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平成29年(2017)  5月03日 車 単独・・・ニリンソウの大群落

大佛寺山807m 北陸地方 福井県

天気:晴れ

登り・下り 登山口(7:50)→大佛寺山(10:07)→仙尾山手前(10:50)→大佛寺山(11:30)→登山口(12:40)

行き 山陽道→名神道→北陸道(南条SAで車中泊/~福井北インター)→中部縦貫自動車道(~永平寺参道インター)→国道364号→/→永平寺ダム

帰り 国道364号→国道416号(~永平寺温泉 禅の里~)→中部縦貫自動車道(上志比インター~)→北陸道(福井北インター~糸魚川インター)→国道418号→/→爺ケ岳登山口
GWに福井県永平寺近郊にあるニリンソウの山である大佛寺山808mと後立山の爺ヶ岳に登ることにした。5月2日仕事が終わって福山西インターから高速道路にて北陸道の南条SAで車中泊をした。翌朝、福井北インターでおりて中部縦貫自動車道(無料)経由で永平寺へ。まだ朝早いので永平寺前周辺がすいている。国道154号を永平寺前を過ぎて500mほどしたところで左に永平寺ダムへの道路がでてくるので左折して(ちょっとわかりにくかった)一本道を進むとダムについた(トイレあり)。ダム湖に沿って舗装路を進むと大佛寺山登山口の道標がでてきた。その手前に車7~8台とめることができる駐車場がある(新しそうな落石が落ちているのがちょっと心配・・)。マイナーな山で早朝だからか誰もおらず。

7時50分に登山口を出発して谷沿いの遊歩道を登っていく。お地蔵さんが3体並んでいる。大佛寺山山頂まで1.5kmとある。永平寺までは2.7km。歩くところは道元禅師祖跡コースの一部になる。登山口には案内地図もある。祝山から広域林道へのコースの一部が崩落しており通行禁止とある。

真っ黄色のヤマブキソウがあちこちに咲いていてさっそくニリンソウの群落がでてくる。山わさびの白い花も多く群落を作っている。続いてネコノメソウの群落も。虎斑の滝分岐手前にはサンカヨウもでてきた。虎斑の滝分岐には立派な道標がある。ここから200mとのことだけど今回はパス。ここから道が狭くなる。ニリンソウの群落があちこちにありニリンソウに囲まれて登っていくような感じ。

沢にはヒメレンゲがあるけどまだ時期が早いので咲いておらず。後から犬を連れた親子連れが登ってきた。地元の人っぽい。滝分岐をすぎるとニリンソウの群落だらけ。これだけの群落は金剛山のカトラ谷以外に見たことはない。ただあちらは植栽だし一か所だ。ミヤマキケマンとニリンソウのコラボもあり。

9時50分に大佛寺跡にでてきた。自然林に囲まれ岩が点在する平地になっている。
カタバミの花があるけど朝早いので閉じている。シロバナニシキゴロモも見られる。葉から直接白い花が咲いているよう見えるけどどうなんだろう。紫色のスミレ(ナガバノスミレサイシン?)も咲いている。キクザキイチゲは咲き終わりpっぽく元気がない。沢を離れて山頂への急登にかわるとニリンソウが見られなくなりイワウチワがでてきた。イワウチワは広島ではみられない。

10時7分山頂に着いた。大きなどっしりとした真っ白な白山2702mが見える。その右には別山2399mが白山に従えるような感じ見えている。少し景色を楽しんで
祝山方面へと稜線を進んでみる。ブナなどの自然林帯の稜線でとても気持ちがいい。時々左の視界が開けて浄法寺山1053m。残雪をまとった大日山1368mが見える。稜線はニリンソウは見られずイワウチワの群落、ショウジョウバカマ、ヤブデマリ、終わりかけのタムシバが見られる。10時半に血脈池分岐に出てきた。ヤマレコのkozakura2702さんの情報によるとスズメバチの巣があるようなのでよらず。さらに進むと前方の鞍部に舗装林道がでてきた。残雪が残っている。とても見晴らしがよくて独立峰の荒島岳1502m、山並みの向こうに銀杏峰 1441m&部子山1464mが見える。林道へ下りて残雪のところへ歩いてみる。フキノトウがたくさん見られる。地元の方が車でやってきて採集されている。

11時に引き返して稜線を進み大佛寺山山頂から下っていく。ニリンソウがみんな
精一杯開いている。ここでは少数派のカタバミが開いている。11時40分に登山口まで戻ってきた。予想してたよりもずっと多くの花々にあうことができてこれで満足して帰ってしまいそうになってしまった。永平寺温泉 禅の里で汗を流して北陸道にて糸魚川インターへ。ここから国道148号を南下して爺ヶ岳登山口のある
扇沢の柏原新道登山口へと向かった。

地図 出典 国土地理院

備考 アプローチは永平寺参道インターを下りて永平寺へ向かい永平寺ダムを目指す(ナビか地図で確認を)・花々を楽しみながらかなりゆっくり登っています。

garminconnect

装備 

靴 

ザック 

その他 ダブルストック(モンベル)・GPS(oregon400t)



国道154号を永平寺前を過ぎて500mほどで左に永平寺ダムへの道路がでてくる。

ダム湖に沿って舗装路を進むと大佛寺山登山口の道標がでてきた。その手前に車7~8台とめることができる駐車場がある

7時50分に登山口を出発して谷沿いの遊歩道を登っていく。


大佛寺山山頂まで1.5kmとある。永平寺までは2.7km。歩くところは道元禅師祖跡コースの一部になる。

登山口には案内地図もある。

真っ黄色のヤマブキソウがあちこちに咲いている。


早速にニリンソウがでてきた。

イカリソウも

エンレイソウも

白いイカリソウ

新緑

キクザキイチゲは咲き終わりpっぽく元気がない。



ネコノメソウの群落

サンカヨウもでてきた。いろんな花々が咲いている。



沢にはヒメレンゲがあるけどまだ時期が早いので咲いておらず。







キケマン



ニリンソウ大群落








水場

9時50分に大佛寺跡にでてきた。自然林に囲まれ岩が点在する平地になっている。



ニシキゴロモ

沢を離れて山頂への急登にかわるとニリンソウが見られなくなりイワウチワがでてきた。


イワウチワは広島ではみられない。


木の階段を登って

10時7分山頂に着いた。

大きなどっしりとした真っ白な白山2702mが見える。


イワウチワ

祝山方面へと稜線を進んでみる。ブナなどの自然林帯の稜線でとても気持ちがいい。




10時半に血脈池分岐に出てきた。情報によるとスズメバチの巣があるようなのでよらず。




独立峰の荒島岳1502m

山並みの向こうに銀杏峰 1441m&部子山1464mが見える。

前方の鞍部を走る舗装林道




フキノトウがたくさん見られる。


林道へ下りて残雪のところへ歩いてみる。


11時に引き返して稜線を進み



大佛寺山山頂から下っていく。




精一杯開いている。






11時40分に登山口まで戻ってきた。予想してたよりもずっと多くの花々にあうことができてこれで満足して帰ってしまいそうになってしまった。

大佛寺山から爺ヶ岳登山口の扇沢へと向かった。

途中、車より剣岳






















































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