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平成29年(2017)  5月18日 車 二人

福田頭1252.7m 中国地方 広島県

天気:晴れのち時々曇り

登り 福田頭登山口(11:00)→福田頭新登山口(11:40)→一の滝(11:53)→二の滝(11:58)→三の滝(12:04)→大波峠(13:30)→福田頭(14:06)

下り  福田頭(15:00)→展望所(15:12)→兎舞台頭(15:22)→昇龍滝(16:05)→福田頭下山口(16:10)

行き 国道375号→(三良坂インター~)尾道道→中国道(~庄原インター)→国道432号→県道58号→カサベルデ→福田頭登山口

帰り 福田頭登山口→(口和インター~)松江道→尾道道(~三良坂インター)→国道375号
家内と二人で福田頭へ登ることにした。ほーくん(11歳)は修学旅行中。8時40分頃に東広島を出発して国道375号を北上して尾道自動車道→中国自動車道にて庄原インターで下りて国道432号を北上し比和郵便局のところで県道58号へ入り福田頭登山口近くにあるカサベルデに10時半に到着した。ここは宿泊をすることができるしコテージもあるようだ。トイレを貸してもらった。ここには登山地図がある。かさべるでから戻て左折し進むと右側に福田頭集会所がありそこに福田頭登山口との道標と地図、駐車場がある。折り畳み自転車を置きに上の昇竜の滝のある下山口へと舗装林道を上っていくと約4キロで到着した。車が5台ほどとめることのできる駐車場や道標がある。ここに折り畳み自転車をデポして福田頭登山口へ車で向かう。途中、うさぎが道路を横切った。平日だから車は一台もとまっていない。

11時に出発し道標に従い東へと舗装路を進む。田んぼの中の道を進み民家の前にでると福田頭登山コースとの道標があり橋を渡る。獣避けガードがある。真っ青な青空に新緑がとてもきれい。左に大きな山姿の福田頭が見えている。畦にはキンポウゲの群落があちこちに見られる。再び獣避けガードがでてくるので開けて(再び閉めてロック)、道標があるので従い左へ。しばらく舗装路を進んでいく。ヤマブキソウ・キクザキイチゲ(終わりかけ)が咲いている。イカリソウもちらほらみられる。ツクバネソウ・ラショウモンカズラもみられる。舗装林道の界谷小峠線を登っていく。

11時45分にようやく福田頭登山案内図がでてきた。ここから舗装林道を離れて山の中へと入っていく。自然を大切にして散策しましょうと看板があるけどとなりで林道工事がされているのは複雑な感じ。小川にかかる丸木で作られた橋をわたって沢沿いに進んでいく。とても緑が濃い。チゴユリがあちこちに咲いている。ユキザサもちらほらみられる。沢にロープが張ってありあり丸木三本の橋を渡ると一の滝との道標がでてきた。1分でいけるみたいなので行ってみることにした。たしかにすぐだった。12時に一の滝へと出てきた。看板がある。予想していたより大きく水量もある。なかなかの迫力。ここからさらに登っていく。

緑がとても濃いくて強い日差しがあたりまぶしいくらいだ。植林帯に入って抜けると2の滝にでてきた。1の滝よりは小さい。12時半に3の滝へ。明るく輝く緑の中から末広がりに滝が流れている。ここをすぎると流れは小さくなり湿地帯へ。このあたりはネコノメソウが多い。ルイヨウボタンも咲いている。13時17分に水呑場にでてきた。コップがある。とても冷たい。このあたりにシャクヤクがちらほら咲いている。あまり山へ行ってないけど家内はとても早くて遅れ気味。この上にはみたことのないようなエンレイソウの群生がある。まあ花が小さいので迫力はあまりないけど。

13時半にようやく大波峠に到着した。向こう側を見ると思いもしなかった少し雪の残る伯耆大山1729mがドーンとでてきた。右手前にはなだらかな高原状の道後山1268mが見える。ここから肩までがきついとのこと。ブナ林の中の心地の良い稜線歩きが続く。新庄毛無山の縦走路と似ている感じ。ナナカマドもちらほら咲いているけど見たことのないような大木が多い。咲き始めのダイセンキスミレ・ヤマツツジも見られる。木に平らな白い花が咲いている。なんだろうというのでそういえば大佛寺山で見たはずと自分のヤマレコ記録を見てみるとヤブデマリだった。

山頂に14時06分に着いた。山頂は木々が伐採されていて見晴らしがいい。女性が二人いるよという。たしかに。とてもマイナーな(だから自然がたっぷり残されているのだけど)山の平日にと驚き。山頂からは左から大江髙山808m、三瓶山1126m、大万木山1218m、吉田毛無山とそれに続く尖った猿政山1268mに休暇村の赤い屋根が左の方に見える吾妻山1239m。吾妻山はここからだとなだらかな三角錐の形に見える。場所を移してみるとカンノキ山と鷹ノ巣山922m、その右に三角錐の白木山889.3mが見える。遅い昼食タイム。吹きあがる風がとても冷たく寒いくらい。たっぷり楽しみ15時に下山を開始した。

下山はそんなに時間はかからなかったはず。途中、昔よく行っていた池の段や烏帽子山が言える。とても近い。15時12分に展望所に着いた。ここからカサベルデの運動場がよく分かる。15時22分に兎舞台頭に着いた。岩が点在していてここだけ雰囲気が違う。ここからぐんぐんと尾根を下っていく。こちらは少し若いブナが多い。枝分かれした左に倒れた大きなブナをくぐっていく。開けたところがあり比婆山との案内板がある。確かに比婆山がよく見える。比婆山の山頂には杉の大木が数本あってそれがよく目立つ。15時47分に大きなブナがでてきた。上の方は一部朽ちている。これが樹齢300年のブナか?。

15時58分に尾根上を離れ左へと下っていく。赤テープが巻いていある。16時05分に昇竜の滝の下にでてきた。沢のところは少し荒れていて道がわかりにくいけどテープが巻いてある。沢沿いに下りてゆくと16時10分に下山口へと到着した。下りはもっときついのかと思っていたと家内は言うけど激下りだけどそれほどあれてもなくあっけなく下りてきた。自転車をひっぱりだしたけどなんてことかカギをかけてカギを車の中に置いてくるというオオボケをしてしまい走って車まで戻る羽目に。なんのために自転車をもってきたのやら。子育て中の親鳥に威嚇されたりしながら車まで戻り下山口へ。45分かかってしまった。+4kmはきつかった。

地図 出典 国土地理院

備考 道路情報の誤りを訂正しました(県道255→県道58に訂正)

garminconnect

装備 

靴 

ザック 

その他 ダブルストック(モンベル)・GPS(oregon400t)



折り畳み自転車を下山口へ置いて11時に出発



道標に従い東へと舗装路を進む。


んぼの中の道を進み民家の前にでると福田頭登山コースとの道標があり橋を渡る。


畦にはキンポウゲの群落があちこちに見られる。

獣避けガードがある。

道標があるので従い左へ。しばらく舗装路を進んでいく。


ヤマブキソウ

キクザキイチゲ(終わりかけ)



イカリソウもちらほら

11時45分にようやく福田頭登山案内図がでてきた


ここから舗装林道を離れて山の中へと入っていく。



自然を大切にして散策しましょうと看板があるけどとなりで林道工事がされているのは複雑な感じ。

小川にかかる丸木で作られた橋をわたって沢沿いに進んでいく。


チゴユリがあちこちに咲いている。

ユキザサもちらほらみられる。

ツクバネソウ

沢にロープが張ってありあり丸木三本の橋を渡ると一の滝との道標がでてきた。


12時に一の滝へと出てきた。

緑がとても濃いくて強い日差しがあたりまぶしいくらいだ。





植林帯に入って抜けると2の滝にでてきた。


12時半に3の滝へ。

ここをすぎると流れは小さくなり湿地帯へ。


このあたりはネコノメソウが多い。ルイヨウボタンも咲いている。





シャクヤク





13時17分に水呑場にでてきた。コップがある。とても冷たい。

エンレイソウの群生


13時半にようやく大波峠に到着した

向こう側を見ると思いもしなかった少し雪の残る伯耆大山1729mがドーンとでてきた。

ここから肩までがきついとのこと。ブナ林の中の心地の良い稜線歩きが続く。


咲き始めのダイセンキスミレ


ヤマツツジ


伯耆大山




ヤブデマリ


山頂に14時06分に着いた。山頂は木々が伐採されていて見晴らしがいい。

猿政山

大万木山とその左に三瓶山

山頂より伯耆大山




大江高山

吾妻山


比婆山系(池の段あたりか)



15時に下山を開始した。

15時22分に兎舞台頭に着いた。岩が点在していてここだけ雰囲気が違う。

ここからぐんぐんと尾根を下っていく。こちらは少し若いブナが多い。


枝分かれした左に倒れた大きなブナをくぐっていく。



16時05分に昇竜の滝の下にでてきた。


沢沿いに下りてゆくと16時10分に下山口へと到着した。















エンレイソウの群落


大波峠


ダイセンキスミレ



ヤブデマリ


猿政山

伯耆大山



大江高山




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