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平成30年(2018)  4月08日 車 単独・・・夏山登山道往復・山頂あたりは冬景色に逆戻り

伯耆大山1729m 中国地方 鳥取県

天気:曇り(山頂付近はガス)

登り 南光河原駐車場(6:47)→阿弥陀堂前→三合目(7:31)→六合目避難小屋(7:40)→弥山山頂(石碑)・伯耆大山山頂小屋(10:00)

下り  弥山山頂・伯耆大山山頂小屋(11:30)→六合目避難小屋(12:55)→三合目(13:27)→阿弥陀堂前→南光河原駐車場(14:00)

行き 国道375号→尾道道(三良坂~)→中国道(~庄原)→国道183号→国道180号→県道46号→国道180号→升水高原→南光河原駐車場

帰り 南光河原駐車場→升水高原→国道180号→県道46号→国道180号→国道183号→(庄原)中国道→尾道道(三良坂)→国道375号
雪の大山はもう終わりと思っていたのに予想外の4月の雪でしかも土曜に降る予報なのでここはせっかくのチャンスなのでぜひ登ってみたいと予定を立てた。でも木曜にノーマルタイヤに替えてしまっていて環状道路に入るとチェーンを装着しないといけない。念のため大きめのジャッキを載せておいた。

16時に自宅のある東広島を出発して国道375号を北上した。いつもどおり尾道道三良坂から高速にのって中国道庄原インターで下りた。これまたいつもどおり七塚原でいつもの定食を食べた。国道183号を北上した。道後山のふもとの峠の鍵掛峠は道路状況によってはチェーン装着しないといけないかも。西城をすぎたあたりで降雪が激しくなるも気温が高いので道路には積もっておらず。鍵掛峠もまったく問題なかった。でも大山の南光河原付近のライブカメラを見ると雪化粧をしている。環状道路ではチェ-ンを付けないと通れないだろう。

黒坂の矢倉峠もまったく問題なし。県道46号鬼守橋を渡り国道181号へ入ってすぐのところのファミマで食料品をいつも通り調達して伯耆街道へ。予想していたより雪はなくてぜんぜん問題ないかもと思いきや升水高原で景色が一変して雪化粧に。やむなく引き返して溝口インター手前のチェーン脱着場で装着するも夜の装着には難儀した。南光河原駐車場手前の坂道もなんなく通って駐車場へ。こんな天気なので一台もいないだろうと思っていたけどワゴンが一台止まっていた。夜中には満点の星空になっていたので明日は快晴かなと思っていたら大雪で外が見えなくなってしまった。12時ころ車が一台入ってきてその前にも一台入ってきた。

こんな天気なので日の出登山は用心のためやめた。明日は回復傾向にあるそうだし。6時に起床して朝食をとって準備・・寒いのではかどらず・・を終えて6時47分に出発した。さすがに真冬のように駐車場が凍結ということはなし。念のためフル装備(12本アイゼン・ピッケル・フェイスマスク・ゴーグル・・・)で登る。ずっと雪道が続くので早めにアイゼンを付けた(でも後でつけた方が良かったかも)。

歩道わきの夏山登山道への階段がでてきている。この1週間でだいぶんとけてきている。本道?に合流して登っていく。こちらも新雪でモフモフの雪化粧。踏み跡は二人分か?。6時53分に阿弥陀堂前のベンチに着いた。いつも休んだり装備を変えたりするところ。6時58分に1合目をすぎて10分ほど進むと木々が白く霧氷のようになっている。このあたりは霧氷でなくて着雪しているのだろう。宝珠山がみえており山頂部あたりが白くなっている。上の方は霧氷だろう。7時23分に頭上注意の根っこがでてきた。ここから傾斜がきつくなる。ここ1w体調不良が続いていたがここまでのペースがかなり遅い。花粉症の影響なのか風邪なのか?。朝5時ころには北壁が見えていたけど今はすっかり雲に覆われている。振り返ると日の当たる弓ヶ浜が見えている。2,3人の登山者が下りてきたけどご来光登山だったのかな。

標高がぐんぐんあがるので霧氷がでてきて登るごとに成長していく。7時47分に四合目に着いた。結構きつい。温度計はマイナス4度。風はそよ風程度。木々の間から再び雪化粧をした三鈷峰が見えている。新雪だけのところ・凍った雪の上に新雪が積もっていて上がらないといけないところがあったりする。ずっと曇っていたけど青空が広がり日が差して霧氷が輝きとてもきれい。五合目には8時04分に着いた。三鈷峰がよく見える。元谷分岐を過ぎてさらに登っていく。ユートピアの小屋が見えているけどその右のほうは暗い雲がかかっている様子。

8時40分に六合目避難小屋に着いた。だれもいない。霧氷がすごく発達している。昔何度か登った関西の高見山を思い出す。ただ雪がすごく減っていて雪原斜面を登るというような感じではなくなっていて灌木と残雪で登りにくい。9時過ぎに七合目に着いた。少し風がでてきて振り返ると尾根の右へと地吹雪なのか雪煙がまっている。

9時18分に草鳴社ケルンについた。再び霧氷がついている。どんよりしていてガスの中へ入ったり出たりを繰り返す。その先で右側に木柱がでてきた。すでのバテバテ。今回は抜かれることが多い。大山のトイレ事情の看板をすぎたところで木道がでてきた。風が強くて冷たく額が痛い・・。もうアイゼンはいらないだろうと外す。木道わきのポールが霧氷で旗のようになっているといえばいいすぎか。キャラボクがまっしろなブロッコリーの森のようになっている。

10時に小屋についた。すっかり姿を出した小屋だけど冷蔵庫の中にあるような姿になっている。このまままずは山頂石碑へ。ガスの中でまったく景色なし。午後になると晴れてくるのだろうが。小屋へ入る。こんな天気なので数人だけ。しばらく談笑する。倉吉から来たという方と私と同じ広島から来られた方と登山用品などで盛り上がる。その中で偶然、広島の方がヤマレコのyasiyasiさんということがわかり沢情報などを教えてもらう。倉吉の方はプラブーツを履いておられ山岳部時代を思い出して懐かしかった。最近はほんとみなくなった。冬靴といえばプラブーツだったけど。

午後から晴れそうだけどさすがに待ちきれず外へでると強風でガスの中でさきほどより濃くなっている。帰ってから用事もあるしで11時半に下山を始める。小屋の温度計はマイナス5度を指していた。石室分岐までくるとガスがとれてきて左側の山頂台地が見えてきた。草鳴社ケルンまでくると時々日が差して青空がサーっと雲の間から現れる。雪原が明るくなり風で流れる雪煙と相まって素晴らしい光景だ。

木道が終わったところで下山ではモンベルチェーンスパイクを装着した。もう雪原ではなくなっているし慎重にあるけばこれでいいだろう。三鈷峰や日本海がよく見える。剣が峰は依然雲の中。12時23分に草鳴社ケルンへ降りてきた。緑の腕章を付けた方と話をする。ヘリコプターが一機ユートピアの向こうへ向かっていった。何かあったのか。別山がよく見える。先週はすっかり黒くなっていたけど再び雪を被っている。ただ黒っぽいのは変わりない。

yasiyasiさんが滑っていたシュプールが雪面に描かれている。12時40分すぎに剣が峰が見えてきた。山頂であと一時間待っていると山頂石碑から剣が峰が望めたのだろうがさすがにそこまで待てない。新雪で覆われた剣が峰を中心とした北壁はかっこいい。

12時55分に六合目避難小屋に着いた。休まずそのままおりていく。この時間になると登っていく人も多くなるけれど普段の土日に比べると圧倒的に少ない。ここからは霧氷の森の中を行くようになるが日が差しておりとても美しい。13時07分に元谷分岐に着いた。13時27分に三合目に着いた。13時半に頭上注意の根っこに着いた。ここからは傾斜がゆるくなる。阿弥陀堂前には13時50分に着いた。ここでチェーンスパイクを外して14時に登山口に着いた。そこから1,2分で南光河原駐車場に着いた。車はそれほど止まっておらず。トイレの工事がだいぶん進んでいる。yasiyasiさんが下りてきておられ挨拶をする。車が少ないのでタイヤチェーンを外すがジャッキアップでへとへと。油圧式を今度から乗せてこよう。モンベルで買い物をしてから庄原~三良坂間だけ高速を使って帰った。山頂からの剣が峰は望めなかったけど今年最後の冬の大山を満喫することができた。これからはご来光&雲海&お花の大山を楽しもう。

備考 

garminconnect

装備 

靴 ミラージュGTX

ザック バーサライトパック40

その他 ダブルストック(モンベル)・アイゼン(12本・カジタックス)・ピッケル・モンベルチェーンスパイク・GPS(fenix5x+oregon400t)



升水高原で景色が一変して雪化粧に。やむなく引き返して溝口インター手前のチェーン脱着場で装着するも夜の装着には難儀した

6時47分に出発した。念のためフル装備で登る。歩道わきの夏山登山道への階段がでてきている

本道?に合流して登っていく。こちらも新雪でモフモフの雪化粧

6時53分に阿弥陀堂前のベンチに着いた。いつも休んだり装備を変えたりするところ


7時23分に頭上注意の根っこがでてきた。ここから傾斜がきつくなる


青空が広がり日が差して霧氷が輝きとてもきれい

三鈷峰

五合目の上にある元谷分岐


宝珠山

8時40分に六合目避難小屋に着いた。だれもいない。霧氷がすごく発達している。昔何度か登った関西の高見山を思い出す

前回3/31より雪がずいぶん減っていて雪原斜面を登るというような感じではなくなっていて灌木と残雪で登りにくい

9時過ぎに七合目に着いた

少し風がでてきて振り返ると尾根の右へと地吹雪なのか雪煙がまっている

9時18分に草鳴社ケルンについた。再び霧氷がついている


木道がでてきた。風が強くて冷たく額が痛い・・。もうアイゼンはいらないだろうと外す


木道わきのポールが霧氷で旗のようになっているといえばいいすぎか


キャラボクがまっしろなブロッコリーの森のようになっている

10時に小屋についた。すっかり姿を出した小屋だけど冷蔵庫の中にあるような姿になっている

このまままずは山頂石碑へ。ガスの中でまったく景色なし

小屋へ入る。こんな天気なので数人だけ。倉吉から来たという方と私と同じ広島から来られた方と登山用品などで盛り上がる。広島の方がヤマレコのyasiyasiさんだった

帰ってから用事もあるしで11時半に下山を始める

石室分岐までくるとガスがとれてきて左側の山頂台地が見えてきた








木道が終わったところで下山ではモンベルチェーンスパイクを装着した





三鈷峰

12時23分に草鳴社ケルンへ降りてきた。緑の腕章を付けた方と話をする


三鈷峰に日が当たりだした

剣が峰

弥山は雲の中。yasiyasiさんが滑っていたシュプールが雪面に描かれている

三鈷峰アップ


剣が峰


ユートピア避難小屋

ユートピアあたり




14時に登山口に着いた



三鈷峰

元谷分岐にて


六合目避難小屋


風が強くて雪煙がまっている




























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