表紙に戻る

平成30年(2018)  12月15日日 車 単独・・・初めての雪の十方山(獅子ケ谷登山口より)

十方山1328m 中国地方 広島県

天気:曇り時々晴れ

登り 二軒小屋駐車場(10:10)→獅子ケ谷登山口(10:53)十方山1328ピーク(12:23)十方山(12:38)

下り  十方山(13:05)→奥三ツ倉(13:36)那須分れ・前三ツ倉(14:05)丸子頭(14:42)→藤本新道分れ(15:26)藤本新道登山口(15:54)→二軒小屋駐車場(16:00)

行き 山陽道→中国道(~戸河内インター)→国道191号→二軒小屋駐車場

帰り 二軒小屋駐車場→国道191号→中国道(戸河内インター~)→山陽道
前夜用事があって大山へ行っても寝不足で登ることになるし行ってもご来光は期待できず昼間に登ると人が多そう。できるだけ西の方が天気の回復が早そう。で雪有りとなると吉和冠山・十方山・恐羅漢山。吉和冠山は雪の時に何度か登っているので恐羅漢山へ登ってみることにした。今春ヤフオクで購入したモンブランプロの試し履きを兼ねての雪山ハイクだ。

5時に目覚ましをセットするもいつも通り切ってしまって8時に出発して山陽道経由で中国道へ。高い山は雪をかぶっている。戸河内から西は雪タイヤ規制がかかっている。国道191号を北上していくも周りに雪はなし。虫木トンネルを過ぎると景色が一変して雪景色になった。深入山も雪景色をしているけれども積雪が少なくススキが出ている。道路にも雪はあるも走行にはスタッドレスで問題なし。

「恐羅漢スキー場へ」の看板のところで左折し大規模林道(大朝・鹿野線)(舗装二車線)へ。ところでわだちがすごいことに。こちらは除雪していない。餅ノ木峠あたりは二駆スタッドレスでは厳しかったけれども(道路に積雪していて気温が高いのでシャーベット)、なんとか通過して二軒小屋駐車場に着いた。どう考えてもここから恐羅漢山登山口へ車で上がるのは無理そう。なので、二軒小屋駐車場から十方山へ登ることに変更した。四駆のジムニーが一台停まっていて獅子ケ谷登山口の方へとトレースがある。駐車場の積雪は3センチほどか。本格的な積雪となって十方山へ登るとしたら獅子ケ谷登山口からの往復が無難そう。なので獅子ケ谷登山口から十方山へ登り雪の状態(+靴の調子)を見て戻るか藤本新道登山口へ縦走するか決めることにした。

10時00分に出発。念のためワカンジキを持って行く。ところが地図を忘れて引き返し10時10分に再出発・・危ない危ない。気温が高いので凍っておらず。木々に雪が着雪していて日が当たってキラキラ光って別世界。林道に一つの小さな足跡がついている。女性かなあ。右には動物(鹿?)の足跡がついている。10時16分に工事中のところへでてきた。車両通行止とある。日影は雪が10センチほどになってきた。ツボ足だと大変そう。10時半に工事現場を過ぎた。青空に白銀の世界といい感じ。

10時53分に獅子ケ谷登山口に着いた。十方山頂1時間20分とある。この看板の左から尾根を上がっていく。ところが間違って山火事注意の横断幕のところを進んでしまってすぐに間違いに気づいて引き返した。ここは尾根を上がっていく。

植林帯の中を登っていく。11時10分にちょこっと下り気味に。再び登りだして尾根の少し右側を登っていくと右に尾根が見えてきた。こちらの方が水越峠からの尾根だろう。浅い谷(とても浅いので山腹といってもいいかも)を右へ渡って11時20分に水越峠からの尾根に乗った。ピンクのリボンがある。10~15センチの新雪でモフモフなので足に堪える。ワカンジキをつける。つけても沈む・・・。

11時半頃先行者に追いついた。女性の方だった。ワカンジキは置いていたとのこと。たしかにこの雪だとつけていても沈む。ここからトップ交代して登っていく。踏み跡がない新雪の中を歩いていくが、それよりもステッパーを踏んでいくような感じで足に堪える。笹に雪が覆いかぶさっている。やがて雪の中へ隠れるのだろう。木の上に雪がどっさり載っている。30センチ以上ある。ひだりになだらかなピークが見えている(カシミールで確認すると丸子頭のようだ)。霧氷・着雪した樹木で真っ白だ。

12時、右手に植林がでてきた。このあたりから斜度がきつくなってきた。左手に4,5本の大きな杉の木がある。再び左右とも自然林へ。真っ白な世界だ。大きなブナがある。霧氷と着雪で木々がサンゴのようになっている。湿度が高くてカメラのレンズ(保護フィルダー)がすぐ曇ってしまう。12時20分に左手に平らな岩がでてきた。亀の甲羅みたい。そこから3分で最高地点を示す道標がでてきた(12時23分)。倒木が時々ありその上に雪が30~40センチもある。12時半になると雲が湧いてきた。木々に日が当たって白く光っているので雲が黒く見える。ここで水越新道との道標がでてきた。

この先で笹原となった。ひと登りして12時38分に山頂へ。雪原になっている。瀬戸の滝コースから登ってきたトレースがある。もう下りているようだ。三人分ある。その後しばらくして女性も登ってこられた。きつかった。奥三ツ倉が霧氷(着雪)で真っ白。南西には吉和冠山が見えている。山頂部は白くなっている。瀬戸の滝からのコースがある笹原はまだ雪原にはなっていない。いつものカップ麺(スーパーカップ)を食べる。しばらくすると女性の方は丸子頭の方へ縦走していかれた。ここへは冬に何度も来られている常連さんのようで熟知されている。この後しばらく休んで私も丸子頭へ縦走することに。ゆっくり歩いても十分歩けるだろう。

道標の内黒峠との方向へと歩いていく。13時05分に出発した。稜線も雪でまっしろの世界だ。13時15分に沢を渡る。水が流れている。凍ってはおらず。このすぐ先に「十方山→」の道標がある。溝の様に掘れた沢がでてきた。木のはしごがつけられている。奥三ツ倉の手前あたりは霧氷が木々のさきっぽに霧氷がちょっとだけ残っている。奥三ツ倉への登りがちょっときつい。ピークが近づいてくると霧氷がしっかりと残ってきている木々が多くなってきた。樹氷の森になっている。登山道の右に岩があり木製の道標があるが字が消えている。13時36分、ここが奥三ツ倉山頂だろう。前回11月に来たときは吉和冠山の左肩に九州の鶴見岳・由布岳が見えていたけど今回は見えない。

14時05分に前三ツ倉に着いた。ここは那須登山道との分岐になっていて「那須分れ」だ。内黒峠2時間45分の道標のさす方向へ。那須の方への踏み跡はない。右側に植林がでてきた。この先はすぐに再び自然林へ。14時22分に笹原がでてきた。前方に臥龍山が見えている。その右に深入山が見えている。ただ雲が湧いていて見えたり隠れたりしている。前回は真っ白な伯耆大山が見えていたところ。左に砥石郷山1117mが見えている。

このあたりは灌木帯が多くて木々に間から左に恐羅漢スキー場が見えている。恐羅漢山の山頂には雲がかかっている。前方少し左になだらかなピークが見える。14時42分に小さな岩がでてきた。この先が丸子頭だ。ピークは左へちょっと進むとあるが展望はなし。パスする。ここからぐんぐん下っていく。やっぱり下りるのは早い。15時26分に藤本新道分れに着いた。15時半に植林帯へ。急な斜面を下りていく。ロープが張ってあるところもある。15時54分に藤本新道登山口に着いた。長かった・・。女性の方は健脚でもうだいぶ前に下りていった様子。内黒峠からの道路は2,3回車で通っているけど狭くて使いたくない道だ。シャーベット状になっている。道路に覆いかぶさった枝を伐採する作業をしている。橋を渡って16時に二軒小屋駐車場に着いた。以前より歩いてみたかった雪の十方山~丸子頭を歩けて良かった。今回初めて履いたモンブランプロも問題なし。今年活躍してもらおう。

地図 出典 国土地理院

備考 獅子ケ谷登山口から十方山へは、最高点地点がガスると積雪期注意しないと迷いそう

garminconnect

装備 

靴 モンブランプロGTX

ザック バーサライトパック40

その他 ワカンジキ(エキスパートオブジャパン・スノーシューズL)・防寒具(プラズマ1000ダウンジャケット)・ロングスパッツ(モンベル)・ツエルト・GPS(fenix5x+oregon400t)



当初、恐羅漢山の予定であったが雪で車が登れず急遽二軒小屋駐車場から十方山へ

念のためワカンジキを持って行く。10時00分に出発した

地図を忘れたことに気づいて引き返す(右が駐車場)

10時10分に再出発

林道へ

林道に一つの小さな足跡がついている。女性かなあ。右には動物(鹿?)の足跡がついている


10時16分に工事中のところへでてきた

青空に白銀の世界といい感じ



10時半に工事現場を過ぎた


10時53分に獅子ケ谷登山口に着いた

十方山頂1時間20分とある。この看板の左から尾根を上がっていく

ところが間違って山火事注意の横断幕のところを進んでしまってすぐに間違いに気づいて引き返した


ここはこの尾根を上がっていく

植林帯の中を登っていく


11時10分にちょこっと下り気味に

再び登りだして尾根の少し右側を登っていく

右に尾根が見えてきた


こちらの方が水越峠からの尾根だろう

11時20分に水越峠からの尾根に乗った


10~15センチの新雪でモフモフなので足に堪える。ワカンジキをつける。つけても沈む・・・

11時半頃先行者に追いついた。女性の方だった

ここからトップ交代して登っていく

踏み跡がない新雪の中を歩いていくが、それよりもステッパーを踏んでいくような感じで足に堪える


笹に雪が覆いかぶさっている






12時、右手に植林がでてきた。このあたりから斜度がきつくなってきた



左手に4,5本の大きな杉の木がある

再び左右とも自然林へ。真っ白な世界だ

大きなブナがある




霧氷と着雪で木々がサンゴのようになっている



12時20分に左手に平らな岩がでてきた。亀の甲羅みたい

湿度が高くてカメラのレンズ(保護フィルダー)がすぐ曇ってしまう

最高地点を示す道標がでてきた(12時23分)

倒木が時々ありその上に雪が30~40センチもある

12時半になると雲が湧いてきた。木々に日が当たって白く光っているので雲が黒く見える


ここで水越新道との道標がでてきた

この先で笹原となった

ひと登りして12時38分に山頂へ

瀬戸の滝コースから登ってきたトレースがある。もう下りているようだ

奥三ツ倉が霧氷(着雪)で真っ白

南西には吉和冠山が見えている。山頂部は白くなっている

瀬戸の滝からのコースがある笹原はまだ雪原にはなっていない

女鹿平山

羅漢山

藤本新道へ縦走することに

道標の内黒峠との方向へと歩いていく。13時05分に出発した




稜線も雪でまっしろの世界だ





「十方山→」の道標がある

溝の様に掘れた沢がでてきた






奥三ツ倉の手前あたりは霧氷が木々のさきっぽに霧氷がちょっとだけ残っている

奥三ツ倉への登りがちょっときつい


ピークが近づいてくると霧氷がしっかりと残ってきている木々が多くなってきた





樹氷の森になっている










登山道の右に岩があり木製の道標があるが字が消えている。13時36分、ここが奥三ツ倉山頂だろう


前回11月に来たときは吉和冠山の左肩に九州の鶴見岳・由布岳が見えていたけど今回は見えない









14時05分に前三ツ倉に着いた。ここは那須登山道との分岐になっていて「那須分れ」だ

内黒峠2時間45分の道標のさす方向へ

那須の方への踏み跡はない



右側に植林がでてきた。この先はすぐに再び自然林へ


前方に臥龍山が見えている。その右に深入山が見えている

左に砥石郷山1117mが見えている




前方少し左になだらかなピークが見える


14時42分に小さな岩がでてきた

この先が丸子頭だ。ピークは左へちょっと進むとあるが展望はなし。パスする


15時26分に藤本新道分れに着いた

15時半に植林帯へ。急な斜面を下りていく


ロープが張ってあるところもある


15時54分に藤本新道登山口に着いた。長かった・・


内黒峠からの道路は2,3回車で通っているけど狭くて使いたくない道だ

シャーベット状になっている

橋を渡って16時に二軒小屋駐車場に着いた。以前より歩いてみたかった雪の十方山~丸子頭を歩けて良かった

二軒小屋駐車場から獅子ケ谷登山口への林道

恐羅漢山への道路と獅子ケ谷登山口への林道との分岐

獅子ケ谷登山口へ





獅子ケ谷登山口

道標のすぐ左を登っていく


ここを登っていく




















十方最高地点




























砥石郷山




表紙に戻る