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平成29年(2017)  8月06日 車 単独

伯耆大山 1729m 中国地方 鳥取県・・・夏山登山道往復・早朝ハイク・雲海

天気:晴れ

登り 南光河原駐車場(6:02)→阿弥陀堂前→三合目→六合目避難小屋(6:50)→弥山山頂(石碑)・伯耆大山山頂小屋(8:02)

下り  弥山山頂・伯耆大山山頂小屋(8:19)→六合目避難小屋(9:15)→三合目→阿弥陀堂前→南光河原駐車場(10:31)

行き 国道375号→尾道道(三良坂~)→中国道(~庄原)→国道183号→国道180号→県道46号→国道180号→升水高原→南光河原駐車場

帰り 南光河原駐車場→升水高原→中国道(溝口インター~)→山陰道道→尾道道(三良坂)→国道375号
平瀬道から加賀白山を予定していたけど台風から遠いあちらのほうが天気が悪そう。八ヶ岳へ変更も考えたけど予報が良くない。意外と近い大山の方が天気がよさそうなので登ることに。コースは現地へ行ってから決める。ただ台風が近づいているなら風が強く稜線へ吹き上げて面白い雲海がみられるかも。そうなると夏山道がよさそう。

前日20時半に東広島を出発して国道375号を北上し三良坂インターから高速にのって庄原インターでおりて道後山のふもとを通って南光河原駐車場へは23時頃についた。食料は鬼守橋近くの国道181号ぞいのファミマで購入した。風が強い。途中雲がかかっている山並みが満月のあかりで見えていたので心配していたけど大山はよく見えていて天気は快晴だ。車は数台とまっていてまだまだ余裕がある。

フェーン現象のせいか蒸し暑くて寝苦しくて少し窓を開けたら蚊が一匹だけはいってきて余計寝れなかった。4時半に起床して準備を行い5時10分に出発した。車がだいぶん増えているけど奥の方はまだ空いている。まあ下山キャンプ場の駐車場・だスキー場の駐車場もあるからここが満車になってもとめるところはありそう。


風が強いので三の沢はあおられそうだし雷雨になったら逃げられないかもしれない。ユートピアもあおられそうだし狭いので土日は混雑しそう。面白い雲海がみれるかもとの期待をもって夏山道を登る。今回は軽量ザックで最低限の装備。飲料水は2リットル。

薄暗いけどもヘッデンはいらない。まだ登る人は少ない。荷物が軽くて少し走っていることもあっていつもよりはペースは早い。階段が続くけども北アルプスにあるような階段だからそれほど苦痛はない。5時50分頃になると頭上の木々に日が差し込んできた。三鈷峰の方から朝日が差し込んでシルエットになっている。山頂の小屋で泊まった登山者が下りてくる(夜間登山だったのかも)。

最初の方でペースを上げすぎてバテ気味。6時20分に六合目避難小屋に着いた。男性が一人休んでおられる。奥のベンチに座って大山北壁を鑑賞する。冬と違って緑に囲まれた北壁もいい感じ。三鈷峰のあたりに少し雲がかかっている。

さらに登っていく。すぐにナンゴククガイソウのちいさな群落がでてきた。7月20日はまだ紫がうすかったけど紫がとても濃いくなっている。六合目避難小屋を過ぎると斜度がきつくなるけど展望がよいので気持ちいい。日差しが照りこむけど風があるので助かる。 ホソバノヤマハハコ・アジサイといろんな花が楽しめる。

6時45分に草鳴社ケルンのところまで登ってきた。冬場はエビのしっぽがついている。そこから5分ほど登ると右手に影富士ならぬ影大山がくっきりみえる。大山のトイレ事情看板をすぎると左側が崩壊したところが見えてきた。その先からいったん木道になる。シモツケソウが満開だ。ユートピアの比べるとずっと規模は小さいけど。14.5年前に見た伊吹山のシモツケソウ大群落はすごかった。

山頂部となり斜度がゆるくなると南の方がみえるようになり雲海が見える。ナンゴククガイソウの群落がちらほらみられる。7時10分に山頂の避難小屋に着いた。休まず山頂の石碑のところへ(7時13分)。朝早いので5,6人しかいない。剣が峰が朝日に照らされた沸き立つ雲海にそびえている。烏ケ山の山頂が時々流れる雲海から顔を出している。小屋へ入ってトイレを借りて入り口についている温度計を見ると20度を指している少々寒い。こんな景色は中国地方では大山でないとみれないだろう。アルプスの景色。流れる雲海を見ていると時間がたつのを忘れてしまう。突然目の前の稜線から筋のようなガスが沸き上がってきたかと思うと5分もしないうちに消えていった。

8時10分に下山を開始する。下りは山頂の周回路を通ってみる。こちらは花が多くて人が少ないのでじっくり鑑賞できる。ホソバシュロソウの群落・シコクフウロの群落(写真では迫力がないけど)・ダイモンジソウ・ダイセンオトギリなどもみられる。石室を経て登り返して夏山道を下っていく。6合目避難小屋が近づくと登る人を待つことが多くなってきた。六合目避難小屋では子供の大きな団体さんがやすんでおられ大賑わい。さらに下っていく。元谷分岐で元谷へ。こちらはとても人が少ない。ただかなり遠回りにはなるけど。道端にはソバナが咲いている。急なくだりをへて10時10分に元谷へ。大山北壁がよく見える。

10時35分に大神山神社奥宮に着いた。10時50分に南光河原駐車場へ戻ってきた。登りよりも下山がしんどかった。予想が的中して雲海を見れて天然クーラー(少々効きすぎ?)で快適な山頂を楽しめた。庄原~三良坂間だけ高速を利用して東広島には14時に着いた。こちらは36度・・。去年家族で夏山道を無積雪期に登ったけど単独は初めてだった。平日なら日の出登山で山頂でまったりするものよさそう。花も多いしいろいろと楽しめる。

地図 出典 国土地理院

備考 参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり。モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり。鬼守橋周囲(溝口)の国道181号沿いにコンビニが数件あり

garminconnect

装備 

靴 コールマン登山靴

ザック RAIZ PACK 20

その他 ダブルストック



フェーン現象のせいか蒸し暑くて寝苦しくて少し窓を開けたら蚊が一匹だけはいってきて余計寝れなかった。4時半に起床して準備を行い5時10分に出発

風が強いので三の沢はあおられそうだし雷雨になったら逃げられないかもしれない。ユートピアもあおられそうだし狭いので土日は混雑しそう。面白い雲海がみれるかもとの期待をもって夏山道を登る

薄暗いけどもヘッデンはいらない。まだ登る人は少ない

階段が続くけども北アルプスにあるような階段だからそれほど苦痛はない

5時50分頃になると頭上の木々に日が差し込んできた

孝霊山が見えている

5時53分に四合目


三鈷峰の方から朝日が差し込んでシルエットになっている

6時07分五合目に着いた

五合目のすぐ上が元谷分岐



剣ケ峰あたりが見える

三鈷峰とその左に甲ケ山

6時20分に六合目避難小屋に着いた。男性が一人休んでおられる。奥のベンチに座って大山北壁を鑑賞する


三鈷峰のあたりに少し雲がかかっている

ナンゴククガイソウのちいさな群落


冬と違って緑に囲まれた北壁もいい感じ

これから登っていく尾根




ホソバノヤマハハコ


剣ケ峰

エゾアジサイ

登ってきた尾根




6時45分に草鳴社ケルンのところまで登ってきた。冬場はエビのしっぽがついている




草鳴社ケルンから5分ほど登ると右手に影富士ならぬ影大山がくっきりみえる

お花畑









左側が崩壊したところが見えてきた

弓ケ浜あたり

その先からいったん木道になる




山頂部となり斜度がゆるくなる


南の方がみえるようになり雲海が見える




ククガイソウの群落がちらほらみられる






7時10分に山頂の避難小屋に着いた

休まず山頂の石碑のところへ(7時13分)

朝早いので5,6人しかいない

剣が峰が朝日に照らされた沸き立つ雲海にそびえている

烏ケ山の山頂が時々流れる雲海から顔を出している





こんな景色は中国地方では大山でないとみれないだろう。アルプスの景色





小屋へ入ってトイレを借りて入り口についている温度計を見ると20度を指している少々寒い


突然目の前の稜線から筋のようなガスが沸き上がってきたかと思うと5分もしないうちに消えていった

8時10分に下山を開始する

ギボウシ

シコクフウロ

キュウシュウコゴメグサ


孝霊山


ナンゴククガイソウ


シコクフウロ




ホソバシュロソウ


シモツケソウ


ダイセンオトギリ

シコクフウロ



ダイモンジソウ





石室を経て登り返して夏山道を下っていく









石室



















草鳴社ケルンまで下りてきた

6合目避難小屋が近づくと登る人を待つことが多くなってきた。六合目避難小屋では子供の大きな団体さんがやすんでおられ大賑わい

元谷分岐で元谷へ

こちらはとても人が少ない

道端にはソバナが咲いている








急なくだりをへて10時10分に元谷へ。大山北壁がよく見える



行者登山口0.8km道標




10時35分に大神山神社奥宮に着いた

長い~参道を下りていく


10時50分に南光河原駐車場へ戻ってきた

予想が的中して雲海を見れて天然クーラー(少々効きすぎ?)で快適な山頂を楽しめた


ナンゴククガイソウ





草鳴社ケルン


三鈷峰~ユートピア


剣ケ峰

弓ヶ浜





山頂の避難小屋










ギボウシ

シコクフウロ

キュウシュウコゴメグサ


ナンゴククガイソウ




ホソバシュロソウ


ダイセンオトギリ

シモツケソウ

ダイモンジソウ

シコクフウロ









エゾアジサイ






三鈷峰とその左に甲ケ山


ソバナ


大山北壁

三鈷峰




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