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平成30年(2018)  2月18日 車 単独

伯耆大山 1729m 中国地方 鳥取県・・・夏山登山道往復・大山登り初めは新雪&霧氷

天気:快晴

登り 南光河原駐車場(7:27)→阿弥陀堂前→三合目(8:18)→六合目避難小屋(9:10)→弥山山頂(石碑)・伯耆大山山頂小屋(10:23)

下り  弥山山頂・伯耆大山山頂小屋(11:00)→六合目避難小屋(12:00)→三合目(12:38)→阿弥陀堂前→南光河原駐車場(13:06)

行き 国道375号→尾道道(三良坂~)→中国道(~庄原)→国道183号→国道180号→県道46号→国道180号→升水高原→南光河原駐車場

帰り 南光河原駐車場→升水高原→国道180号→県道46号→国道180号→国道183号→(庄原)中国道→尾道道(三良坂)→国道375号
今年はまだ一度も雪の伯耆大山に登ってないので前夜発で登ってみることにした。山の天気予報では微妙な予報で気象庁の予報では曇り。冬型が緩んでくるそうだけどまあ無理せず登れるところまで登ってみようと前夜21時40分に出発して国道375を西条方面から北上して尾道道三良坂インターから中国道を経由して松江道溝口インターへ。三次あたりまでは星がよくみえていたけど庄原へ入ると見えなくなった。湯原から江府まで冬用タイヤ規制になっている。おまけに雪が降ってきて6合目まで登れれば良しとしようと溝口インターで下りて南光河原駐車場へ。こんな天気だからガラガラだろうかと思いきやほぼ満車。かろうじて一台分だけ空いていたのでとめた。時間は夜中の0時半。驚いた。まあスキー場の駐車場は空いているだろうが。あちらは水洗トイレでヒーター付き。こちらは工事中なのでユニットトイレ二つ。道路は環状道路に雪がうっすら積もっていた。

東広島を出発したときマイナス3度でここはマイナス5度そんなにかわらないなあと冬用シュラフから顔を出して寝ていたら寒くて寝れず目が覚めた。頭まで潜ってようやく寝れた。朝、お湯を沸かす予定だったけどあまりに寒くてナッツ・大型プリン(俺のプリン)を昼めしにと安直なことをした。車の中で着替えてスパッツもつけて7時27分に出発した。

車の周りが氷になっていて気を付けないと転ぶ・・・。やっぱり登山口駐車場・山小屋前は凍っていることが多いような。出発するころには快晴になっている。予報が良い方に外れた。フロントガラスに雪がうっすら積もっているけどねている間に積もった様子。道路が白くなっている。工事中のトイレの隣の建物にある赤い登山ポストに届けを出してそのわきから登っていく。

7時47分に一合目。雪はたっぷりある。新雪がいいかんじ。宝珠山が霧氷の山になっている。二合目をすぎると険しい岩峰の三鈷峰が見えてきた。8時10分に日が差してきた。頭上注意の倒れかけた木のところを通る。今年はそれほど積雪は多くないのかな。

8時18分に三合目を過ぎると斜度がきつくなってきた。木々の上の方は霧氷がついている。宝珠山は全山霧氷。しばらくすると霧氷の森へ。青空の元の霧氷がすばらしい。きつい斜度のところが続くが青空の元の霧氷の森の中を歩くのはなんと贅沢な。標高1200mポイントあたりはすごい霧氷。疲れたゆっくりというより眺めて写真をとってゆっくりになってしまう。

8時50分に五合目に着いた。日本海がよく見える。間違いやすいのか右にロープが張ってある。六合目避難小屋に向けて斜度がさらにきつくなるが霧氷はさらに発達。サンゴ見たい。剣が峰など北壁が見えてきた。
シルエットで影になっているけど真っ白。山頂の小屋での泊りのハイカーが下りてくるがみな満足げ。

9時10分に六合目避難小屋を通過する。アイゼンなしでそのまま登っていく。10分ほど登ったところでステップを切りづらいほど固くなってきたので12本アイゼンを装着した。左には六合尾根を登っている団体が見える。今日のような雪だとラッセルがたいへんそう。このあたりからは冬によく見る光景になるが何度見ても険しく美しくあきない。6号尾根から一人登山道へトラバースしてきた。かなりたいへんそう。合流したので問うと途中からのラッセルが大変だった様子。人は確かに多いけどこの天気だともっともっと人がいていいような感じ。予報では曇りとなっていたからか。アイゼンがよくきく。

9時52分に草鳴社ケルンを通過。剣が峰などの山に雪煙がまっている。ここは無風だけど稜線は風がある様子。10時に左が切れたところをあるくようになる。斜度がゆるくなった。標高1600m看板をすぎるとまた看板がでてきた。でも何が書いてあるのか?霧氷でびっくりした時のような顔のようになっている。雪に覆われた木道を歩いていく。10時23分に小屋に着いた。以前見たような屋根だけというような状態にはなってない。石碑のところから弥山へ。真っ白な剣が峰への稜線がとても美しい。十分景色を満喫して11時に下山を開始した。昼めしは食べずそのまま下りる。

弓ヶ浜と中海がよく見える。ポシェットの温度計を見るとマイナス5度。ただ風があるので顔が痛くてフェイスマスクをつけた。カメラでユートピア避難小屋をみるとその下の山腹にトレースが見える。だれかが上った様子。バリエーションを登っている人たちがあちこちにいて面白い。日が西側になったことで北壁の様子が朝とは違ってくる。

12時に六合目避難小屋のところまで降りてきた。霧氷に日が差し当ってきれい。休まずそのまま下りていく。だいぶん下りたところでアイゼンを外す。外すと早い。13時に環状線へ降りてきた。ここから2,3分歩いて駐車場に着いた。今回は天気が良い方に外れて最高の天気で雪の大山を楽しめた。

帰りは庄原~三良坂だけ上を通って主に地道で黒坂峠を越えて道後山のふもとを通って帰った。道路に雪はなく順調に帰って16時半には着いた。七塚原で遅い昼めしをとった(醤油ラーメン・・)。また天気のよさげな日を狙って登りたい。

備考 

garminconnect

装備 

靴 ミラージュGTX

ザック 高校生時代に購入したザック

その他 ダブルストック・12本アイゼン・ピッケル・カッパ・防寒具・ツエルト・GPS(fenix5x+oregon400t)



車の中で着替えてスパッツもつけて7時27分に出発した。車の周りが氷になっていて気を付けないと転ぶ

工事中のトイレの隣の建物にある赤い登山ポストに届けを出してそのわきから登っていく

7時47分に一合目。雪はたっぷりある

新雪がいいかんじ

二合目

頭上注意の倒れかけた木のところを通る

8時18分に三合目を過ぎる

傾斜がきつくなってきた

木々の上の方は霧氷がついている

宝珠山は全山霧氷

しばらくすると霧氷の森へ

青空の元の霧氷がすばらしい


きつい斜度のところが続くが青空の元の霧氷の森の中を歩くのはなんと贅沢な


標高1200m道標

標高1200mポイントあたりはすごい霧氷




8時50分に五合目に着いた

日本海がよく見える

三鈷峰


六合目避難小屋に向けて斜度がさらにきつくなるが霧氷はさらに発達。サンゴ見たい





左には六合尾根を登っている団体が見える

9時10分に六合目避難小屋を通過する



このあたりからは冬に何度も見ている光景だけど何度見ても素晴らしい



6号尾根から一人登山道へトラバースしてきた。合流したので問うと途中からのラッセルが大変だった様子

人は確かに多いけどこの天気だともっともっと人がいていいような感じ

9時52分に草鳴社ケルンを通過


剣が峰などの山に雪煙がまっている。ここは無風だけど稜線は風がある様子



標高1600m看板をすぎるとまた看板がでてきた

霧氷でびっくりしたような顔のようになっている





雪に覆われた木道を歩いていく

右は雪原、ホワイトアウトすると怖い

剣が峰



10時23分に小屋に着いた。以前見たような屋根だけというような状態にはなってない

石碑のところから弥山へ。真っ白な剣が峰への稜線がとても美しい






三ノ峰~槍ケ峰あたり



バリエーションを登っている人たちがあちこちにおられる





烏ケ山



三ノ峰~槍ケ峰

11時に下山を開始した。昼めしは食べずそのまま下りる


別山



カメラでユートピア避難小屋をみるとその下の山腹にトレースが見える。だれかが上った様子

三鈷峰

新庄毛無山

道後山



別山

三瓶山

弥山へ至る夏山登山道の尾根







草鳴社ケルン








12時に六合目避難小屋のところまで降りてきた。霧氷に日が差し当ってきれい

三鈷峰

別山







元谷



















三鈷峰

だいぶん下りたところでアイゼンを外す。外すと早い


13時に環状線へ降りてきた。ここから2,3分歩いて駐車場に着いた




























































三瓶山

剣が峰~弥山

別山

剣が峰

登ってきた尾根






剣が峰




六合目避難小屋

三鈷峰

別山






元谷

三鈷峰

三鈷峰アップ
















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