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平成29年(2017)  9月02日 車 単独・・・瀬戸の滝登山口より往復

十方山1328m 中国地方 広島県

天気:晴れのち曇り一時霧雨

登り 瀬戸の滝登山口(10:10)→五合目看板(11:36)→山頂(12:45)

下り  山頂(13:00)→瀬戸の滝への遊歩道(14:25)→瀬戸の滝登山口(14:43)

行き 山陽道(西条)→中国自動車道(吉和)→瀬戸の滝登山口

帰り 瀬戸の滝登山口→中国自動車道(吉和)→山陽道(西条)
北の方は天気が良くなさそうなのでまだ登ったことのない十方山1319mに登ることにした。ここなら前夜発でなくても登れるし。一番メジャーな瀬戸の滝コースにした。

8時40分に東広島を出発して西条インターから山陽道~中国自動車道吉和インターへ。下りて右折しすぐ郵便局のところで右折して進んでいく。めがひらスキー場を過ぎてしばらくすると舗装路だけど狭い道になる。普通車ならかわせるだろうが初めての道でもあって心配。進んでいくと左手にきれいなトイレがあり地図付きの案内板もある。右手に駐車場があり20台ほどとめれそう。すでに3,4台とまっている。人気の山なんだなあと思う。

10時10分に登山を開始した。十方山登山道入口との道標のところから登っていく。登山口周辺は草で覆われているけれども多くの人があるいているからか登山道は覆われておらず。ピンクのゲンノショウコが咲いている。

登山口から10分で瀬戸の滝との分岐がでてきた。十方山方向へ。尾根を登っていく。自然林帯が続く。予想に反して道はとてもよくて遊歩道みたいといえばいいすぎか。ホウチャクソウに実がついている。天気が良いので緑が輝いてとてもきれい。尾根の左側を登っていく。笹百合が実をつけている。ミズヒキ・キンミズヒキもちらほらみられる。地面の笹がだんだん濃くなってきた。ヤマジノホトトギスが咲いている。このあと山頂までたくさんの群落があった。3mほどの滝がある(命の泉の滝)。小さな滝なので高巻きはない。ロープがはってある。ただ上の方はすれてほそくなっていたりして注意が必要。ここにはシシウドが咲いている。ここ以外ではあまりみなかった。滝の上で左へ(右岸へ)渡る。小さな白い花が一つの花になったようなのがある。あとで調べたらノブキというキク科の植物だった。時々山で見る。緑のイガイガのようなのはいくら調べてもわからない(キクバヤボクチだと思う)。

右手の沢がだんだん浅くなってきた。左岸に岸壁が見えている。左手にロープが張ってある。一枚岩の上でスリップしそうなところ。その先にはほぼ終わったツチアケビがみられる。11時17分934mピークを巻き終えたところで尾根上へ。右奥に十方山らしき山が見えている。まだまだ高く遠い。ミヤジマママコナの群落がある。明るい尾根道を登っていく。斜度は緩くきつくない。三の倉に近づくと前方になだらかで大きく高い山容が見えてきた。11時半。まだ時間に余裕はあるけれどもつけるかなあとちょっと心配になったりして。このあたり先日の烏ケ山でも見たホツツジが咲いている。5合目看板がでてきた。大峯山でもあった大和製罐のだ。イワカガミの葉がたくさんみられる。春にはたくさん咲くのだろう。三の倉から下ってしばらく水平道になった。その後急斜面になった。15cmほどの大きなかさをもったキノコがふたつある。エンゴサク・ツクバネソウ(花は終わり)などがみられる。

登山道わきの笹がだいぶん背が高くなってきた。山頂近くの平原帯が近づいてきたのか地形がなだらかになってきた。12時半に草原帯へでてきた。比婆の毛無山に似た雰囲気がある。どちらかというと晩秋の段が峰の方が似ている。慰霊碑を過ぎてさらに進むと12時45分に山頂に着いた。3組の夫婦が休んでおられる。いつの間にか曇って北の方はしぐれている様子。南には瀬戸内海、その向こうにはかすかに四国の山並みが見える。吉和冠山・大峯山・東郷山・鷹巣山とカンノキ山・白木山などがよくわかる。

山頂には案内板があり内黒峠3時間20分・獅子ケ谷登山口60分・瀬戸の滝2時間とある。昼食をとっていると獅子ケ谷登山口方面から二人連れが登ってきた。温度計は20度を指しているけれども一昨日同様風が強く少し寒い。まったりしたいけれども霧雨も降ってきたので13時に登ってきた道を引き返す。アキノキリンソウ・カワラナデシコ・ツリガネニンジンなどが咲いている。下山は道がいいので早いけれども三の倉ピークへの登り返しが長く歩いてきた足には少々きつい。ピークから尾根上を下っていくと13時55分には右下に緑色のダム湖面が見えた。

14時13分に瀬戸の滝との分岐がでてきたのでそちらへいってみるがものすごく急。登山道よりも歩かれてないのだろう笹が少し覆っているのでマムシがいないか注意しながら歩く。これまでにマムシは3匹見かけた。14時25分に瀬戸の滝への道に合流し少し道を滝方面へ進む。途中、滝ノ下へ出る道があるけれども立ち寄る余裕はなし。木々が茂っていて見えにくいけれども大きく立派な滝だ。ただ虫が多くて落ち着いて見れないのでそうそうに下っていく。道は明瞭なものの狭い。

14時40分に十方山登山口と合流しぐんぐん下って行って14時43分に登山口へと戻ってきた。男性二人が天幕されるのか大きなリュックで登る準備をされている。聞くと泊りだそうでうらやましい限り。このあと吉和インターから東広島へ帰った。今度はぜひ早朝に出発して山頂でのんびりしたい。

備考 登山口駐車場は20台前後可・めがひらスキー場を過ぎて谷に入ると舗装一車線(普通車なら対向車をかわせるのでは)

garminconnect

装備 

靴 シリオ P.F.421-GTX

ザック デイパック(カリマーplute22

その他 虫よけ・森林香・GPS(fenix5x+oregon400t)・ダブルストック(カリマー)



北の方は天気が良くなさそうなのでまだ登ったことのない十方山1319mに登ることにした。ここなら前夜発でなくても登れるし。一番メジャーな瀬戸の滝コースにした。左手にきれいなトイレがあり地図付きの案内板もある。右手に駐車場があり20台ほどとめれそう。すでに3,4台とまっている。人気の山なんだなあと思う

10時10分に登山を開始した。十方山登山道入口との道標のところから登っていく。登山口周辺は草で覆われているけれども多くの人があるいているからか登山道は覆われておらず

ピンクのゲンノショウコが咲いている

ミズヒキ


登山口から10分で瀬戸の滝との分岐がでてきた

十方山方向へ。尾根を登っていく

自然林帯が続く。予想に反して道はとてもよくて遊歩道みたいといえばいいすぎか

ホウチャクソウに実がついている

尾根の左側を登っていく

笹百合が実をつけている

地面の笹がだんだん濃くなってきた


ヤマジノホトトギスが咲いている。このあと山頂までたくさんの群落があった

3mほどの滝がある(命の泉の滝)。小さな滝なので高巻きはない

ツルリンドウ

キクバヤボクチ(だと思う)






右手の沢がだんだん浅くなってきた

ほぼ終わったツチアケビがみられる



明るい尾根道を登っていく

三の倉に近づくと前方になだらかで大きく高い山容が見えてきた


5合目看板がでてきた。大峯山でもあった大和製罐のだ



15cmほどの大きなかさをもったキノコがふたつある


エンゴサク・ツクバネソウ(花は終わり)などがみられる

アキチョウジ

登山道わきの笹がだいぶん背が高くなってきた

山頂近くの平原帯が近づいてきたのか地形がなだらかになってきた


マムシがいた


ツリガネニンジン



シロニガナ

12時半に草原帯へでてきた


比婆の毛無山に似た雰囲気がある。どちらかというと晩秋の段が峰の方が似ている

慰霊碑を過ぎてさらに進む



12時45分に山頂に着いた。3組の夫婦が休んでおられる。いつの間にか曇って北の方はしぐれている様子

吉和冠山

山頂には案内板があり内黒峠3時間20分・獅子ケ谷登山口60分・瀬戸の滝2時間とある

安蔵寺山

羅漢山


瀬戸内海

鷹ノ巣山と白木山



カワラナデシコ

霧雨も降ってきたので13時に登ってきた道を引き返す





14時13分に瀬戸の滝との分岐がでてきたのでそちらへいってみるがものすごく急

笹が少し覆っているのでマムシがいないか注意しながら歩く。これまでにマムシは3匹見かけた


14時25分に瀬戸の滝への道に合流し少し道を滝方面へ進むが虫が多くて退却し登山口へ向かう

14時40分に十方山登山口と合流しぐんぐん下って行って14時43分に登山口へと戻ってきた。男性二人が天幕されるのか大きなリュックで登る準備をされている。聞くと泊りだそうでうらやましい限り



ずーっと自然林&草原の中を歩く



安蔵寺山

向こうに吉和冠山

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