表紙に戻る

平成30年(2018)  7月21日~7月22日 車 二人(タッキー氏と)

赤岳2899m 日本アルプス・八ヶ岳 長野県

1日目:晴れのち曇り 2日目:晴れのち時々曇り

登り 美濃戸口登山口→美濃戸→北沢→赤岳鉱泉→赤岩の頭→硫黄岳→硫黄岳山荘(泊り)/硫黄岳山荘→横岳→赤岳

下り  赤岳→文三郎尾根→行者小屋→北沢→美濃戸→美濃戸口

行き 山陽道→中国道→(大阪府→奈良県)→名神自動車道→中央道(~諏訪南)→美濃戸口

帰り 美濃戸口→中央道(諏訪南~)→名神自動車道→(奈良県→大阪府)→中国道→山陽道
大学時代の同級生と久しぶりに夏山へ登ることになった。これまでなかなか日程が合わず夏山は三年前の白山日帰り以来だ。今回は硫黄岳~赤岳の予定とした。ところが前の週になって長野南部の天気がいまいちで唐松~五竜とで迷たけれども結局予報が好転したため予定通りとなった。ただ残念なことに平蛸氏は連休に旭ノ川沢登りで足を痛めていけなくなってしまった。硫黄岳→赤岳として硫黄岳山荘に宿泊することにして予約した。

7月20日仕事を早めに終わらせて?福山西インターから山陽道で同級生宅のある奈良県へ。21時に到着して夕食(マリオ流ラーメン:こってりしていてちょっと癖があるけどはまりそう)を食べて美濃戸口を目指す。美濃戸まで結局ほとんど運転してもらって2時15分に諏訪南インターでおりて美濃戸口へ。食料品などは駒ヶ根SAで購入した。

美濃戸まで乗り入れようとも思ったけれども道が悪そうなのであきらめた。駐車場は先週が三連休であったこともあってかまだまだ空きはあった。標高が高いので暑くないかなあと予想していたけど予想に反して暑い暑い。蚊よけネットを購入しておけばよかった。この前の大山で暑さで参ったけど美濃戸口なら大丈夫かなあと思っていたけど暑くて何度も目が覚めた。トイレは八ヶ岳山荘に設置してあり100円だ。

明るくなって大分たったころに起床して朝食を食べて6時50分に出発した。登山届を提出して駐車料金を八ヶ岳山荘で500円×2を支払う。美濃戸への林道を四駆のみならずプリウス、フィットも上がっていった。でも無理はやめておこう。美濃戸との道標に従い未舗装林道を進む。道標にはやまのこ村P70台・赤岳山荘P60台とある。ヤマレコ情報によるとアブが多いようなので森林香をつけて虫よけスプレーもつけた。天気は快晴。昨日、多治見あたりでは雨がぱらついていたので心配していたけどよかった。

林道は時々車が後ろからやってくる。美濃戸口バス停との道標のところで右に少し荒れた林道が右に分岐している。この前家族で赤岳鉱泉へ雪遊びに行ったときに帰りに使った道だ。こちらを歩いていく。こちらなら車は来ないだろう。

時々山の中に林道を迂回する?近道がありそれを使う。アブが多くて飛び回っている。ブヨもいて2,3か所刺された。7時45分にやまのこ村の建物が見えてきた。駐車場にはまだ余裕がある。きれいな沢にかかる木製の橋を渡る。車止めのロープが張ってある。8時08分に美濃戸山荘に着いた。ここでちょっと休憩。ここのはウォシュレットトイレがある(100円)。ホテイランの看板がある。盗掘防止に協力をとの看板がある。白いオダマキであるヤマオダマキがあちらこちらに咲いている。

8時50分に小屋の方々の駐車場まで登ってきた。そこから3分ほどで堰堤広場まで登ってきた。ここでちょっと休憩。日差しがとても強い。ひかげにある岩の上に腰を下ろして休む。休憩して9時07分に出発した。堰堤の下にある木製の橋を渡る。北沢第3号谷止とある。このあたりもヤマオダマキが多い。イチヤクソウが咲いている。ここまでヤマオダマキが多かったけれども堰堤をすぎてからはイチヤクソウがあちこちに咲いている。木道のわきの岩場には萼片の形からおそらくイワシャジンだろう紫の花をたくさん鈴なりに咲かせている。萼片や花弁がまるっこいのでおそらくテガタチドリだろうランが咲いている。ココメグサもちらほらみられる。葉が丸っぽくて花の中に黄色い班がある。八ヶ岳に多いコバノコゴメグサだろう。オトギリソウが咲いている(葉のふちに小さな黒い点々がついているのでシナノオトギリであろう)。

大きなカメラを持った男性が滝の写真をとっている。なるほど水量が多くとてもきれいな滝だ。一輪だけハコベが咲いている。沢にかけられた木橋を渡る。ここからは横岳が見える。大同心だろうか険しい峰が見えている。長めの木道が続く。沢沿いにトリカブトが咲いている。このあたりにはシロバナノヘビイチゴ(だと思う)が咲いている。右手に土砂崩れをしたところが見える。ここから10分ほど歩くと赤岳鉱泉に到着した。横岳~赤岳の稜線が見えている。テン場にはたくさんのテントがみられる。ここでちょっと休憩する。

ヘルメットを持ってこなかったので赤岳鉱泉で一泊二日でレンタルした。500円×2であった。10年前なら一般道ではヘルメットは考えられなかったけど今は槍穂や赤岳ではつけている人の方が圧倒的に多い。ここで水筒に水を入れさせてもらう。小屋の前に硫黄岳との道標があり10時35分に硫黄岳を目指して登っていく。針葉樹の中の道を登っていく。一度沢にかかる木道を渡る。山腹につけられた道を登るが景色は見えず暑く忍耐の登りが続く。

1時間ほど登ると左側に草付きがありバイケイソウが咲いている。このあたりから少し木々が少なくなって青空が見えるようになってきた。11時38分にハイマツがでてきた。ここで森林限界を超えた。前方には硫黄岳へと続く尾根が見えている。右奥には横岳あたりが見えている。

登るにつれ硫黄岳の岩稜帯、赤岳や阿弥陀岳などがみえてきた。11時45分に道標があるところへでてきた。ここが赤岩の頭2656mだ。左へ行くと峰の松目・右へ行くと硫黄岳山頂とある。数人のハイカーがいる。広場になっている。ここで休憩する。峰の松目の向こうに諏訪湖が見える。トンボがたくさん飛んでいる。赤岳への稜線の東側に雲が沸き上がっている。北側には5年前のGWに登った硫黄岳が見えている。その向こうには蓼科山が見える。そして見下ろすとオーレン小屋が見えている。その年の夏に根石岳山荘に泊って硫黄岳から横岳へ登り赤岩の頭から下りた。懐かしい。このあたりはミヤマダイコンソウが多い。前方に岩峰がある。その先あたりが硫黄岳山頂なんだろうがなかなか着かない。

12時25分に岩峰を越えるとだだっ広い硫黄岳山頂部へとでてきた。12時35分。岩がゴロゴロしている。ちいさな小屋がある(入れない)。雨量計が設置してあったとのこと。東側へ行くとロープが張ってありその先は崖になっている。爆裂火口を作る絶壁となっている。硫黄岳二七六〇との看板と硫黄岳周辺案内図がある。右側に青い屋根が見える。硫黄岳山荘だ。ケルンがあり赤岳横岳⇔硫黄岳頂上との道標がある。岩場にはチシマギキョウが咲いている。夏の白山でもよくみかけるオンダテが咲いている。

12時43分に硫黄岳山荘へと向かう。硫黄岳山荘への稜線には点々と右側の崖にそってケルンが並んでいる。赤岳ははるか遠い。稜線から右上方へと突き出したような恰好をした大同心と小同心。その向こうに赤岳が見えている。鞍部のあたりまで下りてくるとロープが張ってありその向こうにコマクサの大群落がみられる。20分ほど下りてくると左右はコマクサだらけ。振り返るとまわるいなだらかな硫黄岳山頂が見えている。

13時08分に硫黄岳山荘に着いた。ミネズオウの群落があるが花は咲いていない。ミネズオウの葉の中にコバノコゴメグサが咲いている。伯耆大山でよく見るキュウシュウコゴメグサそっくりなので区別がつかない。イブキトラノオと似ているけどちょっと違うムカゴトラノオがちらほらみれる。小屋の前にはお花畑の周遊路がある。お花畑の中にタカネサギソウという少し変わった花が咲いている。あと、濃いい紫色でお花畑の中で目立つホソバシュロソウが点在している。あと、ネバリノギラン。

小屋で宿泊の申し込みをした。満室ではないけれども結構たくさん泊まられるとのこと。まだ空いているようなのでシャワーを浴びる。山でシャワーを浴びることができるなんで天国みたい。生ビールで乾杯して追加でタッキーさんはもう一杯注文している。私は缶ビールを。外ではフランスの方々なのかな宴会をされている。サングラスをかけた子供とお父さんが硫黄岳から下りてきた。子供は元気でお父さんが呼ぶと走って登り返していた。

外へでると低い雲が下りてきて硫黄岳を隠してしまった。まだまだ硫黄岳へと登っている人たちが見える。夕食は一回目の17時。とても豪華な夕食でおどろいた。おなか一杯食べて缶ビールを注文。小屋の温度計は12.5度を指している。日の入りは見れるかなあと奇跡的に取れないかなあと思ったけど濃いい雲の中のままだった。19時には就寝した。独りひとつの布団で寝ることができた。

翌朝までぐっすり眠れた。4時すぎに起床して外へ出る。さすが寒いので長袖で稜線へ。雲の合間から朝日が出てきた。西側は低い雲海になっている。朝食を食べてそとでタッキーさんにコーヒーを頂く。とてもおいしい。5時40分、温度計は10度を指している。

6時10分に横岳を目指して出発する。とても快適な気持ちの良い小屋であった。また泊まりたい。今日も天気は快晴。ただ午後には雲が湧いてきそう。ヘルメットを装着した。ストックはザックにつけてしまっておく。南アルプス、北岳と仙丈ケ岳、その間に甲斐駒が見える。その右には中央アルプス、大きな山体の御嶽山、その右には乗鞍と槍穂高、白馬・・360度の大パノラマだ。そして朝日を浴びた稜線にはコマクサ、タカネニガナ、シコタンソウが咲いている。コマクサはものすごい数の群落だ。

30分ほど歩くと富士山が見えてきた。八ヶ岳から見ると大きい。台座の頭2795mのピークに着いた。前方に右が切れた峰が見える。おそらく奥ノ院だろう。シャクナゲの群落があり一輪だけ咲いている。キバナシャクナゲかな。このあたりになるとコマクサは見られなくなりチシマギキョウ・ゴゼンタチバナがみられる。咲き遅れのコケモモが咲いている。

大同心は後ろに見えている。6時55分に鎖場へ。はしごをのぼったり鎖をつかったりと楽しい。岩がしっかりしているので高度感はあるもののとても歩きやすい。岩稜の右側へいったんでてから再び稜線へあがっていく。ここには両側に鎖が設置されている。崖上りだけど岩がしっかりしていてつかむところがあちこちにあるので快適だ。ここを上がるとイブキジャコウソウが咲いている。岩稜の上を登ると7時07分に横岳山頂2829mに着いた。たくさんの人でにぎわっている。

そこから少し進んだところで休憩した。チョウノスケソウの花が終わり綿毛になっている。ここからは少し幅のある稜線を歩く。ちょっと渋滞ぎみ。はしごを登るとふつうの?稜線歩きとなる。赤岳と阿弥陀岳が少しずつ大きくなってきた。

7時32分三叉峰2825mに着いた。杣添尾根との分岐だ。ここもにぎわっている。簡単な岩場歩きが時々あるような稜線だ。はしごやくさりがついている。三叉峰から3分ほど歩くと少し大きな岩場がでてきた。ウルップソウの花が終わったのもかな?花は見たことはないけれども何となく似ている。ここにはまだハクサンイチゲが咲いている。イワベンケイも。7時42分大権現と刻まれた石がある。赤岳展望荘が見えてきた。

雲上に北アルプス~御嶽山などが浮かんでいる。ほんと、とても天気が良くて快適だ。岩場が続く。ミヤマダイコンソウの群落がみられる。日ノ岳を東側から巻いてくと前方に大きく赤岳へと続く稜線が見えてきた。岩壁を巻くところでウサギギクを発見。はしごを下りていき岩稜を歩いていく。前方にニードル様の岩がある。

8時20分に二十三夜峰と書かれた石碑がでてきた。8時26分にお地蔵さんがでてきた。地蔵尾根との分岐だ。道標がある。2年前の12月にここから赤岳を往復した。もう展望荘はすぐそこだ。

8時半に赤岳展望荘に着いた。お風呂がある小屋だ。ここにも泊まってみたい。西側には行者小屋とその向こうに赤岳鉱泉が見える。いよいよ最後の登りだ。こんなに急だったかなあと思うような道だけどここも岩がしっかりしていて歩きやすい。もちろんおっこちたらまずいが。ミヤマダイコンソウの大群落があちらこちらにある。

9時11分に赤岳頂上小屋に着いた。ちょっと休憩して9時25分に山頂に着いた。にぎわっている。権現岳方面にはガスが湧いてきている。10分ほど休んで写真をとったり景色を楽しむ。下山は文三郎尾根を使う。文三と岩に書いてある。険しい岩場が続くがこちらも歩きやすい。ただ大きな団体さんが前にいるのでなかなか進まない。9時50分にキレット・権現岳との分岐がでてきた。ここからも権現岳へ行けるようだ。

10時10分に岩場が終わり。団体さんは休憩するとのことで先を行く。ここからはガラガラ。阿弥陀岳への稜線が気持ちよさそう。10時15分に文三郎・美濃戸との道標がある分岐がでてきた。ここは道標に従い右へ下る。赤茶けた道を下っていく。少々長い階段を下りると10時40分に森林帯へ入った。10時47分に阿弥陀岳への分岐が出てきた。ここは美濃戸とある方へ。ガレ沢沿いに歩くとテント場の横へと出てきた。するとすぐに行者小屋がでてきた。

10時55分に行者小屋に着いた。ここで休憩する。ヘルメットを返却した。行者ラーメンを注文する。とってもおいしい。11時22分に南沢を下っていく。走って行けるような道ですねえといっているとヘリ場をすぎて右に大岩壁がでてきてその先は岩がゴロゴロとしたとても歩きにくい道となる。忍耐の歩きが続く。12時20分に左に大きな砂防ダムがでてきた。12時40分にホテイランの撮影推奨場所との看板がでてきた。砂防ダムにつけられた階段を上がると12時50分に林道へでてきた。美濃戸山荘前だ。ここでちょっと休憩。とても疲れた。ここからはもくもくと林道を下っていく。だんだん暑くなってきた。13時半に美濃戸口に着いた。暑ーい。天気に恵まれてとてもとても快適な南八ヶ岳歩きを楽しむことができた。タッキーさんにも喜んでもらえてよかった。いろんなバリエーションでたのしめるだろうからこれからもいろいろと楽しめそう。もみの湯で汗を流して諏訪南から高速に乗って奈良へ。夕食を食べて分かれて阪神高速~中国道~山陽道にて23時過ぎに自宅へと帰った。

備考 ヘルメットを忘れたので赤岳鉱泉でレンタル・美濃戸口は標高が低いので真夏の車中泊は暑いので網戸があった方がよさそう美濃戸口~美濃戸は荒れているので車で入るのは断念。プリウス・フィット・アルファードなどが入っていたけどそこを擦りそう(擦っている車あり)

garminconnect 3435kcal+3304kcal

装備 

靴 モンベルワオナブーツ

ザック バーサライトパック40

その他 ダブルストック(モンベル)・日焼け止め・虫よけ・森林香・GPS(oregon450+fenix5x)



明るくなって大分たったころに起床して朝食を食べて6時50分に出発した。登山届を提出して駐車料金を八ヶ岳山荘で500円×2を支払う

ここで道標に従い左へ

道標あり

時々山の中に林道を迂回する?近道がありそれを使う。アブが多くて飛び回っている。ブヨもいて2,3か所刺された

7時45分にやまのこ村の建物が見えてきた

駐車場にはまだ余裕がある

きれいな沢にかかる木製の橋を渡る。車止めのロープが張ってある


8時08分に美濃戸山荘に着いた。ここでちょっと休憩

白いオダマキであるヤマオダマキがあちらこちらに咲いている



8時50分に小屋の方々の駐車場まで登ってきた

そこから3分ほどで堰堤広場まで登ってきた。ここでちょっと休憩

休憩して9時07分に出発した。堰堤の下にある木製の橋を渡る

このあたりもヤマオダマキが多い

堰堤をすぎてからはイチヤクソウがあちこちに咲いている



萼片の形からおそらくイワシャジンだろう紫の花をたくさん鈴なりに咲かせている

片や花弁がまるっこいのでおそらくテガタチドリだろうランが咲いている

ココメグサもちらほらみられる。葉が丸っぽくて花の中に黄色い班がある。八ヶ岳に多いコバノコゴメグサだろう

オトギリソウが咲いている(葉のふちに小さな黒い点々がついているのでシナノオトギリであろう)

一輪だけハコベが咲いている

沢にかけられた木橋を渡る。ここからは横岳が見える


長めの木道が続く

沢沿いにトリカブトが咲いている

このあたりにはシロバナノヘビイチゴ(だと思う)が咲いている


右手に土砂崩れをしたところが見える。ここから10分ほど歩くと赤岳鉱泉に到着した

横岳~赤岳の稜線が見えている

テン場にはたくさんのテントがみられる。ここでちょっと休憩する。ヘルメットを持ってこなかったので赤岳鉱泉でレンタルした

小屋の前に硫黄岳との道標があり10時35分に硫黄岳を目指して登っていく

針葉樹の中の道を登っていく

一度沢にかかる木道を渡る

山腹につけられた道を登るが景色は見えず暑く忍耐の登りが続く


1時間ほど登ると左側に草付きがありバイケイソウが咲いている

11時38分にハイマツがでてきた。ここで森林限界を超えた

前方には硫黄岳へと続く尾根が見えている。右奥には横岳あたりが見えている

登るにつれ硫黄岳の岩稜帯、赤岳や阿弥陀岳などがみえてきた




11時45分に道標があるところへでてきた。ここが赤岩の頭2656mだ

左へ行くと峰の松目・右へ行くと硫黄岳山頂とある



赤岳と阿弥陀岳


北側には5年前のGWに登った硫黄岳が見えている。その向こうには蓼科山が見える

見下ろすとオーレン小屋が見えている

このあたりはミヤマダイコンソウが多い



前方に岩峰がある。その先あたりが硫黄岳山頂なんだろうがなかなか着かない

12時25分に岩峰を越えるとだだっ広い硫黄岳山頂部へとでてきた


爆裂火口を作る絶壁


硫黄岳二七六〇との看板と硫黄岳周辺案内図がある

12時43分に硫黄岳山荘へと向かう



硫黄岳山荘への稜線には点々と右側の崖にそってケルンが並んでいる。赤岳ははるか遠い

赤岳アップ

横岳~赤岳




鞍部のあたりまで下りてくるとロープが張ってありその向こうにコマクサの大群落がみられる


振り返るとまわるいなだらかな硫黄岳山頂が見えている


13時08分に硫黄岳山荘に着いた

ミネズオウの葉の中にコバノコゴメグサが咲いている。伯耆大山でよく見るキュウシュウコゴメグサそっくりなので区別がつかない

イブキトラノオと似ているけどちょっと違うムカゴトラノオがちらほらみれる

ミヤマダイコンソウ

タカネサギソウ

濃いい紫色でお花畑の中で目立つホソバシュロソウが点在している

小屋で宿泊の申し込みをした。満室ではないけれども結構たくさん泊まられるとのこと。まだ空いているようなのでシャワーを浴びる。山でシャワーを浴びることができるなんで天国みたい

外へでると低い雲が下りてきて硫黄岳を隠してしまった



夕食は一回目の17時。とても豪華な夕食でおどろいた。おなか一杯食べて缶ビールを注文。小屋の温度計は12.5度を指している。日の入りは見れるかなあと奇跡的に取れないかなあと思ったけど濃いい雲の中のままだった。19時には就寝した

翌朝までぐっすり眠れた。4時すぎに起床して外へ出る。さすが寒いので長袖で稜線へ。雲の合間から朝日が出てきた



朝食を食べてそとでタッキーさんにコーヒーを頂く。とてもおいしい


赤岩の頭と乗鞍岳

6時10分に横岳を目指して出発する。とても快適な気持ちの良い小屋であった。また泊まりたい

槍穂高連峰


シコタンソウが咲いている

御嶽山

コマクサの大群落

富士山

振り返ると硫黄岳が見えている

横岳

再び槍穂高連峰

キバナシャクナゲ

チシマギキョウ

ゴゼンタチバナ

咲き遅れのコケモモが咲いている

6時55分に鎖場へ。はしごをのぼったり鎖をつかったりと楽しい


岩がしっかりしているので高度感はあるもののとても歩きやすい

岩稜の右側へいったんでてから再び稜線へあがっていく




崖上りだけど岩がしっかりしていてつかむところがあちこちにあるので快適だ

岩稜の上を登ると7時07分に横岳山頂2829mに着いた。たくさんの人でにぎわっている

そこから少し進んだところで休憩した


チョウノスケソウの花が終わり綿毛になっている


ここからは少し幅のある稜線を歩く。ちょっと渋滞ぎみ


はしごを登るとふつうの?稜線歩きとなる。赤岳と阿弥陀岳が少しずつ大きくなってきた



7時32分三叉峰2825mに着いた。杣添尾根との分岐だ。ここもにぎわっている




簡単な岩場歩きが時々あるような稜線だ。はしごやくさりがついている

三叉峰から3分ほど歩くと少し大きな岩場がでてきた


ウルップソウの花が終わったのもかな?

ここにはまだハクサンイチゲが咲いている

イワベンケイ


7時42分大権現と刻まれた石がある。赤岳展望荘が見えてきた



御嶽山



イブキジャコウソウ





日ノ岳を東側から巻いてく

ウサギギク

前方に大きく赤岳へと続く稜線が見えてきた










8時20分に二十三夜峰と書かれた石碑がでてきた



8時26分にお地蔵さんがでてきた。地蔵尾根との分岐だ。道標がある。2年前の12月にここから赤岳を往復した。もう展望荘はすぐそこだ



8時半に赤岳展望荘に着いた



西側には行者小屋とその向こうに赤岳鉱泉が見える

いよいよ最後の登りだ。こんなに急だったかなあと思うような道だけどここも岩がしっかりしていて歩きやすい




ミヤマダイコンソウ




9時11分に赤岳頂上小屋に着いた



赤岳展望荘

チシマギキョウ

9時25分に山頂に着いた。にぎわっている

阿弥陀岳

下山は文三郎尾根を使う。文三と岩に書いてある

険しい岩場が続くがこちらも歩きやすい。ただ大きな団体さんが前にいるのでなかなか進まない






10時10分に岩場が終わり。団体さんは休憩するとのことで先を行く。ここからはガラガラ



10時15分に文三郎・美濃戸との道標がある分岐がでてきた

赤茶けた道を下っていく。少々長い階段を下りる

10時40分に森林帯へ入った。10時47分に阿弥陀岳への分岐が出てきた。ここは美濃戸とある方へ

ガレ沢沿いに歩くとテント場の横へと出てきた

10時55分に行者小屋に着いた。ここで休憩する。行者ラーメンを注文する。とってもおいしい

11時22分に南沢を下っていく

走って行けるような道ですねえといっているとヘリ場をすぎて右に大岩壁がでてきてその先は岩がゴロゴロとしたとても歩きにくい道となる

砂防ダムにつけられた階段を上がると12時50分に林道へでてきた

美濃戸山荘前だ。ここでちょっと休憩。とても疲れた

13時半に美濃戸口に着いた。暑ーい。天気に恵まれてとてもとても快適な南八ヶ岳歩きを楽しむことができた。タッキーさんにも喜んでもらえてよかった

ヤマオダマキ


シナノオトギリ

トリカブト

横岳~赤岳~阿弥陀岳

横岳

赤岳~阿弥陀岳

天狗岳とその右奥に蓼科山

硫黄岳から硫黄岳山荘へ

横岳

横岳と赤岳

コマクサ

硫黄岳


富士山

槍穂高連峰

チシマギキョウ

ゴゼンタチバナ

コマクサ






ハクサンイチゲ

イワベンケイ


御嶽山


イブキジャコウソウ




ウサギギク






赤岳山頂手前にて

ミヤマダイコンソウ

赤岳山頂


硫黄岳とその左奥に天狗岳

チシマギキョウ

阿弥陀岳

文三郎尾根



表紙に戻る