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平成30年(2018)  3月31日 車 単独

伯耆大山 1729m 中国地方 鳥取県・・・夏山登山道往復・快晴・大展望

天気:晴れ

登り  南光河原駐車場(2:55)→阿弥陀堂前→三合目(3:55)→六合目避難小屋(4:25)→弥山山頂(石碑)・伯耆大山山頂小屋(5:30)

下り  弥山山頂・伯耆大山山頂小屋(6:30)→六合目避難小屋(7:30)→三合目(8:10)→阿弥陀堂前→南光河原駐車場(8:50)

行き 尾道道→中国道(庄原)→国道183号→国道180号→県道46号→国道180号→升水高原→南光河原駐車場

帰り 南光河原駐車場→升水高原→国道180号→県道46号→国道180号→国道183号→(庄原)中国道→尾道道(三良坂)→国道375号
木曜が平日休みだったので日の出ハイクを予定するも仕事が入ってしまってやむなく延期して土曜に変更した。最近のパターンで仕事が終わってそのまま前日に尾道道経由にて中国道庄原インターへ。そこから地道で鍵掛峠から矢倉峠を経て南光河原駐車場に20時45分に着いた。庄原のセブンイレブンにて食料品を調達した。これまたいつも通り七塚原SAで尾道ラーメンセットで腹ごしらえ。さすがに道には全く雪はなし。トイレは急ピッチでできてきていて屋根ができている。まだ時間が早いので登山者らしき車はなし。途中シルエットの大山がくっきりみていた。

翌朝、2時半に起床した。ある程度準備を済ませておいたので軽く食べて登山届を出して2時55分に出発した。前回同様ピッケルは置いていった。この時間になると登山者らしき車が数台止まっていた。

歩道の雪の上を歩いて大山寺僧坊の看板のところで夏山登山道に合流した。前回同様に雪が石段にない。三合目を3時55分に通過した。雪が凍っていてその先傾斜がきつくなるしコケるとかなり落ちそうなので持ってきた12本アイゼンを装着した。これ以降時々地肌がでるも基本雪の上を歩く。ただ雪のせまーくなったブリッジができていたりして足場に苦労する。昼間だと崩れそうなところも凍っているのでそれほど不安はない。

4時4分に五合目に着いた。そのすぐ上が元谷分岐だ。左に北壁が月明かりに照らされて見えている。背後には弓ヶ浜あたりの夜景が見えていてとてもきれい。ミニミニ三脚しか持ってきていないので夜景をとってみたけどぶれているような。

4時25分に六合目避難小屋に着いた。だれもいない。三合目あたりで一人抜かしたけどそれ以降誰にもあっておらず。意外に人が少ない。このあたりは斜度がきつくて休み休み登る。4時50分に草鳴社ケルンまで登ってきた。満月の元明るく北壁や夜景を楽しみつつ登る。ケルンから10分ほどでロープのかかった木の柵がでてきた。5時15分に兵庫県側の日本海が赤く染まってきた。5時半に小屋についた。このころには空が明るくなってきた。その手前で一人の男性に抜かされたが石碑のところへ行くとおられ少し話す。意外と人が少ないですねと話す。雲海が赤く染まるのを期待していたけど残念ながら全くない。太陽はちょうど剣が峰から上がるようだ。

3週間前の降雪で再び白くなったところを進み三角点の方へ行ってみると大きなニコンのカメラ&三脚で構えている男性が一人おられる。かなり重たそう。その横で写真を撮りつつ景色を楽しむ。東には東山(とうせん)・昔何回も登った三室山などが見えている。三室さんからシルエットを右へ追うと高まりがありそれが後山だ。その右に低くなったところがデコボコしていてこれが日名倉山だ。そしてその右の大きな山塊が那岐山だ。日名倉山の手前が花知ケ山だ。那岐山の右側の手前の山塊が泉山だ。(→これらは帰った後カシミールで確認したものもあり)。四国の山並みが霞の上に少し頭を出している。

6時になっても太陽は見えず。剣が峰の向こうだろう。6時2分になってようやく太陽が剣が峰の左肩から見えてきた。念願の伯耆大山での日の出をやっとみることができた。十分満喫して石碑へ戻る。日本海に隠岐の島がふたつみえている。今年は初めて見る。こんなに大きかったかなという感じがする。西には三瓶山がくっきり見える。さすがに大江高山はわからない。烏ケ山はだいぶん黒いところがふえてきている。大きな台形の格好をした大万木山は真っ白だ。


小屋へ入るもだれもいない。6時半に下山を開始した。結局四人しか山頂部では会わず意外と人が少なかった。山頂平原は地肌がだいぶん露出している。団体さんが登っていき山頂あたりで景色を楽しんでいるのがシルエットで見えている。小鳥があちこちで鳴いている。モヒカンのような頭をした鳥だ。靴があってないので小指に靴が当たって痛い。影大山がくっきり見える。いつもは登りに見ている景色だ。ときたまハイカーが登ってくる。北壁も黒いところがだいぶん多くなっているけどまだまだ雪山といった感じがする。

7時半に六合目避難小屋に着いた。だれもいない。7時半じゃいないのも不思議でないかな。その下でアイゼンを外すも歩きにくいのでアイゼンを再装着してしばらく歩いて8時10分に三合目に着いた。ここでアイゼンを外す。この下はもう初春の雰囲気。8時45分に夏山登山口まで降りて車道のわきを歩いて8時50分に駐車場に着いた。後半はハイカーがたくさん登っていたとおり駐車場はほぼ満車だった。

9時に駐車場を出発していつもどおり自販機の前で写真撮影。ここからみるととても雪が少ないように見える。矢倉峠、鍵掛峠を経て庄原から高速にのって尾道道三良坂からふたたび地道にて自宅のある東広島には12時前に着いた。やっと大山で日の出ハイクで日の出をみることができた。これからも何度もやるだろう。午後から家の用事ができるものなおよいかな。赤く染まる雲上の剣が峰を見てみたい。烏ケ山からの日の出もよさそうだ。その前にカメラをグレードアップ・・は無理だけど腕を上げないと。

備考 夜間ハイクだったので念のため12本アイゼンで登りました。雪があるところとないところがあって歩きにくかったです。昼間だと踏み抜きを何度もやりそう。参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり(今回は利用せず)。モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり。升水高原から三の沢への環状道路のゲートはあいていた。

garminconnect

装備 

靴 ミラージュGTX

ザック ライズパック20

その他 ダブルストック(モンベル)・12本アイゼン・GPS(fenix5x+oregon400t)



2時55分に出発した。前回同様ピッケルは置いていった。前回同様に雪が石段にない

三合目を3時55分に通過した。雪が凍っていてその先傾斜がきつくなるしコケるとかなり落ちそうなので持ってきた12本アイゼンを装着した

時々地肌がでるも基本雪の上を歩く

ただ雪のせまーくなったブリッジができていたりして足場に苦労する。昼間だと崩れそうなところも凍っているのでそれほど不安はない

4時4分に五合目に着いた。左に北壁が月明かりに照らされて見えている。背後には弓ヶ浜あたりの夜景が見えていてとてもきれい

元谷分岐

4時25分に六合目避難小屋に着いた。だれもいない。三合目あたりで一人抜かしたけどそれ以降誰にもあっておらず。意外に人が少ない

このあたりは斜度がきつくて休み休み登る


4時50分に草鳴社ケルンまで登ってきた。満月の元明るく北壁や夜景を楽しみつつ登る

ケルンから10分ほどでロープのかかった木の柵がでてきた

5時15分に兵庫県側の日本海が赤く染まってきた

5時半に小屋についた。このころには空が明るくなってきた

その手前で一人の男性に抜かされたが石碑のところへ行くとおられ少し話す。意外と人が少ないですねと話す

雲海が赤く染まるのを期待していたけど残念ながら全くない。太陽はちょうど剣が峰から上がるようだ

3週間前の降雪で再び白くなったところを進み三角点の方へ行ってみると大きなニコンのカメラ&三脚で構えている男性が一人おられる。かなり重たそう。その横で写真を撮りつつ景色を楽しむ

鳥取市方面

東山(とうせん)あたり

扇ノ山

那岐山

剣が峰アップ


蒜山高原方面

新庄毛無山


左が東山(兵庫)、真中が三室山(&沖ノ山)、右が後山

三室山&沖ノ山アップ

那岐山

6時2分になってようやく太陽が剣が峰の左肩から見えてきた


念願の伯耆大山での日の出をやっとみることができた

弓ヶ浜


隠岐の島

左に東山(とうせん)、右に三室山、手前に槍ケ峰(大山)


泉ケ山(泉山)

蒜山高原

烏ケ山

三瓶山

大万木山

皆生温泉あたり

6時半に下山を開始した

結局四人しか山頂部では会わず意外と人が少なかった

山頂平原は地肌がだいぶん露出している

北壁も黒いところがだいぶん多くなっている

靴があってないので小指に靴が当たって痛い・・・

新庄毛無山

弥山、左に剣が峰



7時半に六合目避難小屋に着いた。だれもいない

アイゼンを外すも歩きにくいのでアイゼンを再装着




8時10分に三合目に着いた。ここでアイゼンを外す

もう初春の雰囲気。8時45分に夏山登山口まで降りて車道のわきを歩いて8時50分に駐車場に着いた


三ノ峰(大山)、奥に東山(とうせん)

東山(とうせん)~三室山(&沖ノ山)、後山

三室山

弓ヶ浜




隠岐の島

蒜山高原

隠岐の島アップ



皆生温泉

三室山(右肩に沖ノ山)

東山(とうせん)~三室山

那岐山





六合目避難小屋と大山北壁

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