通って山陽道八幡PAで夕食を食べて8時前に自宅に着いた。歩行距離20kmは久々だった。きつかった。でもとても爽快な草原歩きをたのしめきれいな雲海も眺められてとても満足した一日だった。

備考 水分2000cc持っていくも足らず水切れ。保井野登山口への道路はとても狭く対向車が来たらちょっと大変そう。

garminconnect

装備 

靴 シリオ P.F.421-GTX

ザック バーサライトパック40

その他 ダブルストック(モンベル)・携帯トイレ・GPS(fenix5x+oregon400t)



堂ケ森登山口。車が数台とまっている。大山でみた顔、アニーちゃん(トイプードル)を発見。

ハイテクトイレが設置されている。とてもきれいに整備されている

登山口:頂上まで3400mとの道標がある

6時10分に出発

愛媛の森林基金 堂ケ森との道標もある。右にはタイヤが並べてある

鬱蒼とした植林帯が続く


しばらく歩くと左側がずーっとフェンスがしてあるところへ。小さな枯れ沢を渡る

「堂ケ森へ⇔保井野へ」の道標がでてきた


二人静が咲いている

再び枯れ沢を横切る。ここには誰かが岩の上に石を積んでいる。このあたりで自然林となる

緑がとてもきれい。写真を撮るが汗で眼鏡が曇ってファインダーが見えない・・

一枚岩の沢を横切る。ここには「堂ケ森」との道標がある


少しえぐれたようになった道を登っていく。再び植林帯へ

ギンリュウソウ(ギンリョウソウ)が咲いている

ほどなくして自然林帯へ

道は明瞭でリボンが時々つけてある


緑がとてもきれい。深い深い森っていう感じがする



斜面を横切るような道が続いた後、保井野登山口⇔堂ケ森山頂へとの道標がでてきて右へ道が曲がる

ここから尾根?(なだらかな斜面)を登っていくようになる



これよりしゃくなげ歩道との道標がでてきた


シャクナゲが咲いているけどまだこれからといった感じか

7時35分過ぎになると岩と木の根っこが道にでてきて少々登りにくい

右手にロープが張ってある。道はしっかりしているけどこけて落ちると命取りになりそうな感じの崖だ



8時前になると左に滝雲が見える。上は雲海になっている様子

ロープが張ってあったりと斜度がきつい

8時10分になると笹がでてきた

8時10分に水呑場との道標がでてきた

この先はしごが道に設置してあったりする


前方に青空がみえるようになってきた。もうすぐ稜線かな

再びはしごがでてきて10分ほど登っていくと8時28分に稜線にでてきた

天気は快晴できれいな雲海がみられる

振り返ると稜線沿いに小高い笹のピークがありその向こうにどっしりとした山が見える(石黒山1456m)

稜線分岐には保井野へ・梅ケ市へ・堂ケ森へとの矢印がつけられた道標がある


笹の稜線の先に反射板が設置された堂ケ森山頂が見える

ガレ場にはロープが設置されている


左後方には瀬戸内海が見えている

反射板が設置された堂ケ森山頂

堂ケ森分岐まで上がってくると二の森(実は前衛峰)と石鎚山山頂あたりが見えてきた。素晴らしい景色だ

雲上の天国だ。左側は雲海になっていて滝雲もみられる

9時10分になると右下に山小屋の屋根が見えてきた。堂ケ森避難小屋だ



稜線まででだいぶん体力を使ってしまったので力がでない。笹原の稜線を二の森を目指して進んでいく

堂ケ森を振り返る



イワカガミ

鞍瀬ノ頭1889mを右へと巻いていく



鞍瀬ノ頭1889mを振り返る

この先に二の森ピークが見えてきた

笹の稜線を登っていくと前方からやっぱりアニーちゃん達が下りてきた

10時50分に二ノ森山頂1929mに着いた。先へと進んで見ることにした


石鎚山山塊がとても大きくなってきた

二ノ森を振り返る


太平洋


シラベの林の中にたまに入る


石鎚山の山荘が見えている


あともう少しで弥山だろうが時間は12時前でタイムリミット

西の冠岳の手前まで来たけど初めてのルートで長距離なので無理は禁物

疲労がたまっているので弥山はあきらめて11時37分に引き返す

こちらからみる二ノ森は山容が八ヶ岳の赤岳そっくり



赤岳のミニ版





筒上山

土小屋と黒岩山

伊予富士周辺


偽ピークを過ぎてさらに進むと山頂に戻ってきた(12時45分)。誰もいない



西黒森と伊予富士あたり


伊予富士あたり


堂が森を目指す(先には鞍瀬ノ頭1889mが見えている)




鞍瀬ノ頭1889mの山腹より二ノ森を振り返る

左に派生する五代ケ森への尾根(この尾根は通らない)

堂ケ森山頂が見えてきた

鞍瀬ノ頭1889mを振り返る

再び堂ケ森


二ノ森を振り返る

14時10分に避難小屋分岐を通過

鞍瀬ノ頭とその左に石鎚山(西の冠岳)

14時半に堂ケ森分岐に着いた。山頂へ行こうか迷ったけどまた次回とする


面河ダム


青滝山方面


ぐんぐん下っていくと保井野へとの道標がでてきた(14時50分)。ここからが大変

激下っていく。石がゴロゴロしていて気の根っこがあちこちにあるのでなかなかペースが進まない

ただ朝よりシャクナゲが咲いている






15時半頃に歩きやすい道となってきた

ただ足はガタガタ




16時25分に右手に道が見えてきたのでもうすぐ。そこから2分ほどで登山口へと下りてきた

二リットル持って行った水はすでになし。喉はカラカラ

きつかった。でもとても爽快な草原歩きをたのしめきれいな雲海も眺められてとても満足した一日だった






シャクナゲ尾根









堂ケ森



鞍瀬ノ頭

滝雲


鞍瀬ノ頭

西の冠岳

堂ケ森


西条市街

鞍瀬ノ頭1889m(堂ケ森側より


二ノ森1929m

イワカガミ

五代ケ森への尾根

二ノ森

西ノ冠岳

鞍瀬ノ頭1889m


伯耆大山以来ひさびさのアニーちゃん

伊予富士~東黒森、その上に矢筈山、右奥に剣山・三嶺


石鎚山

二ノ森とその左奥に石鎚山




石鎚山の山頂の小屋

















伊予富士~東黒森とその向こうに矢筈山












西条市街


西ノ冠岳から北へ派生する荒々しい尾根



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