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平成29年(2017)  8月20日 車 単独(+犬(パピヨン))

寂地山1337m 中国地方 山口県

天気:晴れ時々曇り

登り 旧冠高原スキー場駐車場跡(10:13)→松ノ木峠登山口(10:19)→冠・寂地分岐(12:25)→吉和冠山(12:54)→冠・寂地分岐(13:41)→寂地山(14:28)

下り  寂地山(14:38)→冠・寂地分岐(15:16)→松ノ木峠登山口(16:39)→旧冠高原スキー場駐車場跡(16:43)

行き 山陽道→中国道(吉和)→国道186号→国道434号→旧冠高原スキー場駐車場跡

帰り 旧冠高原スキー場駐車場跡→国道434号→国道186号→中国道(吉和)→山陽道
東赤石の予定が天気予報がよろしくないので中止となった。ならば吉和冠山へまだ登ったことのない松ノ木峠から登ってみることにした。山口県側は天気は良さそう。8時半に出発して西条インターから山陽道にのって中国道吉和インターでおりた。そこから国道186号を西へ県境ちかくで右折して国道434号の松ノ木峠へ。県境手前の左側に広い駐車場があり西中国山地国定公園・自然を大切にという看板がある。車が一台泊まっているのみ。

10時10分にチーズ(パピヨン)を連れて出発した。国道434沿いに山口県側へ歩道を少し進むと県境がある。対面にカーブミラーがありそこに冠山登山道との道標がある。横断して10時15分に登山道へと入る。少し林道を歩いていくとやがて山道に。キンミズヒキがたくさん咲いている。ヌタ場らしきものがある。子供のころ七草薬師に登った時に観察していたらダニだらけになったことがある。チーズが入りそうになったので慌てて呼び戻した。

雑木林の中を進む。羽虫が多くうっとおしいので虫よけメッシュを被る。右手に鉄塔が見える。植林に変わると左に防火用水と書いてあるドラム缶がある。道は明瞭で歩きやすい。基本的にはゆるやかに登っていく感じだけれどお時々急な尾根道を登っていく。30分ほど歩いたところで激の登りになる。それを上り詰めるとなだらかになった。左は植林で右は自然林。急になったりゆるやかになったりを繰り返す。登山道にマムシがとぐろを巻いていたのでストックで外へほり投げた。マムシやスズメバチの時期なので注意しないと。チーズは先頭をいかさぬよう注意していたら後ろをついてくるようになった。いったん下ってゆき登り返していく。

11時25分にロープ場がでてきた。まあ普通に気を付けて登れば問題なさそう。ぐいぐいを高度をあげていく。枯れかけたヤマジノホトトギスが咲いている。びっしりとクマザサが地面を覆っている。道は明瞭でこういう天気なら全く問題はない。あいかわらず左が植林で右が自然林。右は鬱蒼とした自然林帯だ。フシグロセンノウの群落がある。見るのは久しぶり。このあとも何か所か群落があった。

急な尾根道を登っていく。元気なヤマジノホトトギスが咲いている。右手に大きななだらかな山が見えている。あれが吉和冠山だろう。斜度が落ちてとても快適な自然林帯の中の道を進む。フシグロセンノウがたくさん咲いているところがありそこは西側の視界が開けている。羅漢山がよく見えている。そこには腰を掛けるのによさそうな岩がある。ツルリンドウが咲いている。これも久しぶり。男性が登ってきた。湿度が高くて虫が多いですねえと話を交わす。

ヤブレガサのような葉っぱのニシノヤマタイミンガサが咲いている。ちょっと下ると12時25分に冠山と寂地山との分岐にでてきた。道標には30分とある。まだそんなにかかるのかあとちょっとショック。冠山の方向へと下っていくと小さな沢がでてきた。もうすぐ太田川源流か。12時35分に小川林道分岐にでてきた。そのすぐ先に太田川源流の碑の道標がでてきた。吉和冠山へ登り返してゆく。吉和冠山への最後の登りとはわかっているけど結構きつい。さきほど抜かしていった男性が下りてきた。山頂は大賑わいですよとのこと。

12時50分に三角点に着いた。そこから南へ進むと展望のよい岩場の上にでる。数人の女性パーティーが座っていて談笑されている。今日は霞がひどくて遠謀はきかない。食事をとってそうそうに引き返しまだ登ったことのない寂地山へと向かってみる(13時10分)。気温は低くて22度。13時40分に寂地山・吉和冠山分岐へ。原始の森という感じの深い深い森の中を進む。杉の巨木もみられる。分岐から5分ほどあるくとオオヤマレンゲの自生地へ。ロープが張ってあり説明板も設置してある。うっそうとした森の中を進む。赤テープが時々張ってある。このあたりは踏み跡がとても明瞭だ。後冠山を左へ巻いて進む。オトギリソウが咲いている。

クマザサが登山道に覆いかぶさって少し道がわかりにくい。14時20分ころになると登山道に岩場がでてきた。とうことはもうすぐかなあと勝手に解釈してしまう。14時27分に寂地山に着いた。ベンチがある。カタクリ自生地との道標がある。10分ほど休憩して引き返す。ツリフネソウが咲いている。そのほかにもツチアケビが。草で覆われたところを過ぎると15時17分に冠山分岐に戻ってきた。曲がらずそのまま松ノ木峠へと向かう。天気はそれほど悪くない。日が差している。もくもくと下ってゆき16時40分に駐車場へと戻ってきた。吉和冠山~寂地山が思っていたよりも幽玄な感じの原生林の森といった感じでまたぜひ行きたいなあと思われるようなところだった。ほんと山ぶかい感じのするところだった。

備考 中国自動車道吉和インターを降りて右へ。国道186号を西へ進み県境ちかくで右折して国道434号の松ノ木峠へ。県境手前の左側に広い駐車場があり西中国山地国定公園・自然を大切にという看板がある。汐谷登山口からの登山道の方が自然林が多く森林浴を楽しめると思う。マムシ一匹遭遇。冠・寂地分岐~寂地山あたりはガスがわくと迷いやすいかも。

garminconnect

装備 

靴 シリオ P.F.421-GTX

ザック mountaindax フォトシャルモ50(DM304)

その他 ダブルストック(モンベル)・虫よけ・森林香・GPS(oregon400t+fenix5x)



東赤石の予定が天気予報がよろしくないので中止となった。ならば吉和冠山へまだ登ったことのない松ノ木峠から登ってみることにした

て国道434号の松ノ木峠へ。県境手前の左側に広い駐車場があり西中国山地国定公園・自然を大切にという看板がある

車が一台泊まっているのみ


10時10分にチーズ(パピヨン)を連れて出発した


少し進むと県境がある

対面にカーブミラーがありそこに冠山登山道との道標がある

横断して10時15分に登山道へと入る

少し林道を歩いていくとやがて山道に

キンミズヒキがたくさん咲いている


ヌタ場らしきものがある。子供のころ七草薬師に登った時にヌタ場を観察していたらダニだらけになったことがある

雑木林の中を進む。羽虫が多くうっとおしいので虫よけメッシュを被る

植林に変わると左に防火用水と書いてあるドラム缶がある

道は明瞭で歩きやすい


下っていく



鞍部についた。この下を中国道がはしっているのだろう



登り返していく


11時25分にロープ場がでてきた。まあ普通に気を付けて登れば問題なさそう


ぐいぐいを高度をあげていく

枯れかけたヤマジノホトトギスが咲いている

クマザサが地面を覆っている

あいかわらず左が植林で右が自然林

右は鬱蒼とした自然林帯だ

フシグロセンノウ。見るのは久しぶり

急な尾根道を登っていく


元気なヤマジノホトトギスが咲いている

快適な自然林帯の中の道を進む

フシグロセンノウがたくさん咲いているところがありそこは西側の視界が開けている

展望所になっている(一服小岩)

一服小岩





ツルリンドウ



ニシノヤマタイミンガサ(?)



ちょっと下ると12時25分に冠山と寂地山との分岐にでてきた

道標には30分とある。まだそんなにかかるのかあとちょっとショック

冠山の方向へと下っていく



12時35分に小川林道分岐にでてきた(振り返ったところ)

そのすぐ先に太田川源流の碑の道標がでてきた

吉和冠山への最後の登りとはわかっているけど結構きつい。さきほど抜かしていった男性が下りてきた

山頂は大賑わいですよとのこと


12時50分に三角点に着いた。そこから南へ進むと展望のよい岩場の上にでる


今日は霞がひどくて遠謀はきかない

食事をとってそうそうに引き返しまだ登ったことのない寂地山へと向かってみる





寂地山・吉和冠山分岐へ

原始の森という感じの深い深い森の中を進む


杉の巨木もみられる

分岐から5分ほどあるくとオオヤマレンゲの自生地へ

ロープが張ってあり説明板も設置してある








うっそうとした森の中を進む


アキチョウジ







14時27分に寂地山に着いた。ベンチがある

展望はなし


10分ほど休憩して引き返す



ツリフネソウ

ツチアケビ


草に覆われている登山道



冠・寂地分岐

キクバヤマボクチ(葉が掌状に深裂しているとのこと)

一服小岩より

登山口まで戻ってきた

16時40分に駐車場へと戻ってきた












































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