表紙に戻る

平成29年(2017)  6月15日 車 単独

伯耆大山1729m 中国地方 鳥取県・・・三ノ沢~剣が峰

天気:晴れ

登り 文殊堂→大堰堤→稜線分岐→三ノ峰→天狗ケ峰→剣が峰

下り  剣が峰→天狗ケ峰→三ノ峰→稜線分岐→大堰堤→文殊堂

行き 国道375号→→尾道自動車道(三良坂~)→中国自動車道(~庄原)→鍵掛峠(国道183号)→矢倉峠→南光河原駐車場(泊)→升水高原→文殊堂

帰り 文殊堂→升水高原→矢倉峠→ 鍵掛峠(国道183号)→中国自動車道(庄原)→尾道自動車道(三良坂)→国道375号
 平日休みなので三ノ沢へ今期初めて行ってみることにした。あそこは岩でガラガラのトレースなので人の少ない平日や早朝がよさそう。東広島を21時に出発して国道375号を北上し三次から庄原まで中国道にのり道後山のふもとを通って下山駐車場に午前0時についた。平日にもかかわらず登山者のものらしき車が数台とまっている。さすが人気の山。

 夜はあまり寝れず・・6時すぎに起きてとりあえず桝水高原駐車場へ移動した。こちらは車はおらず。天気は快晴。食事をとって文殊堂のある三ノ沢入口まで移動して車をとめた。すでに車が一台とまっている。6時半に出発して沢の左側のゲート脇から林道へ入る。11月30日まで砂防ダムの工事を行うとのこと。

 沢の左右についた踏み跡を登ってゆく。15分ほど歩くと大木が枯れ沢の真ん中で倒れている。大雨が降った時にどこからか流されたのだろう。ここもクルマムグラの群落がある。沢入口あたりのは元気がなかったけれども登るにつれ元気なダイセンクワガタが多くなってきた。タニウツギがピンクの花を咲かせている。ダイセンハタザオがそんなに多くはないけれど咲いている。ヘリコプターが飛んできた。見回りに来ているのかな?

 7時半に左側からロープを使って大堰堤上へ。ここは油断して枝にザックをひっかけたりして転ぶと命がない。ケルンが二つできている。ここからみる大山は優しい姿の山が多い中国地方の山とは思えない。まだ咲いているかもと思ったサンカヨウは一輪だけ咲いている。ただすでに実ができはじめていた。稜線に男性があるいているのがみえる。下に止めてあった車の持ち主?。

 ここからガレた沢を踏み跡を頼りに登っていく。毎年来るたびに沢の様子が変化している。8時10分に左の雪渓近くまで登ってきた。今年は残雪が多い。右の草付へと踏み跡が続く。草の中にマイヅルソウがちらほらみられる。イワカガミも咲いている。吉和冠山ではイワカガミはすでに終わっていた。オダマキの葉があちこちにあるけどまだ時期が早い。

 8時20分頃から急な草付きとなる。とてもきついけどイワカガミやコメバツガザクラなどが咲き乱れてお花畑になっている。左が崩壊したところを登っていく。このあたりは登りはともかく下りがとてもいやなところ。下りが苦手な自分は難儀する。9時前になると槍が峰がだいぶん近づいてきた。イワカガミ・コメバツガザクラと岩場のコラボがいい感じ。下から男性が登ってきている。

 9時にキリン峠方面と三ノ峰方面との分岐にでてきた。ここは左へ。下から風が吹きあがってきてとても涼しい。このあたりは岩と花の別世界。ただ去年に比べると崩壊してきているのかあやういところがふえている。毎年むずかしくなってきている。槍が峰を左から巻いたところで道が分かれている。尾根上のを進むが大山縦走路のような感じで狭い。

 9時20分に三ノ峰に着いた。霞がひどいので遠望は利かない。とても寒くて上着をきていていても寒い。烏ヶ山や蒜山、新庄毛無山などが見えている。しばらくすると男性が登ってきた。槍が峰のあたりで道を間違えてロッククライミングをしていたとのこと。剣ヶ峰までいけるところまで行ってみるとのことなので自分もザックを置いて行ってみる。ユートピアから男性が剣ヶ峰へと向かっているのがみえる。

 天狗ケ峰までの赤茶けた三角のピークは大したことはないけれど天狗ヶ峰手前がとてもいやらしい。特に下山ではいやなところ。稜線ではオダマキが数輪さいている。9時55分に天狗ヶ峰についた。ユートピアから以前登ったけどもう登りたくない。三ノ峰からの方がまだいい。とても狭いところを通過して進むとヤマシャクヤクが咲いているというか卵のように閉じている。右手に雪渓がでてきてその周りにフキノトウがたくさんある。

 10時10分に剣ヶ峰へ。ユートピアからの男性とさっきの男性がおられる。ユートピアからの男性はしょっちゅう大山に来ているとのこと。霞が沈んで青空が上に広がっている。遠望は利かない。しばらく景色を楽しみ談笑して10時半に現在を開始して引き返す。天狗ケ峰からがとても気を遣う。岩やガレが苦手な自分には嫌なところ。11時に三ノ峰へ戻り槍が峰方面へ。槍が峰あたりは帰りの方が嫌な感じ。急なガレ場はスリップするとだいぶん痛い目にあいそう。

 ただこのあたりは花がとても多くて見ているといつまでも滞在してしまいそう。分岐の下から登ってきているので分岐からキリン方面へちょっと寄り道。先の方に男性が休んでいる。11時半に分岐へ戻り三ノ沢目指して下りていくがとても急なので気を遣うし膝が笑しなかなか進まず。それでもなんとか12時半には大堰堤上へ。13時25分に文殊堂前に着いた。下山には参ったけど三ノ沢は去年同様とてもすばらしい別世界。庄原~三次だけ高速を使って3時間で自宅に着いた。

地図 出典 国土地理院

備考 登山道ではありません。年々レベルがあがっているような。槍が峰を巻く当たりや三ノ峰手前、天狗が峰手前が特に危険だと思います。

garminconnect

装備 

靴 P.F.421-GTX

ザック バーサライトパック40

その他 ダブルストック(モンベル)・GPS(oregon400t)



6時すぎに起きてとりあえず桝水高原駐車場へ移動した。こちらは車はおらず。天気は快晴。食事をとって文殊堂のある三ノ沢入口まで移動して車をとめた

時半に出発して沢の左側のゲート脇から林道へ入る

砂防ダム用の林道と踏み跡を登ってゆく



クルマムグラの群落

も登るにつれ元気なダイセンクワガタが多くなってきた

弥山~剣ヶ峰の稜線が見えている



再びクルマムグラ


タニウツギがピンクの花を咲かせている


後を振り返ると新庄毛無山が見えている



7時半に左側からロープを使って大堰堤上へ


ここからみる大山は優しい姿の山が多い中国地方の山とは思えない





ここからガレた沢を踏み跡を頼りに登っていく。毎年来るたびに沢の様子が変化している



8時10分に左の雪渓近くまで登ってきた。今年は残雪が多い。右の草付へと踏み跡が続く

草の中にマイヅルソウがちらほらみられる

イワカガミも咲いている









8時20分頃から急な草付きとなる。とてもきついけどイワカガミやコメバツガザクラなどが咲き乱れてお花畑になっている












左が崩壊したところを登っていく。このあたりは登りはともかく下りがとてもいやなところ

イワカガミ・コメバツガザクラと岩場のコラボがいい感じ



9時にキリン峠方面と三ノ峰方面との分岐にでてきた。ここは左へ。下から風が吹きあがってきてとても涼しい

ダイセンハタザオ


槍ケ峰







烏ケ山



三ノ峰





扇ノ山と氷ノ山が見えている

9時20分に三ノ峰に着いた。剣ヶ峰までいけるところまで行ってみるとのことなので自分もザックを置いて行ってみる

天狗ケ峰と剣ケ峰


タケノコ岩

天狗ケ峰

天狗ケ峰~剣ケ峰

天狗ケ峰までの赤茶けた三角のピークは大したことはない(振り返ったところ)


オダマキ

9時55分に天狗ヶ峰についた。ユートピアから以前登ったけどもう登りたくない

登ってきた尾根

剣ヶ峰への稜線






右手に雪渓がでてきてその周りにフキノトウがたくさんある



ヤマシャクヤクが咲いているというか卵のように閉じている






10時10分に剣ヶ峰へ

弥山

剣ケ峰山頂の慰霊碑

登ってきた稜線


10時半に下山を開始して引き返す。天狗ケ峰からがとても気を遣う


三鈷峰







すぐ先が天狗ケ峰

剣ヶ峰を振り返る

天狗ケ峰から三ノ峰

岩やガレが苦手な自分には嫌なところ(振り返ったところ)



この先が三ノ峰

弥山

弥山と剣ヶ峰

再びタケノコ岩

ユートピアへの尾根




11時に三ノ峰へ戻り槍が峰方面へ












槍が峰あたりは帰りの方が嫌な感じ。急なガレ場はスリップするとだいぶん痛い目にあいそう

ただこのあたりは花がとても多くて見ているといつまでも滞在してしまいそう






















11時半に分岐へ戻り三ノ沢目指して下りていく

とても急なので気を遣うし膝が笑しなかなか進まず








12時半には大堰堤上へ




鬱蒼としたブナの森



13時25分に文殊堂前に着いた

下山には参ったけど三ノ沢は去年同様とてもすばらしい別世界

庄原~三次だけ高速を使って3時間で自宅に着いた

剣ヶ峰~槍ケ峰

クルマムグラ

ダイセンオトギリ


タニウツギ



新庄毛無山





マイズルソウ
























烏ケ山






遠くに氷ノ山



タケノコ岩

天狗ケ峰

三ノ峰から天狗ケ峰へ向かう途中、振り返ったところ



剣ヶ峰







剣が峰手前より天狗ケ峰・三ノ峰などを振り返る

弥山








天狗ケ峰と三ノ峰


天狗ケ峰から三ノ峰





タケノコ岩

ユートピア方面















槍ケ峰周辺




















表紙に戻る