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平成30年(2018)  5月26日 車 単独

伯耆大山1729m 中国地方 鳥取県・・・久しぶりの三ノ沢~剣が峰

天気:晴れ時々曇り

登り 文殊堂→大堰堤→稜線分岐→三ノ峰→天狗ケ峰→剣が峰

下り  剣が峰→天狗ケ峰→三ノ峰→稜線分岐→大堰堤→文殊堂

行き 尾道自動車道(尾道北)→中国自動車道(庄原)→鍵掛峠(国道183号)→矢倉峠→南光河原駐車場(泊)→升水高原→文殊堂

帰り 文殊堂→升水高原→矢倉峠→ 鍵掛峠(国道183号)→中国自動車道(庄原)→尾道自動車道(三良坂)→国道375号
久しぶりに伯耆大山三ノ沢へ行ってみることにした。いつもなら人が少ない平日休みに登るけど平日は環状道路が通行止めなのでやむを得ない。三ノ沢~槍ケ峰間は浮石だらけで落石が心配なので朝早めにでて早めに下山することにした。

いつも通り前日の夕方に職場から直接出発して尾道道~中国道を利用して庄原から北上して溝口のファミマで食料品を調達した。21時前に南光河原駐車場に着いた。前回は土曜日だのにガラガラだったけど今回はかなりとまっている。天気は晴れ予報だったけど薄曇り。

当日の朝5時に起床して文殊堂前へ車で移動した。車が2台止まっている。三ノ沢は工事をしている様子だけど今日はやってない。5時半に出発して(関係者以外立ち入り禁止とあるので気が引けるけど・・・)沢の左側から作業道路へ。5分ほど歩くと歩行者用道路と道標があり左の森の中の道へ。5分ほどで抜けて枯れ沢の中へ入り二つ続く砂防ダムを右から巻いていく。タニウツギが咲いている。白い花がたくさん咲いている。なんていう名前だろう

6時10分に大堰堤手前までやってきた。沢を横切りトラロープのある斜面を登って堰堤上へ。結構高いところで落ちたら危ない。ケルン二つの間を通って踏み跡を進んでいく。1年ぶりに見る槍が峰などの峰々だ。振り返ると新庄毛無山が見えるがかすんで遠望はまったく効かない。

シコクハタザオ・ダイセンクワガタなどが咲いている。7時07分右にあたらに踏み跡ができている。こちらなら岩がゴロゴロした中を歩かなくて済みそうなので右へ入る。たしかにこちらの方が歩きやすい。タケノコ岩の下を見ると人がいるのが見える。一ノ沢をあるいているようだ。

ここから先、コメバツガザクラとイワカガミが咲き乱れている。写真を撮りつつ登っていく。7時33分に以前にはなかったガレ場がでてきた。とてもいやらしい。右から巻いていく。この先が左が崖になったところ。ロープがなくなっている。左には剣が峰が見えている。先ほどより安定したところへでてきてほっとする。

7時55分に稜線分岐へとでてきた。これは左へと進む。このあたりもコメバツガザクラとイワカガミのお花畑が続く。槍ケ峰を巻くところは去年より歩きやすくなっている。ただ全体に状態は悪くなっている。槍ケ峰を巻くと狭い稜線歩きとなる。右の谷は雪渓に覆われている。稜線のすぐ右下にも残雪が残っている。

8時15分に三ノ峰に着いた。誰もいない。しばらく景色を楽しむ。しばらくすると男性がやってきて三ノ峰へはよらずに剣が峰へと向かっていった。この後男性が独りやってきて話をする。剣が峰へ行かれるようなので行けるところまで行ってみようと8時50分に先へと進む。

やっぱり天狗ケ峰の手前がとてもとてもいやらしい。帰りに苦労しそう。8時57分に天狗ケ峰に着いた。天狗ケ峰には岩に名称が書かれた石がある。このすぐ先にとても狭くなったところがあるがこちらは高さにそれほど差がないので慎重に歩けば問題なさそう。

この先も油断はせぬよう進む。少々嫌なガレた稜線を進む。右手の草付きにサンカヨウの群落がみられる。慎重に歩けば問題ないけど油断してこけて左に落ちると助かりそうにない。9時10分に右の草付きへ迂回して再び稜線へ。

9時13分に剣が峰に着いた。やれやれ。ただまた帰らないといけない。山頂でおられた方々と談笑して10分ほどで引き返す。やっぱり帰りの方が怖い。天狗ケ峰手前のところがいやらしい。そしてその先の天狗が峰から三ノ峰へ向かいところがとてもいやらしい。去年より悪くなっている感じがする。

10時に三ノ峰へ戻ってきた。少し休んでさらに進む。稜線分岐からさらに進んだところに展望がよいところがあり10時33分、休む。烏ケ山がドーンと前に見えている。2,3分休んで分岐へ戻り三ノ沢目指して下っていく。ただ人がとても多くて落石に注意しつつ間隔をあけて下りていく。平日が環状道路通行止めなのでこの日にさらに集中したのだろう。かなりの人だ。

10時53分に右が切れて崖になったところへでてきた。この先に去年はなかったガレ場。木をもって慎重に下りたつもりが木に体重をかけすぎてスリップして木にぶら下がり状態。すぐに復帰するも木が抜けたら10mほど滑落するところだった。落石が起こったので下に知らせるが間をあけていたこともあり無事だった。この後子供連れが登って行った。危ないのでだいぶん上まであがったところで踏み跡へ復帰するが小石がおちてくるので気が気でない。

分岐は左へ。そこからはそれほど苦労もせず11時27分に沢へ降りた。エンジンの音がするので振り返ると剣が峰の上空にエンジンパラグライダーが飛んでいる。沢沿いに下りて行き12時20分に文殊堂まで戻ってきた。久々に三ノ沢へ来たけど年々歩きにくくなっている。土日に歩くのは危ないのでやめた方がよさそう。剣が峰はもうこれで行かないだろう(そもそも縦走禁止だし)。これからの無積雪期の大山は日の出&早朝夏山道大山か早朝ユートピア、まだ行ったことのない野田ケ山あたりで楽しもう。

備考 稜線までのガレ場は落石に注意を要する(ヘルメットがあった方がいいと思う)。大堰堤から稜線までの草付きに去年にはなかった崩壊場あり。三の峰から天狗ケ峰手前が大変不安定なガレ場にて転落注意(去年より状態が悪い)。縦走禁止となっています。

garminconnect

装備 

靴 シリオ P.F.421-GTX

ザック バーサライトパック40

その他 ダブルストック(モンベル)・森林香・GPS(fenix5x+oregon450)・ヘルメット



三ノ沢~槍ケ峰間は浮石だらけで落石が心配なので朝早めにでて早めに下山することにした

5時半に出発

沢の左側から作業道路へ

5分ほど歩くと歩行者用道路と道標があり左の森の中の道へ

5分ほどで抜けて涸れ沢の中へ入る


二つ続く砂防ダムを右から巻いていく

ニウツギが咲いている



ダイセンクワガタ






6時10分に大堰堤手前までやってきた


沢を横切りトラロープのある斜面を登って堰堤上へ



結構高いところで落ちたら危ない

ケルン二つの間を通って踏み跡を進んでいく



1年ぶりに見る槍が峰などの峰々だ


シコクハタザオ




マイヅルソウ

イワカガミ



7時07分右にあたらに踏み跡ができている。こちらなら岩がゴロゴロした中を歩かなくて済みそうなので右へ入る




ミヤマオダマキはまだつぼみ


ここで合流して登っていく

イワカガミが咲き乱れている



三ノ沢を振り返る

タケノコ岩

ガレ場






7時33分に以前にはなかったガレ場がでてきた。とてもいやらしい

右から巻いていく(下山時に危うく落ちそうになったところ)


この先が左が崖になったところ。ロープがなくなっている

ツルアリドオシ


槍ケ峰が近い


7時55分に稜線分岐へとでてきた。これは左へと進む


このあたりもコメバツガザクラとイワカガミのお花畑が続く

槍ケ峰を巻くところは去年より歩きやすくなっている





槍ケ峰を巻く



振り返ったところ



矢筈ケ山などの山々

槍ケ峰へのルートは崩落していてとても危険


狭い稜線歩き

振り返ると槍ケ峰の向こうに烏ケ山が見えている


右の谷(北東側)は雪渓に覆われている

三の峰山頂にて

槍ケ峰と烏ケ山


三ノ峰より天狗ケ峰

剣が峰

三ノ峰から天狗ケ峰へ

狭い稜線歩きが続く

振り返ったところ

天狗ケ峰から剣が峰側。とても狭い。


向こうに剣ケ峰

少々嫌なガレた稜線を進む

右手の草付きにサンカヨウの群落がみられる


象ケ鼻

左に落ちると助かりそうにない

振り返ったところ

9時10分に右の草付きへ迂回

再び稜線へ


9時13分に剣が峰に着いた

山頂でおられた方々と談笑して10分ほどで引き返す。やっぱり帰りの方が怖い


弥山方面

少し弥山をアップ

槍ケ峰方面

三鈷峰



天狗ケ峰手前の狭い狭いところ。高低差がないので見かけよりまし

天狗ケ峰よりユートピア方面


天狗ケ峰から三ノ峰、ここが怖い・・

一番いやなところを振り返る

落ちたら終わり

剣ケ峰



三ノ峰~天狗ケ峰

天狗ケ峰~剣ケ峰

10時に三ノ峰へ戻ってきた

天狗ケ峰

ダイセンキスミレ

槍ケ峰
















稜線分岐からさらに進んだところに展望がよいところがあり10時33分、休む


三ノ沢側


三ノ沢目指して下っていく。ただ人がとても多くて落石に注意しつつ間隔をあけて下りていく


平日が環状道路通行止めなのでこの日にさらに集中したのだろう。かなりの人だ


10時53分に右が切れて崖になったところへでてきた

剣ケ峰

この先に去年はなかったガレ場。木をもって慎重に下りたつもりが木に体重をかけすぎてスリップして木にぶら下がり状態。すぐに復帰するも木が抜けたら10mほど滑落するところだった

子供連れが登ってきた。危ないのでだいぶん上まであがったところで踏み跡へ復帰するが小石がおちてくるので気が気でない


ダイセンクワガタ

剣が峰の上空にエンジンパラグライダーが飛んでいる


沢沿いに下りて行き工事のところを迂回する

12時20分に文殊堂まで戻ってきた。久々に三ノ沢へ来たけど年々歩きにくくなっている

剣が峰はもうこれで行かないだろう(そもそも縦走禁止だし)。これからの無積雪期の大山は日の出&早朝夏山道大山か早朝ユートピア、まだ行ったことのない野田ケ山あたりで楽しもう

タニウツギ

ダイセンクワガタ

ツルアリドオシ

キケマン



シコクハタザオ




マイヅルソウ

イワカガミ


剣ケ峰

コメバツガザクラ







ツルアリドオシ

槍ケ峰


剣ケ峰


槍ケ峰の花々






三ノ沢

槍ケ峰



左に剣が峰













烏ケ山を振り返る



三ノ峰山頂

槍ケ峰と烏ケ山




三ノ峰から天狗ケ峰へ至る稜線



天狗ケ峰手前のガレ場(一番嫌いなところ)


天狗ケ峰から三ノ峰と烏ケ山


三鈷峰

剣ケ峰

ガレガレ場


ここは右側に落ちたら終わり

こちらは左がアウト

象ケ鼻

剣ケ峰

剣ケ峰から三ノ峰・槍ケ峰

剣ケ峰慰霊碑


剣ケ峰から弥山


三ノ峰と槍ケ峰山頂に人がたっている


三鈷峰

天狗ケ峰へ戻る途中にて


狭いところを渡ると天狗ケ峰

象ケ鼻~ユートピア

三鈷峰

三ノ峰と烏ケ山

天狗ケ峰(三ノ峰側から)、このガレ場を下りるのが怖い






剣ケ峰


剣ケ峰~天狗ケ峰

烏ケ山

ダイセンキスミレ

槍ケ峰

左(北東)側は険しい谷

























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